戻る石川君(都市1)がベトナム語スピーチコンテストで1位受賞

トロフィーと賞状を手にする石川君

千葉県の神田外語大学で11月3日に行われた「第12回神田外語大ベトナム語スピーチコンテスト」で、本学都市創造学部1年の石川和宏君が1位に輝きました。

「ベトナム語を学び始めて1年以内」が出場資格となる枠にエントリーした石川君は、グェン・ディン・ファンの「故郷」という詩を暗唱。▽声の大きさ▽流暢さ▽表現▽発音の4項目で審査されました。

コンテストへの出場は、受講した全学共通科目「ベトナム語」の授業で、担当教員の清水英里先生から発音の美しさを評価されたのがきっかけとなりました。ベトナム語には6つの声調があり、日本人にとっては発音が難しい言語のひとつとされていますが、約6か月間にわたり昼休みは清水先生から、そして週1回はネイティブの先生に発音指導を仰ぎ大会に備えたそうです。

1位になった瞬間は、「ベトナム語を専攻する外語大からの出場者もいたので、うれしさと驚きで放心状態でした」という石川君。ベトナム語に関心を持ったのは、日本と異なる政治制度への関心と、フランス統治下やベトナム戦争から現在に至るまで、どのように発展をしてきたのかを学びたかったから。「来年は学部必修の留学でベトナムに行くので、もっとスキルを磨きたいです。将来は日本とベトナムの発展に寄与できる仕事に就きたいと思っています」と今後の目標を語りました。
<2018年12月15日 17時14分>