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学部独自のキャリア形成支援教育を実施しています。

国際関係学部では、国家資格キャリアコンサルタントを持ち、カウンセリングやグループファシリテーションの専門トレーニングを受けた経験豊富な教員が、心理学・人間関係学などの知見に基づき、生涯キャリア発達の視点から独自のキャリア形成支援教育を実施しています。入学初年次に通年で実施することで、①基礎的・汎用的能力の育成、②4年間の学生生活と卒業後の自分を考え、学ぶ目的意識を持たせることにより、学生の学習意欲の向上につなげています。

―就職支援に留まらないキャリア教育―

「アクティブキャリア入門」

アクティブキャリア

国際関係学部の専門科目「アクティブキャリア入門」では、”学びあう場”を創ることを大事にしています。

学生は、他者と関わることにより、自己を知り、他者を知り、そして社会について学んでいきます。すでに持っている知識や経験を学生が持ち寄り、さらに新しい知識や経験と結びつけていくことにより、学生生活やこれからの人生につなげていく学習ができるような場作りと関係性作りが、ファシリテーターである教員の役割です。

授業では、1~3回の講義で完結するバラエティーに富むプログラムを、ペア~5人程度のグループで取り組みます。聴く、話す、見る、読む、書く、動く、作業をする、創る、発表するetc...とまさにアクティブな行動の連続のなか、学生は飽きることなく学習目標に応じた課題に取り組みます。

基礎的・汎用的能力(人間関係形成能力・社会形成能力、自己理解、自己管理能力、課題対応能力)は、このようなワークを通して育成され、課題への取り組みを通して「学ぶこと」「働くこと」に対する知識や意欲を増やしていきます。
 

POINT.1

気づきを深め、学びとするためのステップとして、「体験」→「振り返り」→「一般化」→「適用」の体験学習循環モデルのサイクルを取り入れています。「意図した学習の目標」だけではなく、学生一人ひとりの課題につながる学びにもつなげることができるようにプログラムをデザイン。振り返りや内省支援、気づきや感じたことを言語化していく支援にも力を入れています。

POINT.2

前期・後期にそれぞれ特別講義として「社会人交流会」を開催。毎回20名ほどの社会人を招いて実施しています。前期のテーマは「対話」です。5人前後の小グループに分かれて社会人のライフヒストリーを聞いたり、社会人に質問をして答えてもらったり、一つのテーマで対話する機会を持ちます。後期は「協働」をテーマに、社会人と学生が混成チームとなって、ゲーム的なアクティビティに取り組みます。

参加学生の声

▶「初対面の人たちと、チームを組んで目標達成に向けてグループワークをすることで、多くの困難がありました。話したことがないがために、お互いの意見を出し合えず、作業が進まないこともありました。その中で自分らしさは何か、班の友達の『らしさ』は何で、どのような長所や短所があるのかといった、自分を見直せる機会でもあり、これからの生き方に影響するものになりました」

▶ 「色々な活動を通して自分の強みや弱みを実感し、それをすぐに言葉にまとめることでより自分について考える良いきっかけとなったと思います」

▶「どんな仕事でも世界とつながっていることに気づくことができ、視野が広がりました。もっと自分の価値観を広げていろいろなことに興味をもって挑戦していきたいと思いました」

▶「私は自分が出来ることを諦めたり、能力を低評価したりして力を出そうとしていませんでした。この授業を通して、自分では気づかなかった力があると知って、今までより自信がつき、さらにレベルアップすることができました。これは、他者と比べたら全然まだまだだと思われるかもしれないですが、自分の中では大きな変化でした」

▶ 「私に必要だったのは、社会に適した大人になるための知識や能力ではなく、自分の今ある知識や能力をどう社会に貢献させられるかでした。これからは、社会を知るだけでなく、良いところも悪いところも合わせて自分を知り、今のグローバル化社会で自分を生かせるようなキャリア形成をしていきたいと思いました」

〈2019年5月30日更新〉