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戻る「体験で学ぶ地球環境論」で富士山清掃を実施

△多くのごみが地中に埋まっていた

5月27日、国際関係学部専門科目の「体験で学ぶ地球環境論」の受講者および有志学生、関係者含め60人が認定特定非営利活動法人「富士山クラブ」の指導のもと、静岡県富士市大淵地区を拠点に富士山清掃活動を行いました。

学生たちはあらかじめ、ごみや外来生物問題について学び、実習に向けての基礎認識を高めたうえで活動に参加します。当日は、作業時の安全確保やゴミの分別方法などの説明を受けた後、4,5人のグループに別れて作業を開始しました。同科目を担当する中野達司教授と登山家の野口健客員教授も同行し、学生たちと一緒に清掃活動に当たりました。

過去に別荘地として開拓された現地には、車の廃品やストーブ、ブラウン管テレビなどが当時の形をそのまま残して地中に埋められており、複数人で掘り起こす作業に汗を流しました。「廃棄現場の現実を甘く見ていた。鬱蒼とした山中にこんな大きなゴミが廃棄されているとは思わなかった」、「石油の入れ物や金属のごみの近くから、小さなカエルが出てくることもありました。彼らへの影響を考えると怖いです」と学生たちは問題の深刻性を実感した様子でした。

清掃活動終了後には「目に見える形で活動の成果が見えることは楽しかったです。こうした活動を授業外でも続けてみたい」と今後の活動に意欲を見せる学生の声も聞かれ、体験を通してこそ得られる学修の意義を語ってくれました。

同科目では今回の実地研修も含めた学習成果の報告会を7月4日に開催します。環境について体験的に学び、今後の課題とその解決策を検証・発表する場として、多くの方の来場をお待ちしています。

△「富士山クラブ」職員の指導を仰ぐ

△土に埋もれて重くなった廃棄物

△大小さまざまな廃棄物を回収した

「亜大富士山クラブ」
同科目での体験から、継続的に活動に取り組みたいという学生意思から発足した「亜大富士山クラブ」も活動中です。●富士山清掃●外来生物駆除●希少生物保護など、自然を守るボランティアサークルとして始動しています。
<2018年05月28日 09時00分>