環境への取り組み

INDEX
 
亜細亜学園は、ハード面とソフト面から環境問題対策に取り組んでいます。
教育事業として、アジア、世界、地球のためにできることは何だろう――?
「学びの中にエコがある。」をモットーに、学生・教職員が考え、行動を起こしています。

設備を利用した環境対策(ハード面)

省エネの工夫

自然光を積極的に利用

1号館・2号館・5号館・ASIA PLAZAでは、窓からの自然光を豊富に採り入れ、効率的な照明を行うことで、光環境を高め、電力消費を節約しています。他の棟でも、教室照明リニューアル時、省エネ型タイプ照明器具に変更(非常照明も含む)し、省エネに努めています。

人感センサーで照明管理

教室の照明は、人感センサーによる管理と、外光を考慮した照度調整。
トイレ、廊下の照明も、人感センサーによるon、offの管理をしているため、「電気のつけっ放し」がありません。

LEDライトを導入

1号館・5号館・ASIA PLAZA・太田耕造記念館・第2アジア会館・体育館フロアの全照明にLEDライトを導入しています。

ムダのない教室の空調管理

教室の空調は、授業終了時に運転が停止するよう管理されています。使われていない教室でのムダな空調使用を防いでいます。

ペアガラス使用で冷暖房を効率的に

冷暖房機器の改修時には、高効率化の機器に取り替えています。また、窓ガラスを2重構造のペアガラスにしたり、熱線反射フィルムを貼り、省エネに努めています。

自然との調和

雨水を効率的に再利用

1号館・2号館・5号館・ASIA PLAZAは、雨水を地下の貯水槽に集め、トイレの洗浄水や2号館屋上庭園の植栽への散水に利用しています。
その年の降雨量によりますが、年間約3.5トンぐらいの雨水の再利用がなされています。

 仙川を親水化し癒しのスペースに

2号館と学友会館の間を流れる仙川。以前はコンクリートの斜面に覆われていましたが、2006年春、改修され潤いある空間に変身しました。都市の中で動植物が住めるような空間がビオトープ(biotope)。流れる水は雨水のほか、境浄水場から洗砂水を導水しているとのことです。夏の暑い日にも、ザリガニやメダカ、カルガモが涼み、ホッとした気持ちにさせてくれる癒しのスペースです。

地球温暖化対策で屋上緑化

2号館の3、5階に屋上庭園を設け、地球温暖化を抑制しています。2号館を建築する際に伐採された木々が、テーブルやベンチとして甦り、学生たちに憩いのスペースを提供しています。庭園には花海棠(ハナカイドウ)、つつじなど四季折々の花があり、晴天時には、5階から新宿の副都心の眺望が楽しめます。

屋上に太陽光発電システム

7号館屋上に太陽光発電システムを設置しています。同システムでは、年間約40000kwhの発電量が予想され、7号館の照明等の電気設備に使用されます。7号館1階入口正面には、「現在の発電電力」、「本日の発電電力量」、「現在の日差しの強さ」、「現在の気温」を表示するモニターが設置されています。

自然換気システムの採用

1号館は階段室を利用した自然換気システム(重力換気)と研究室から廊下間に自然換気欄間を設置しています。
5号館では、気象条件に応じた自然換気を行う換気・制御システムを採用しています。
各教室の窓を開けると、気持ちのいい自然風が廊下から吹抜を介し、自動開閉するトップライトの換気窓まで通り抜ける仕組みになっています。少ない動力で自然の力(重力換気)を利用した、熱環境負荷の少ないエコなシステムです。

ライトシェルフで光・熱を調整

5号館では、南側教室の窓に「ライトシェルフ」と呼ばれる庇を設けています。直射日光の量を抑えることで、教室内の熱環境をコントロールしています。ただ光を遮るだけでなく、庇の上面を跳ね返るやさしい反射光で天井面を明るく照らす効果もあり、教室内の光環境・熱環境をバランスよくパッシブに調整した省エネ技術です。

人のチカラで行う環境対策(ソフト面)

