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戻る1号館(平成30年7月30日竣工)

1号館が誕生 ―武蔵野キャンパス再開発計画―

平成28年4月に着工した1号館の建築工事が、平成30年7月30日に終了しました。

<建物規模・構造>
地上14階/鉄筋コンクリート造(免震)/耐火建築物

<建物高さ>
53.31m(最高高さ56.31m)

<延床面積>
14474.17㎡
 
<各階の概要>
1階=【事務室】教学部門
2階=【事務室】法人部門
3階~14階=研究室、会議室(3階、14階)

旧5号館跡地に建てられた地上14階建ての新1号館は、利便性や快適性だけでなく、省エネルギー、雨水再利用など環境への配慮をするほか、免震構造を採用し災害対策を強化しています。 研究室、事務棟としての機能だけでなく、4階から13階までの10フロアに学習相談用の部屋も配置しています。

環境に配慮した建物構造

(1)空調負荷低減
階段室を利用した自然換気システム(重力換気)と、研究室から廊下間に自然換気欄間を設置し、空調の負荷を低減します。また、Low-eペアガラスで室内の熱環境を向上するとともに、研究室不在時に照明等がOFFになる「省エネキースイッチ」を導入し、研究室での照明等の切り忘れを防止します。

(2)電力消費量削減
センサーにより照明の明るさを調整する昼光センサー、人感センサーを用い、電力消費量を削減しています。
また、全館でLED照明を取り付けるなど電力消費の面からも環境に配慮した構造を取り入れています。

(3)排水再利用
雨水を再利用し、トイレ洗浄水として使用します。

災害対策の強化

(1)構造形式に免震構造を採用
(2)災害時対策

 災害時用発電機、保安電源を確保しています。また、雨水再利用槽を設置し、雨水を貯蓄。災害時に利用できるようにしているほか、消防用水、消火設備も整えています。

(3)風害対策
 風環境シミュレーションを基に風害対策を実施しています。

快適性と利便性

(1)シンプルな形状
(2)アメニティースペースの充実
 レストスペースやラウンジ等、将来対応スペースを確保します。

(3)更新性・保守・メンテナンス性の向上
 室内レイアウトの変更に対応可能なフレキシブル空間で、OAにも対応。事務処理の効率化を図ります。

(4)遮音性の向上
 暗騒音調査による窓遮音等級のグレード設定を行い、間仕切り壁の遮音、吸音性能を高めます。

1号館建設写真館

2018.07.30
1Fに設置された教学部門の事務カウンター

2018.07.30
開放的なスカイラウンジ

2017.12.02
シートが一部外され、1号館の「1」がお目見え

2018.02.21~04.26
外観が完全にお披露目されました

2017.09.29
14階床部分まで建設が進んでいます

2017.09.29
太田耕造記念館の高さを超えました

2017.05.29
8階床部分まで建設が進んでいます

2017.05.29
9階へつながる階段

2017.04.13
7号館の高さまで工事が進んでいます。

2017.04.13
体育館前から伺える工事のようすです。

2017.01.16
基礎部分の工事が進んでいます(写真上)。
太田耕造記念館の南側には二基のクレーンが稼働しています(写真下)。

2017.01.16
工事のようすは5号館の上階からも伺うことができます。

2016.10.20
免震装置の学内関係者への見学会が行われました。

2016.10.20
壁際の丸い装置が免震部材のアイソレータです。

2016.07.12
平らにした土地を掘り下げる作業です。地面を掘り下げる際に側面の土が崩れないよう、板で抑えながら掘り進めていきます。

2016.05.27
旧5号館の解体工事が終わり、平らにならされた土地が広がりました。

〈2019年4月1日更新〉