学校法人亜細亜学園は、建学の精神及び教育の理念に則り、教育機関として、専門的な教育、高度な研究の発展に努め、国内外を問わず、広く社会に貢献します。役員及び教職員は、社会的使命を果たすべく、高い倫理観をもち、健全かつ公正に大学運営を行うため、本憲章のもと、「学校法人亜細亜学園 行動規範」を定め、遵守します。

学校法人亜細亜学園の役員及び教職員は、高等教育研究機関に携わる者として社会的責務を自覚し、高い倫理観に基づき法令等を遵守するとともに、健全かつ公正な大学運営を行うため、以下の行動規範に則って行動します。

1. 建学理念に基づく人材育成
   建学精神「自助協力」を掲げ、学生の人格・人権、意見を尊重しながら、豊かな人間性、個性、高い倫理観を育み、社会の負託に応えます。そのために、安全かつ快適な学習環境を整備し、授業内容や教育課程を不断に改善することにより、教育の質向上に努めます。


2. 高い倫理観を持った研究活動
   「研究倫理規程」を始めとする関係規程を遵守し、学術研究の信頼性と公正性を確保し、高い倫理観を持った研究活動を行い、研究成果を社会に還元します。また、研究活動におけるあらゆる不正行為が生じることのない環境を整備するとともに、適正な研究の実施、研究費の使用を行います。


3. 健全な職場環境の構築
   労働関係法令及びその精神を遵守し、公平性、公正性のある働きやすい職場環境を整備するとともに、お互いの人格・人権を尊重し、いかなる差別・ハラスメントも許さず行動します。


4. 法令等の遵守
   関係法令及び学内諸規程、ルール等を遵守します。また、公序良俗に反する行為を行わず、疑惑や不信を招くような行為を慎み、高い倫理観のもとで行動します。


5. 情報公開・個人情報保護
   社会全体に対し、教育研究活動及び大学運営方針、財政状況等に関する情報を適切に公開し、説明責任を果たすとともに、情報の利用において明確な倫理意識を持ってあたり、とくに個人情報については、その保護を図ります。


6. 社会貢献の推進
   文化、教育、スポーツ等の振興に寄与する活動を支援するほか、国内外を問わず、社会との連携を重視し、積極的に交流を図ることにより、社会の発展に貢献します。


7. 環境への配慮
   環境保全の重要性を認識し、限られた地球資源の有効活用と環境への負担を減らす活動を通じて、持続可能な社会の実現に貢献します。


8. 適正な資産等の管理
   保有する資産が、学生からの納付金、社会からの寄付金や補助金等の公的資金等によるものと認識し、資産等を適正かつ効率的に管理します。また、取引先の選定は、合理的かつ公正に行い、透明性を確保します。


9. 利益相反への対応
   各自が企業や団体等との関係で有する利益や責務が、学園における職務上の責任と衝突する状況に十分注意を払い、学園の利益に反する行動はとりません。