学部紹介

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学部概要

人々の生活を支えるモノやサービスの生産・支出・分配の仕組みを理論と実証の両面から探究するのが経済学部の学びです。経済学は、時代や地域を超えた「いつでもどこでも役立つ」普遍的な学問です。経済学部生は、まず複数の言語を含む人文系科目や自然科学分野を含む幅広い教養を下敷きとして時代をグローバルに捉えることに取り組みます。そのうえで、基礎的な経済理論をしっかりと学びつつ、データ分析、金融ファイナンス、アジア地域経済といった一人ひとりの興味に応じて重点的な履修プランを組むことができます。学生一人ひとりの興味を出発点として、グローバル経済を多面的に理解できるエコノミスト人材を育成します。

MESSAGE

権丈英子教授
時代の変化に対応し、自ら学び、考える人に
権丈英子 教授 KENJO Eiko
経済学部長
亜細亜大学経済学部は、令和6年度から新カリキュラムを始めます。学びの柱として、ABCDE、すなわち、Asia(アジア)、Basics(基礎)、Career(キャリア、就職)、Data(データ分析)、English(英語)を大切にしています。経済学の考え方を基礎からしっかりと身につけるとともに、2年次からは卒業後の進路を意識した4つのコースに分かれて学修することにより、自らの専門性を育み、社会で活躍できる人材への成長を促します。アジアをはじめとする国際社会についての学びが充実するとともに、実践的なデータ分析スキルの育成にも力を入れています。グローバル化、デジタル化が進み、急激に変化する時代の中で求められている、「自ら学び、考える力」を養いましょう。

教育研究上の目的

経済学科

幅広い教養を体得するとともに、ミクロ経済学およびマクロ経済学の履修により専門基礎学力を修得し、さらに多様な専門科目を学修することによって、内外の経済社会に関する知識を深め、急速な技術の革新と社会のグローバル化の中にあって、変化に対応し、経済社会に真に貢献することのできる人材を育成する。
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卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
経済学部(以下「本学部」という。)の教育課程において、所定の単位を修得し、以下のような能力を身につけた学生に学位を授与します。 

  1. 経済社会の直面する経済問題を発見し、解決するために必要な経済学の基本的な知識と分析ツールを身につけている。
  2. グローバルな視点を含めて、さまざまな視点から経済社会を総合的に理解するために必要な社会科学の幅広い知識と教養を身につけている。
  3. アジアを始めとする国際社会の一員として、直面する課題に積極的に取り組む能力を身につけている。
  4. 他者を尊重しつつ自分の考えを表明し、周囲とコミュニケーションできる能力を身につけている。
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
本学部は、ディプロマ・ポリシーで挙げる知識・能力・態度を修得し、自らの職業や人生を主体的に選び取ることのできる人材を養成するために、以下のような教育課程を体系的に編成・実施します。

<教育内容>
  1. 経済社会に関する基礎的な知識やツールの習得のために、1年次において経済学に関連する導入科目を多数配置する。導入科目では、少人数教育を多く取り入れることで、各人の理解を重視し、数字に強くなることを目指す。
  2. 「理論部門」、「応用・政策部門」、「アジア・歴史部門」、「会計ファイナンス部門」の四部門に加え、将来の職業に活かすための「経済専門キャリア部門」を設置し、それぞれに基本的な科目を配置する。
  3. 幅広い知識と教養を身につけ、経済社会を総合的に理解するために、経済学に関連の深い社会科学関係の科目と全学共通科目を配置する。
  4. 各人の身につけた知識やスキルを活用し、問題発見的思考の修得と実践を目指す場として、「演習」部門を設置する。

<教育方法>
  1.  経済学を基礎から応用までを体系的に学ぶことができるよう、科目の難易度や順序性をカリキュラムマップや科目ナンバリングで示す。
  2. 演習・卒業論文・卒業研究では現実の経済問題について、講義で学んだ経済学の基本を適切に応用できる能力を養う教育を行う。少人数教育の利点を生かして、双方向の対話を通じたディスカッションやプレゼンテーションを行う。
  3. 経済学の教育において、直接、現実の経済から経済活動の実態を学ぶことも不可欠であるので、企業や官庁でビジネスや政策立案などに携わっている経験者を招聘した講義を取り入れる。
  4. 講義と並行して、コミュニケーション、プレゼンテーション、パソコンのスキルを習得する科目やITを活用した科目を取り入れる。
入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)
本学部は、経済及び社会の諸問題、その原因や対策、歴史などに対する強い関心を持ち、経済学と幅広い知識を獲得しようとする高い勉学意欲を持ち、将来の日本と世界の経済社会を担う意欲を持つ人を広く求めます。
 
  1. 経済や社会の諸現象を分析し、理解するための基礎学力(国語・英語など)と一般教養を十分に修得している。
  2. 経済や社会に関する事柄の報告や討論について、基本的な理解力・伝達力を身につけている。
  3. 経済学を中心とした幅広い知識の獲得を通して、自らを成長させたいという目的意識を持つ。
  4. 経済や社会の諸現象について、自主的に多様な視点から考える姿勢がある。
  5. 経済や社会の諸現象の問題解決に自ら取り組んでみようという意欲を持つ。

卒業単位と学位取得

経済学科

学位:学士(経済学)
修業年限:4年

授業科目区分における卒業単位数(2023年度入学生適用)

※2024年度よりカリキュラムが変更になります。
授業科目区分 現代経済コース必要単位数 会計ファイナンスコース
 必要単位数
備考
専門科目 必修科目 10単位 10単位  
選択必修科目
 理論部門
  
32単位 各部門から最低4単位ずつ修得 36単位 各部門から最低4単位ずつ修得 5部門の必要最低単位数をそれぞれ満たし、合計60単位が必修。
 これを超えて修得した単位は、フリーゾーンの単位として卒業要件に参入できる。

 応用・政策部門
  
アジア・歴史部門 16単位
会計ファイナンス部門 12単位 24単位
経済専門キャリア部門
演習科目 専門演習部門
 総合学術演習部門
8単位 いずれかの部門で8単位修得 8単位 いずれかの部門で8単位修得 いずれかの部門で、同一教員の演習Ⅰ・Ⅱを修得すること。
 なお、Ⅰの未修得者はⅡを履修できない。
全学共通科目
必修科目 Aコース 英語 10単位 10単位 A・Bコースのいずれかを選択すること(外国人留学生はBコース必修)。
英語以外の外国語 4単位 4単位
Bコース 英語 4単位 4単位
英語以外の外国語 10単位 10単位
選択必修科目 4単位 4単位 4単位を超えた修得単位は、全学共通選択科目の単位として卒業要件に算入できる。
選択科目 16単位 16単位  
フリーゾーン 12単位 12単位 70単位を超える専門科目、教職課程科目、34単位を超える全学共通科目、他学部開放科目(2・3・4年生)、単位互換協定に基づく他大学の専門科目(3・4年生)の合計で12単位が必修。
合計 124単位 124単位  
〈2023年7月20日更新〉
Faculty of Economics
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