都市創造学科
経営学及び社会学の観点で都市を考察し、「ビジネス推進能力」、「社会調査能力」、「データ分析能力」を養い、活気と心地よさをもたらす未来都市のビジョンを打ち立て、実践できる人材を育成する。
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
都市創造学部(以下「本学部」という。)では、本学の課程を修め、必要な条件を充足し、かつ124単位を修得したうえで、アジア融合の視点にたった教養と都市創造学に関する専門知識・技能を修得し、次のような能力・資質を備えた人物に学位「学士(都市創造学)」を授与します。
- 大きな3つの学びの領域「国際都市と留学」、「都市とビジネス」、「都市と社会」と関連づけながら、幅広い教養と社会学・経営学・ICTに関する高度な専門知識を身につけ、都市創造を理解している。
- 大きな3つの学びの領域と交わる都市の魅力や課題について、社会学・経営学・ICTの知識を用いて考察できる。
- 3つの学びを基礎に、アジア融合の視点から社会学・経営学・ICTの知識を、都市の魅力や課題解決策の開発に応用することができる。
- 他者と協力して、より良い都市の創造に能動的に貢献できる。
- 目標を定め、自らのキャリアを体験的に形成し、生涯にわたって学ぶ姿勢を持続できる。
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
本学部では、ディプロマ・ポリシーに挙げた知識・技能・態度を修得させるために、以下のような内容、方法の方針に基づき、教育課程を編成します。
<教育内容>
- アジア融合の視点で幅広い教養を身につけるため、本学部の専門科目「アジアのケース・スタディ」に加え、全学共通科目の「英語Ⅰ・Ⅱ」、「総合英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ」を必修とし、言語と世界、表現と芸術、人間と社会、こころとからだ、情報と自然・環境、人生と進路の6領域に科目を配置する。
- 本学の提供する英語以外の幅広い語学教育の中から、アジア融合の視点を獲得するため、学生の留学先に合わせて、「中国語初級・中級」、「韓国語初級・中級」、「ベトナム語初級・中級」、「タイ語初級・中級」、「インドネシア語初級・中級」を配置する。
- 都市創造を理解するため、都市の魅力と課題を検討する3つの学び領域と、3つの学びの領域の核を重点的に学ぶ「都市創造重点基盤」とを配置する。
- 3つの学びの領域は、社会学・経営学・ICTの知識を都市の魅力や課題解決策の開発に応用する能力を専門的に育成するため、国際都市の魅力や課題及び留学に重点を置いた「国際都市と留学」の学び領域、都市の魅力や課題及びビジネスのサステナビリティに重点を置いた「都市とビジネス」の学び領域、都市の魅力や課題及び社会の豊かさや多様性に重点を置いた「都市と社会」の学び領域を配置する。
- 初年次から他者と協力して、より良い都市の創造に能動的に貢献する能力を育成するための演習科目を配置する。
- 2年次から自ら目標を定め、自らのキャリアを計画し、生涯にわたって学ぶ姿勢を体験的に作るための演習科目を配置する。
<教育方法>
- 都市創造に関する学生の主体的な学びを促すように、能動的な学習方法を工夫する。
- 初年次から履修する演習科目では、少人数での学びを必修とし、教員と学生、学生同士の間の相互作用を促進する。
- 2年次においては、アジア融合を実体験するため、アジア各国やアメリカへの約半年間にわたる海外留学を原則必修とする。
- 自らのキャリアを体験的に形成することを助けるため、本学部の専門教育の中に、留学先での就業体験を組み込む「就業体験ゼミナールⅠ(海外)・Ⅱ(海外)」と、国内での就業体験を組み込む「就業体験ゼミナールⅠ(国内)・Ⅱ(国内)」を配置する。
入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)
本学部は、ディプロマ・ポリシーに示した知識・技能・態度を持つ人材を育成するために、次に掲げる人材を求めます。
- 都市創造学部都市創造学科での教育内容が理解できるように、高等学校の教育課程において基礎的な知識・技能を修得していること。
- 都市の魅力や課題について、自ら問題を発見し、自ら考え、自ら判断し、説明することができる。
- 都市創造学部都市創造学科で学ぶ4年間で、自らのスキルやキャリアを向上させる意欲と明確な目的意識を持つ。
- 都市の特徴について関心を持ち、多様な価値観を持つ人々と協働する積極性と、異なる意見に耳を傾ける柔軟性を有する。
- 都市創造学部都市創造学科で学ぶ知識・技能・態度・体験を都市の創造のために活かしたいという意欲がある。