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戻る日本経済の現状と展望(6/4)

経済学部専門科目「日本経済の現状と展望」を広く一般にも開講しています。

6月4日は、首都大学東京経済経営学部教授の村田啓子氏が、「最近の消費・貯蓄の動向と展望」をテーマに講義を行いました。

村田氏は、消費行動を説明するさまざまな仮説のうち、最も重要とされる「ライフサイクル仮説」を挙げました。「ライフサイクル仮説」とは、消費を決定するにあたり、家計は現在の所得だけでなく、生涯所得を考慮して現在の消費を決める仮説を指しますが、この場合、一生において所得の多い期間である現役世代に貯蓄を行い、退職後に貯蓄を取り崩すという消費パターンになります。それゆえに、「ライフサイクル仮説」が成立すると、高齢化は、貯蓄率低下をもたらすことになる、と解説しました。

「『ライフサイクル仮説』からもわかるように、短期的な所得補助政策により、短期的に消費を増加させることは可能ですが、貯蓄に回る部分も大きいです。より息の長い消費喚起政策として、期待生涯所得を増加させ、若い世代が安心して消費を増やせるような政策により目を向けるべき」と対策案を提案しました。

次回は矢島洋子氏(三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 執行役員兼主席研究員兼女性活躍推進・ダイバーシティマネジメント戦略室長)が登壇します。

▽時間=4時限(14時30分~16時00分)
▽会場=本学2号館200教室
受講料無料、事前申し込み不要のため、聴講希望の方は直接会場までお越しください。
<2019年06月04日 17時00分>