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戻る経営学科主催「2022年度懸賞論文」の受賞者が決まりました

経営学部経営学科のゼミナール科目「ゼミナールⅡ」において、2022年度懸賞論文を実施しました。
 
この企画はゼミナールでの研究活動を通して培ってきた、調査力や論理的記述の訓練、能力の集大成として4年次生を対象に行われるものです。第6回となった2022年度も複数の応募があり、学科教員による論文審査委員会で厳正に審査されました。
 
審査の結果、優秀賞2本が選出されました。
それぞれの論文テーマ、執筆者は次の通りです。3月15日卒業式後の学位授与式で表彰、受賞者には賞状と副賞が贈られます。

《審査項目》
論理性、 独創性・新規性、データ等の活用、学習した知識の活用、課題解決への示唆の5項目

優秀賞1

執筆者

田中 莉梨奈さん

論文タイトル

「親のキャリアが子供のキャリアに与える影響に関する調査研究―3家族6名の親子へのインタビューによる分析を中心に―」

■審査委員コメント
本研究は、キャリア形成に関する熱意にあふれる良い内容であるとともに、30ページを超える分量から熱意を感じ、高く評価した。尚且つ執筆者の興味関心にフォーカスがおかれ、細部に渡るまで高い論理的一貫性がみられ、高く評価される。このような研究の場合、研究史上の位置づけを明確にすることにより研究意義が明確となるため、先行研究レビューが十分になされると、より良い論文になるとだろう。

優秀賞2

執筆者

谷口 史織さん

論文タイトル

「ISS基準が将来の企業業績に与える影響」

■審査委員コメント
ISS基準と企業業績の関係について、会計学を中心とした知識や理論に基づいて適切にデータを用いて実証を行うことができている。また日本企業に対するモニタリング史からISS基準まで網羅しつつ、仮説を立てて数量的検証を行っている。結論がどのように課題解決に結び付くのかの示唆がやや弱いものの、全体として良くまとまっている論文である。

<2023年02月27日 12時30分>