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海外経験を経て
さらに飛躍する卒業生

折茂一穂さん

グランドプリンスホテル新高輪
折茂 一穂さん(写真中央)
国際関係学部 国際関係学科 2018年3月卒業

なぜマレーシアに留学しようと思ったのですか?

私は1年次に英語圏での留学を経験した後、AUEPを利用してマレーシアに留学しました。マレーシアの公用語はマレー語ですが、広く英語が使われており、マレー系、インド系、中華系とさまざまな人が暮らす、多様性にあふれた国です。互いに異なる宗教や文化、衣食住の習慣を持った人たちが共存しているマレーシアなら、国際社会のあり方を肌で感じることができると考えました。

留学先のマレーシアについて教えてください。

実際に留学すると、クラスメートは世界各地から集まっていますし、ご飯を食べに行けば、各国の料理が並びます。また、マレーシア人は親日家が多く、片言の日本語で話しかけられる機会も多く、うれしかったことを覚えています。マレーシアでの英語の使い方にも多様性を感じることがありました。以前の留学先では、比較的長い文章でやり取りすることが多かったのですが、マレーシアでは短文でスピード感を持って会話することが多くありました。瞬時に内容を理解して、答える訓練になったと感じています。

留学の経験はどのように活かされていますか?

私は現在、法人のお客さまに対して宴会などを企画提案する部署で働いています。観光・宿泊業界はグローバル化が進んでおり、今後は海外のお客様をお迎えする機会も、一層増えるはずです。そこで重要となるのは、語学力以上に、文化や価値観の違いを認めたうえでコミュニケーションをとる力です。「多様性」を学ぶうえで、アジア圏への留学は効果的だったと感じています。

〈2020年7月17日〉