自分だけの#

#デフサッカー日本代表として世界に挑み、
大学生活との両立で充実した日々を送る

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#亜大の学生生活
瀧澤諒斗
法学部 法律学科2年 2022年度入学
2023年9月撮影
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初めての日本代表選出で
日の丸を背負う重みを実感

2023年9月23日からマレーシアで行われる「第4回ろう者サッカー世界選手権大会(デフサッカーワールドカップ)」に、日本代表として出場することになりました。今回が初の日本代表で、さらにチーム最年少での選出となりました。
デフサッカーは健常者のサッカーのようには声が通じないので、手話とジェスチャーとアイコンタクトでコミュニケーションを取ることが特徴のひとつです。
 
日本代表発表前に「代表候補最終メンバー」での合宿を行っていたので、ケガなどがなければ選出されると思っていましたが、それでもいざ正式に発表されたときはうれしかったし、ホッとしました。
そして今回のW杯から代表ユニフォームがフル代表と同じJFAのものになりました。また、直前合宿もJFAの幕張夢フィールドを使わせていただきます。これまでは同じ日本代表でも違うユニフォームでしたが、同じユニフォームを着られるとわかったとき、僕を含めたほとんどの選手が喜んでいるなか、代表のキャプテンだけがこれまでの苦労を思い出して泣いていました。その姿を見て、日の丸の重みやこれまでの代表メンバーの思いも背負って戦おうと思いました。
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得意とするのはドリブル。
自分の技術が世界を相手に
どこまで通じるのか楽しみ

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サッカーは幼稚園の5歳から始めて、小学3年生からクラブチームに入りました。クラブチームの他にもサッカースクールに通い、そこでドリブルの技術を磨きました。
いま所属している亜細亜大学サッカー部は、施設環境にも恵まれていますし、レベルも高く毎日勉強になっています。「サッカーがうまくなりたい」という思いで、普段は仲良しでも、ピッチの中ではお互いに言い合える仲間がたくさんいます。
大学入学時にはオフザボールの守備が苦手だったのですが、亜大サッカー部の小島監督に指導いただいて上達しました。デフサッカー日本代表のメンバーからも「上手くなったね」と守備力の向上を評価してもらいました。

主にサイドハーフやフォワードのポジションに入り、得意のドリブルで仕掛けていきます。泥臭くてもいい、ゴールに向かう貪欲さを出せたらと思っています。これまで磨いてきたドリブルの技術が世界を相手にどこまで通用するのか、楽しみにしています。
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手話の授業などで多くの友人を作り、
サッカー以外でも充実した大学生活

実は大学に入学してから本格的に手話を学びました。両親とも聴覚に障がいがあり、お父さんは僕と同じで会話ができますが、お母さんはできません。そのため、以前は僕とお父さんが会話した内容を、お父さんがお母さんに手話で通訳するようなことがよくありました。でも亜細亜大学で橋本一郎先生の「手話入門」を履修して学び始めて、今ではお母さんと手話で会話することができるようになりました。2年次になってからは同じ「手話入門」の授業で教える側として授業に参加しています。
「手話入門」の授業や障がい学生のサポートをしてくれるピアサポーターなど、サッカー部以外でも多くの友人ができて、大学生活はとても充実しています。
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自身が描くキャリアプラン。
2年後のデフリンピックを経て、
将来は海外クラブへの挑戦も視野に

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4年に1度開催される、ろう者のオリンピックと呼ばれる「デフリンピック」。2025年の次回大会は日本での開催が決まっています。デフリンピック日本大会での代表選出は大きな目標のひとつです。また、亜大サッカー部のOBで同じ聴覚障がいを抱えながら、いまもドイツリーグで活躍している林滉大さんのように、将来はドイツやオーストラリアなど、海外でのサッカーに挑戦したいという思いを持っています。アスリート契約での企業就職もひとつの目標です。
亜大を目指す
高校生・受験生へ

受験生へのメッセージ

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サッカー部も学生生活も充実していて、亜細亜大学に進学して良かったと心から思っています。
亜大は留学生が多く、国内にいながら外国人留学生と仲良くなれる機会がたくさんあります。ぜひ大学内で国際交流をしてほしいと思います。また、ワンキャンパスなので友人が作りやすいところも魅力ですね。
#亜大の学生生活
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