世界でいま何が起きているのか、直接学ぶことができる公開講座「インターナショナル・フォーラム」が、1月7日に平成30年度の最終回を迎えました。
この日は、東北大学名誉教授・中央大学経済研究所客員研究員の田中素香氏が「ポピュリズム政治の拡大とEUの将来」をテーマに講義しました。
田中氏は、欧州でポピュリズム政治が高揚した原因として、「所得格差」と「移民・難民流入」を指摘。そしてそれらの原因は経済動向や福祉制度、世界低所得地域の動向に依存するため、EUのポピュリズム対応のゆくえを読みきるのは難しい、と解説しました。
当講義の次年度の開講スケジュールについては、毎年次のページで順次案内しています。