大学紹介

戻る「ASIA PLAZA」(平成27年3月19日竣工)

「ASIA PLAZA」オープン ―武蔵野キャンパス再開発計画―

武蔵野キャンパス再開発計画に基づき、平成26年4月に着工した「ASIA PLAZA」が、平成27年4月1日にオープンしました。

ASIA PLAZA

<建物規模・構造>
地下1階、地上4階/鉄骨鉄筋コンクリート造


<延床面積>

合計 5,412㎡(5,412.32

 

<各階の概要>
1階=ダイニング&カフェ(378席)
2階=ダイニング・ラウンジ(462席)・障がい学生修学支援室
3階=PLAZAコモンズ
  ▼ラーニング・コモンズ(371席)
  ▼コモンズ・インフォ
  ▼教職員ラウンジ(60席)
  ▼ファミリーマート
4階=PLAZAホール 1・2・3(立食での収容人数 330人)

ASIA PLAZAは地下1階、地上4階建ての鉄骨鉄筋コンクリート造です。


“明るく、居心地のよい学生食堂”というコンセプトのもと、1階はガラス張りの外装で、外部空間とのつながりを意図しています。東側には1階~2階をつなぐ吹抜を設け、上下方向の視覚の広がりと食堂内に明るさを導く計画です。食堂内は温かみのある色彩を基調とした内装を検討しており、落ち着いた雰囲気で、居心地のよい空間を目指しています。 

 

環境配慮として次の仕様を検討しています。

  1. 外装のガラスを全て複層ガラス(ペアガラス)とし、さらに断熱フィルムにより熱負荷を抑え空調負荷の低減をはかります。
  2. 中間期は空調に頼るだけでなく、外気が自然に流れるように適所に開口部を配置します。
  3. 雨水と併せて厨房からの排水を再利用し、トイレの洗浄水に利用することにより、水資源を保護します。
  4. 昼光センサーや人感センサーライトの使用により照明制御を図ります。

1、2階は明るく、居心地のよい学生食堂

1階 ダイニング&カフェ
 

丼物やカレーライス、麺類(そば・うどん・ラーメン)などのクイックメニューやカフェを展開。座席回転率を高め、利用者の待機時間を軽減する工夫も。

2階 ダイニング・ラウンジ

定食やパスタ、鉄板などバラエティーに富んだメニューを提供する予定です。落ち着いてゆったりと過ごすことができる空間づくりがなされています。
 

3、4階は「憩い×学び×交流」の空間

3階 PLAZAコモンズ
 

ドリンクや軽食をとりながら、カジュアルな感覚で学習や課外活動を行うためのラーニング・コモンズです。フロア各所には、プロジェクターやディスプレイを備えるコーナーが設けられ、コモンズ・インフォには貸出用ノートパソコンが用意されています。そのほか、軽食や文具などを購入できるコンビニエンス・ストアや、教職員食堂なども併設しています。

4階 PLAZAホール(1・2・3)

可動間仕切りで仕切られ、交流イベントなどのさまざまなシチュエーションに合わせた使い方ができる多目的ホールです。

 

ASIA PLAZA建設写真館

完成図に近づく

2014.01.19
外壁の仕上げやサッシの取り付けなどの外装工事が進み、建物を覆っていたグリーンのメッシュシートが取れました。

2014.10.02
約1か月かけて鉄骨工事が進み、全体像が完成図に近づいてきました。

キャンパス風景

鉄骨工事

2014.10.01
建設中の今しか見られない貴重なキャンパス風景です。

2014.09.01
工事は食堂棟の基礎を作る「基礎工事」から鉄骨を組み上げる「鉄骨工事」へ。地上4階の高さまで鉄骨が組まれ、建物の全体像が見え始めました。

地中梁

耐圧盤

2014.07.19
設計図に従って均等に鉄骨が配筋され、床下に地中梁を張り巡らせてゆきます。

2014.07.09
外部からの衝撃を和らげる「耐圧盤」は地震に強い建物をつくるために必要なもの。耐圧盤を敷く工程を経て、テノコラムを施されていた部分が、完全に耐圧版に覆われました。

講台の設置

上空からの工事風景

2014.07.01
トラックなどの、地下掘削に必要な重機が乗り入れられるよう、講台(仮説の架台)の組み立てが行われています。掘り進め、平らに均された地面には厚い鉄板が敷かれ、土を覆っています。

2014.06.18
工事が始まって約4か月。
上空から見る工事の様子も大きく変わってきました。

テノコラム

山留

2014.06.01
大きな地震に強い柱を作る「テノコラム」工事が行われています。地面に円が模様のように描かれていますが、この部分はセメント系の固化材液を地盤に注入しながら土と混合撹拌している部分で、耐震強度を高める技法として取り入れられています。
 

2014.05.01
地下へ掘り下げる際に側面の土壌が崩れないよう、板で抑える「山留め(やまどめ)」工事が行われています。地下1階を作るために、これからもっと深く掘り下げます。

解体工事

2014.04.22
解体工事が終わり、平らにならされた土地が広がりました。これから新しい学食を建てるための基礎を創る「基礎工事」と「土工事」が進みます。

2014.03.13
解体工事が進むにつれ、6号館からの眺めも大きく変わってきました。

解体工事

以前の食堂棟

2014.03.13
学食の解体工事が始まりました。
コンクリートの壁や天井があっという間に壊され、大学の外へ運び出されます。

2014.01.07
多くの学生が集った思い出溢れる食堂棟。1年後に新しい食堂棟へと生まれ変わります。

〈2019年4月1日更新〉