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戻る「Sport Policy for Japan 2019年大会」でホスピ・石黒ゼミ生が特別賞を受賞しました

大学生による日本のスポーツ政策についての研究成果と提言を持ち寄り、意見交換と交流を図る「Sport Policy for Japan 2019年大会」が10月26日と27日に立教大学池袋キャンパスで開催され、経営学部ホスピタリティ・マネジメント学科の石黒えみ講師のゼミチームが特別賞を受賞しました。

受賞したのは小島怜之君(埼玉・私立埼玉栄高卒)と上山響君(東京・都立高島高卒)、前田紗菜さん(東京・私立大成高卒)、中見川雪乃さん(栃木・県立小山西高卒)の3年生4人からなる石黒ゼミAチーム。「運動・スポーツによる高齢者ドライバーの交通事故減少を目指して~自動車教習所への新規事業『caringプログラム』の提案~」をテーマに発表を行いました。

5月から準備を始めたチームは、社会問題化する高齢者ドライバーによる事故に焦点を当て、これをスポーツで解決する糸口を模索し調査を開始します。高齢者の事故が増加していることに着目し、運動能力の低下など関係性を見出せる原因を抽出しました。大学近くにある自動車教習所の協力を得て、高齢者講習の受講生を対象に104人にアンケートを実施。日常的な運動習慣の有無やスポーツイベント参加への意思確認を通して、自動車教習所でのスポーツ教室事業を提案するに至りました。

その企画案として提言したのが「caringプログラム」です。「Car」と「Care」を組み合わせたプログラム名には、車と自らのケアを、そして「Caring」という思いやりを意味する言葉からは事故だけでなく、あおり運転など車に関わるトラブル削減につながればという思いが込められています。具体的な内容としては、椅子を使った小スペースで実施可能なストレッチ運動を教習所で行うというもので、ポイント制度を敷くなど継続的な運用にも配慮した企画を提言しました。

企画をまとめるまでは定期的に石黒先生の指導を仰ぎながら、隙間時間にチームと情報共有し、分業ではなくすべてをチーム全員が把握している状況にこだわったそうです。上山君は「先生からは根拠データを基に分析を進めることを強調され、少ない先行研究をもとに情報を紐づけながら自分たちの意見を組み立てていきました。また、情報を整理するにあたっては統計ソフトの使い方を学んだので、今後にも役立つ技術を身につけられたと思っています」と今後を見据えた学習内容であったこともうかがわせてくれました。

このほか、先輩から客観的な意見をもらったり、明確かつ正確に伝わるものを意識して資料を制作したりと本番に向けチームで工夫を重ねたといいます。惜しくも優秀賞は逃したものの「実現性や社会的課題に取り組んだ内容が評価されたことはうれしい」と語ってくれました。

<2019年12月09日 16時00分>