学部・大学院

戻るさまざまな実践学習の取り組み

社会の仕組みは“法律”という潤滑油で動いている。

法律は、社会を動かす潤滑油。行政や経済の職場見学や他大学と合同の模擬討論などを通じて、法律が動かしている社会の仕組みを学びます。このページでは、法学部で、これまで行ってきた実践学習の一部を紹介します。2020年度は、コロナ禍の影響により、オンラインで実施したり、実施を見送ったりしたものもありましたが、今後も状況を見ながら、こうした実践学習に積極的に取り組んでいきます。

他大学との討論会・合同ゼミ

他大学のゼミとの合同ゼミや、大学対抗の討論会にも積極的に参加しています。討論会では、教員が作成した事案をもとに、各大学のゼミから代表者が登壇し、原告側・被告側に分かれて立論および討論を行い、各ゼミの学修の成果を競います。もちろん、討論会の後はノーサイド。なかなか機会のない他大学との懇親会も大いに盛り上がります。

東京地方裁判所

「租税法」を受講する学部生は、千代田区霞が関にある東京地方裁判所・東京高等裁判所を訪問し、それぞれが関心を持った裁判を傍聴しました。事件内容も様々で、損害賠償請求事件で弁論(本人・証人尋問)が行われたもの、裁判員裁判の対象となった強制わいせつ致傷事件の判決が言い渡されたもの、租税法関係では法人税法違反事件の控訴審の判決が言い渡されたものがあり、詐欺・窃盗事件の勾留理由開示が行われたものもありました。傍聴した学生からは、「判決言渡しに1時間以上かかっていました」と云った感想も聞かれました。

多摩まちづくり・ものづくりコンペティション

行政学をテーマに学ぶ学生は、多摩地区の大学、企業、自治体などが会員となっている公益社団法人「学術・文化・産業ネットワーク多摩」が主催する「多摩まちづくり・ものづくりコンペティション」に、2016年から参加しています。近年では、東久留米市子どもセンターあおぞら(児童館)での活動を基に「子供たちに運動する機会を!フライングディスク教室」「児童館での科学実験教室」「マイクロコンピュータ・アルディーノを用いた電子ピアノ作成の子どもたちへの指導 」の3チームでプレゼンテーションを行いました。(「コンペティション」は、2020年度は中止となりましたが、子どもセンターあおぞらや東久留米市の担当課のヒアリングを行い、再開に備えています)

日の出町役場

日の出町(東京都西多摩郡)は、東京都心への通勤圏で工業団地もありながら、奥多摩の自然も豊かに残り、農林業も盛んです。ここにも亜細亜大学のキャンパスがあり、体育施設や、合宿ができるセミナーハウスがあります。行政学をテーマにしたゼミでは、日の出町を訪問し、整備中の野鳥の森・こども自然公園(仮称)について説明をうかがうとともに現地を視察し、アジア祭にてプレゼンテーションを行いました。

西秋川衛生組合

奥多摩の日の出町、あきるの市、檜原村、奥多摩町の4町村のごみは、西秋川衛生組合において、中間処分から最終処分まで行われています。行政学をテーマにしたゼミでは、平成26年4月に稼働を開始した同組合の高尾清掃センターを訪問しました。このセンターでは、流動床式ガス化溶融炉を導入し、焼却灰も溶融して道路舗装の材料となる溶融スラグとして、焼却灰の最終処分場への埋立を不要とするとともに、すでに埋め立てた焼却灰も溶融し、最終処分場の延命を図っています。また、排ガスの熱は蒸気タービンで発電に役立てられています。

武蔵野クリーンセンター

行政学を学ぶ3年生が、武蔵野市のごみの中間処理施設であるクリーンセンターを訪問し、同市のごみ対策説明聴取およびクリーンセンターの施設見学を行いました。一行は同市環境部ごみ総合対策課減量指導係係長らから、本学が武蔵野市ごみ減量資源化推進事業者(Ecoパートナー)に認定されていること、ごみ排出実態調査によると、大学生のような20代単身者世帯の排出量は想定されていたほど高くないこと、三鷹市との共同処理から武蔵野市の単独処理となり、昭和59年に運営を開始した経緯などについて説明を受けました。

東京たま広域資源循環組合二ツ塚廃棄物広域処分場

日の出町には、亜細亜大学のある武蔵野市も含めた多摩地区25市1町のごみ処理を支える東京たま広域資源循環組合二ツ塚廃棄物広域処分場があります。ここでは、焼却もリサイクルもできない廃棄物の埋め立て処理を行っているほか、従来は埋め立てていた燃えるごみの焼却灰を建設用セメントにリサイクルする東京たまエコセメント化施設もあります。行政学を学ぶゼミでは、処分場の見学で、ごみの安全処理や減量化の現状を学びました。

〈2021年4月30日更新〉