自助協力でエコ活動

夏期の省エネ対策とクールビズ  

クールビズ
冷房の設定温度を28℃を目安に、ノーネクタイ・ノー上着運動<クールビズ>を推進しているほか、以下の項目を重点的に実施しています。
1.室温の設定
1.冷房中の室温は28℃を目安に温度調整に努めましょう。
2.冷房機器の不必要なつけっぱなしはやめましょう。
 
2.照明・器具の電源
1.使用していない教室・事務室・研究室などの照明は消しましょう。
2.長時間電源を入れた状態でOA機器を放置しないうによしましょう。
3.長時間使用しない電気製品のプラグをコンセントから抜きましょう。
 
3.冷房期間
気温の変動により、冷房期間の差異はありますが、冷房期間の目安は次のとおりといたします。
冷房期間:6月中旬~9月下旬
 
4.省エネ・省資源への取り組みの一環として、事務局のノーネクタイ・ノー上着運動を実施
 
*亜細亜学園は、気候変動キャンペーン「Fun to share」の取り組みに賛同登録しています。

冬季の省エネ対策とウォームビズ

ウォームビズ
教職員を対象にウォームビズを励行し、以下の項目を重点的に実施しています。
1.室温の設定
1.暖房中の室温は20℃を目安に過度にならないよう適切な調整に努めましょう。
2.事務室、研究室で快適に過ごせるよう適切な服装を心がけましょう。
 
2.照明・器具の電源
1.使用していない教室・事務室・研究室などの照明は消しましょう。
2.長時間電源を入れた状態でOA機器を放置しないようにしましょう。
3.暖房中のストーブなどの使用はしないようにしましょう。
4.その他、電気製品を使用しない時には、必ずコンセントからプラグを抜きましょう。
 
3.暖房期間
気温の変動により、暖房期間の差異はありますが、暖房期間の目安は次のとおりといたします。
暖房期間:11月中旬~3月下旬
 
*亜細亜学園は、気候変動キャンペーン「Fun to share」の取り組みに賛同登録しています。

環境に係るカリキュラム(授業科目の設置)

環境科学(全学共通科目)、環境経済学(経済・専門科目)、地球環境問題入門(国際関係・専門科目)、環境と開発(国際関係・専門科目)、体験で学ぶ地球環境論(多文化コミュニケーション・専門科目)を開設し、エコに関する教育・研究内容を還元しています。このほか、学生団体によるエコに関する研究発表や実地調査なども盛んです。

学生団体によるゴミ拾い活動

学生団体のメンバーが定期的に、交代で倫理美化運動を行っています。学内や通学路の美化に努めるとともに、ごみの分別にも積極的です。このほか、職員有志による多摩川地域のごみ拾い活動なども行っています。

各イベントでのエコ活動

学園祭「アジア祭」でのごみの分別運動やテント屋台の奨励、車来場の禁止など、学生主催のイベントでもエコを心がけた運営を心がけています。また、沿道のごみを拾いながら走る駅伝大会に探検部が参加するなど、自助努力によるエコ活動も活発です。

武蔵野市ごみ減量資源化推進事業者(Ecoパートナー)に認定

Ecoパートナー
本学は、ごみの発生抑制や分別の徹底に努めるとともに、学内から排出される生ごみの資源化の実施等の取り組みを行っています。加えて学生の環境問題に対する意識も高く、積極的に環境イベントへの参加を行っていることが評価されました。
本学は以下について評価されています。
 
●分別への取り組み
可燃ごみに廃プラスチックや雑紙類などが混入しないように、学生と教職員が協力しながら、ごみ置き場で分別チェックを行っている。
 
●資源化状況
生ごみの全量資源化の実施と、新聞・雑誌、定型紙などの古紙類は施設内に多数のリサイクルボックスを設置し、再利用可能なもの全てを資源化している。
 
●環境への行動
  • ごみの発生抑制の取り組みとして、ペーパーレス会議やオンライン会議を取り入れている。
  • オンライン授業の実施に伴う配布資料の電子化により、古紙類全体のごみの減量化が進められている。
  • 学生と教職員が、ごみの分別・減量資源化に対する意識をもって取り組んでいる。

気候変動キャンペーン「Fun to Share」

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亜細亜学園は、気候変動キャンペーン「Fun to share」の取り組みに賛同登録しています。
〈2024年2月20日更新〉
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