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日本代表としてデフリンピックへ挑む

4年に1度開催される聴覚障害者のオリンピック「第23回夏季デフリンピック競技大会サムスン2017」が7月18日(火)から30日(日)までトルコのサムスンで開催されます。この大会に林滉大君(経済3)がサッカー日本代表に選出されました。

林君は幼稚部の時、日韓ワールドカップで活躍するベッカム選手に憧れ本格的にサッカーを始めました。先天的に耳が不自由でしたが、周囲への観察力の高さをサッカーに活かすことができているといいます。

林君のサッカー人生の中で転機となったのは中学1年生の時。地元のサッカーチームの監督から「君は聞こえない代わりに特別なものを持っているのでそれを活かしてほしい。周りに負けず、自分に負けずに努力し続ければ良い結果が待っているから負けずに頑張っていこう」という言葉をもらいます。監督は外国出身で、日本人と一緒にプレーする中で言葉や人種など“違い”を理由にした困難に直面し、克服してきた方だったそうです。監督は、「聴覚障害があっても、サッカーのピッチ上になると人種が違う、国籍が違う、身長が大きい小さいのと同じで特別なことではなくなる。ハンデを感じさせない能力と技術を持っているから、それを伸ばして活かせば世界で戦える選手になれるはずだから頑張れ」と林君を何度も勇気付けてくれました。

小学4年生の時、デフリンピックの日本代表選手の合宿を見学。そこで出会った中島正行選手と将来の出場を約束してから、この大会を目標に練習を積んできました。林君は「当時の約束を現実にすることができ、中島選手と共にコートに立てるなんてとても感慨深いです」と嬉しそうに語ってくれました。

大会本番まで残りわずか。林君は、「日の丸を背負って戦うことは本当にうれしく、誇らしく思います。応援してくれる方やサポートしてくれている方に良い結果を報告できるようにチーム一丸となって戦います。試合に出場したら貪欲にゴールを狙い、勝利に貢献したいです」と意気込みを語りました。

▲(写真)前列右から2番目

〈2017年6月13日更新〉