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戻る中央ろう学校の生徒を迎え「ろう者」との対話手法を学びました

橋本一郎経営学科特任准教授が担当する教職科目「特別支援教育概論」は6月28日、東京都立中央ろう学校の生徒17人を大学に迎えて「ろう者」とのコミュニケーションを学ぶ実践学習に臨みました。

小グループ別授業風景

当日はろう学校の生徒たちが講師として登壇。ろう者に関わる一般知識や教育制度、法律、スポーツをテーマとしたクイズの出題、ろう者とのさまざまなコミュニケーション手法を披露しました。直筆で丁寧に書かれた紙芝居やレクリエーション用の材料を駆使して生き生きと円滑に授業を進行する生徒たちに、教職を学ぶ学生たちも思わず身を乗り出して受講する姿が見られました。

小グループに分かれて生徒と学生が自由に会話を楽しむ時間には、学んできた手話や筆談、身振り手振りを通して、笑い感心し合うひと時を過ごしました。語調が伝わりづらい分、表情が重要な情報源となることを実感した学生たちですが「マスクで口元が隠れてしまうため、いつもより目や手で反応や感情を表現する必要があった」とコロナ禍における〈ろう者〉の苦労に思いを巡らせる場面もありました。

聴力によらなくても、傾聴の姿勢と伝達の意思があれば互いを知るうえでは不足がないことを体験として学んだ学生たちは、授業の最後に生徒一人ひとりが語る将来の夢に対し、頷いたり手話の拍手をしたりしながら、最後まで熱心に耳を傾けていました。

<2022年07月05日 11時30分>