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キャリアセンター
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民間就職の能力試験は多岐にわたり、試験別に学習することは合理的ではありません。この講座では、代表的な能力試験の特徴と共通性を分析し、無駄なく効率的に学習できます。また、演習を通し、定着力を確かなものにします。
現在、新卒採用をする多く企業が面接前に筆記試験を行い、応募者を絞り込んでいます。
筆記試験の種類は、大きく分けて「適性検査(能力試験・性格検査)」、企業が独自に作成する「知識検査」、「小論文・作文」があり、最近は、この中の「適性検査」をインターネット上で実施する「Webテスト(インターネット試験)」を行う企業が多くなっています。従来のSPIだけではなく、Webテストには多くの種類があります。それぞれの特徴を理解し、効率的な対策を講じていく必要があります。
適性検査の実施形式として、近年はインターネットを使うWeb型、会場に出向いて専用のパソコンで受験するテストセンター型の試験が増えています。たとえば同じSPI3であっても、それぞれの形式により出題範囲が異なり、Web型では電卓の使用が認められる一方、テストセンター型では禁止などの特徴があり、それぞれのパターンを知り、慣れておくことが必要です。
実施形式 | 内容 | |||
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ペーパー型 | 従来からある形式の筆記試験。会社説明会の直後、あるいは選考が進む途中で受検することが多い。近年、Webテスト型やテストセンター型のシェアが増えたことで、以前よりも減少傾向にある。 | |||
Web型 | 近年導入企業が増加しているインターネットを使うWeb型のテストは、学生が自宅や学校のパソコンで受検する。SPI3、GAB、CABなど、基本的にはペーパーテストの内容をベースに作られたテストだが、異なる部分もある。 例えば、回答時間が短くなっているので、よりスピードが求められることがある。また、種類によっては、ペーパーテストでは問われないジャンルの問題が出されたり、一度、次の問題に進むと前の問題に戻れなくなったりするものがある。 |
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テストセンター型 | 学生が試験会場を訪れ、専用のパソコンでテストを受ける形式。特徴として、1度受検した結果を他社選考でも活用が可能なところと、正解の多い場合は徐々に難しい問題が出題され、早く答えれば出題数も増えるというところ。逆に間違いが多くなると、難易度を落とした問題が出題されるなど、一人ひとりの能力に応じて問題や出題数が異なり、受験者の能力をこと細かにチェックして行く仕組みとなっている。 また、テストには一問一問制限時間が設けられており、時間になると強制的に次の問題へ進んでしまう。前の問題に戻れないだけでなく、勝手に問題を飛ばすこともできないので注意が必要。以前は、テストセンターといえばSPI3のみであったが、近年では種類が増えている。 |
課外講座については以下のページにて電子ブックを公開しています。詳しい講座情報はこちらを参照してください。