戻る第3回「Asia写真銀河」を開催しました

5月16日亜細亜大学にて「Asia写真銀河」を開催しました。「Asia写真銀河」は写真を通して社会を考える機会として、毎回写真家を迎えて講演を行っています。

開催3回目となった当日は、写真家・今森光彦氏を迎えての開催。
滋賀県を拠点に、人と自然が共存する日本古来の農業環境=里山を撮り続けている氏は、人、動物、昆虫すべての生きものが、環境の”循環”によってそれぞれの生活圏で生活することの大切さを、自らの里山生活のエピソードとともに講演。

会後半では、齊藤洋本学経営学部教授との対談企画を実施。
インサイダー・アウトサイダーとしての里山風景を語らい、両者の解釈を共有しながら、人と自然との共存の変遷と現況を分析しました。社会背景、日本の思想文化にまで言及する両氏の示唆に富んだ対談内容に、出席者はメモをとりつつ、熱心に聞き入っていました。

「見えないものに対する畏怖の心が美しさを生みだす」という、里山がもつ闇を身近にして生まれ育った今森氏の言葉は、忘れられた日本の風景だけでなく、心までもを改めて想起させる力を感じさせ、100人以上が集まった本企画は大盛況のうちに閉幕しました。

次回「Asia写真銀河」は11月7日(土)。写真家・長島有里枝氏をゲストに開催予定。
詳細は下記リンクにて決定次第お知らせします。
 

「写真だからこそ伝えられる里山の風景」を背景に登壇

対談では両氏の活動や体験をもとにしたエピソードが豊富に語られた

里山のこと、写真のこと…出席者からの質問に一つひとつ丁寧に回答いただく

講演会後に開かれたサイン会に並ぶ出席者

<2015年05月16日 16時35分>