就職対策
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将来設計サポートプログラム(就職対策)
法学部では、公務員志望者はもちろんですが、あらゆるキャリアへの橋渡しを行っています。2021年度に55周年を迎えた法学部では、法律家や公務員・警察官はもちろん、銀行員からホテルマンまであらゆる分野に人材を輩出してきました。こうした実績ある伝統と革新の教育が21世紀に活躍できる人材の基盤を作っています。
法学部では、オリエンテーションゼミや基礎演習など、入学直後の1年生が全員同じカリキュラムで学ぶ導入教育を行っています。2年次からは、学生が自分に合った「将来設計」を考え、夢を実現できる、コース選択が始まります。
教員も、現役の弁護士、官僚出身者や元企業法務担当者など、キャリア経験豊富な実務家教員が揃い、自らの実務経験に基づきながら、授業、ゼミ活動、各種講座・説明会などを通じて学生の将来設計に大きな影響を与える教育プログラムを行っています。
公務員採用試験対策に直結したカリキュラム
本学の公務員採用試験合格者の多くが法学部生。法学部での学びは警察官・消防官を含む公務員(国家・地方)試験に強く結びついています。学生に配布される「履修の手引」では、公務員採用試験の対象科目をマーキングしてあるので、公務員を目指す学生はこうした科目を履修することで日常の学習と試験対策の連動ができるしくみになっています。公務員教養Ⅰ~Ⅵ
法学部の専門科目として、公務員試験対策・就職試験対策に必要な知識や理解を身につけるための「公務員教養I~VI」を開講しています。I・IIが政治・経済・社会の時事問題対策、III・IVが公務員試験やSPI(民間就職で課されることの多い知的能力試験)の数的処理・判断推理、V・VIが就職対策英語を扱っています。「公務員教養I」では、時事問題の背景となる制度的・理論的枠組みの基礎を、高校の政治・経済レベルに立ち返って確実に身につけ、「公務員教養II」では、直近の時事問題や統計データを文脈に位置づけながら理解していきます。初年度から始める試験対策
「基礎数理」-これは公務員や企業の採用筆記試験で必ず出題される数学的思考能力を養う科目で、採用後も大卒者のスキルとして重要視されています。法学部では数理分野の科目を設置し、学生の将来設計をサポートする革新的教育を行っています。「基礎数理」の重要性
数学的な理論や考え方によって、物事を論理的に考える訓練をする「基礎数理」。将来専門分野を勉強するのに役立つのはもちろん、社会人として必要な 「問題分析力」「最後まで考え抜く力」を発揮する基盤も養えます。多くの文科系の学生が苦手とする数理分野ですが、授業はレベル別に分かれているので、基本から応用まで一歩一歩学修することが可能です。初年度のキャリア教育
必修科目の「基礎演習」の一環として、将来設計について考えを深める講座を実施。公務員や企業人として求められるポイントを明らかにしたうえで、それを法学部の授業でつかみとるコツを伝授します。さらに、公務員や企業の採用の模擬筆記試験を全員で受験。1年生で将来設計へのモチベーションをアップし、2年次からのコース選択を迎えます。オンラインでも質の高いキャリア教育を実践
2020年度は、コロナ禍の中、対面による講座が実施できませんでしたが、そのようなときでもキャリア支援活動を中断させることなく、1年生全員を対象に、元総務省官僚や元地方国税局長などハイレベルの実務家教員、公務員就職や民間企業就職に詳しい教員やキャリアセンター職員などを講師及びコメンテータとして、オンラインの説明会を実施しました。三日間に渡り、「公務員(事務職)」「公務員(警察・ 消防など)」「民間企業への就職」のそれぞれに焦点を絞った説明を行い、視聴していた1年生からの質問にも懇切丁寧にリアルタイムで回答したほか、オンライン企画の利点を活かし、録画した内容をオンデマンド配信することで、参加した学生はもちろんのこと、参加できなかった学生もあとから自由に視聴できるようにしました。〈2023年7月20日更新〉
Department of Law