戻る就業体験(インターンシップ等)

将来の進路選択においての「問題意識」を生み、
授業や学生生活への「目的意識」を向上させる。

就業体験(インターンシップ等)とは在学中(夏季休暇中など)に、企業や官公庁、非営利団体等のさまざまな職場において、一定期間、将来のキャリアに関連した就業体験を行うことです。数日間のもの、数週間のものまでさまざまなタイプがあり、自分の興味あるテーマや目標、将来の進路に関連した実務を実社会で経験することができます。公務員をめざし、市役所や官公庁で実習を行う学生もいます。

 

就業体験(インターンシップ等)を経験することにより、将来の進路選択においての「問題意識」が生まれ、やるべきことを発見することで、授業や学生生活への「目的意識」を向上させる機会にもなります。さらには、自らの適性や能力について考えることにより、就職後のミスマッチを防ぐという目的もあります。

 

就業における注意点としては、有給であるアルバイトに対し、就業体験(インターンシップ等)にかかる費用は、交通費・宿泊費等も含めて、原則として学生がすべて自己負担することになります。(受入機関によっては、有償や交通費、昼食代程度の必要経費が出る場合もあります。)

就業体験(インターンシップ等)で得られる3つの機会

  • 働くことや仕事に対しての漠然としたイメージを、具体的な認識に変える「きっかけ」となります。
  • 責任ある仕事を任せられるので、自分の強みやスキルを「実際に試す」経験ができます。
  • 実際に働いている社会人から「生の情報」を得ることができ、目標となる人材(キャリアモデル)と出会えます。

就業体験(インターンシップ等)で得られる3つの効果

  • 就業体験を通じて、大学における「学びの重要性」が理解できる。
  • 企業や業界を知ることで、社会の「しくみ」が理解できる。
  • 自分の現状を知ることで、社会で活かせる「強み・弱み」が理解できる。

就業体験の種類

①授業型就業体験(科目履修タイプ)

授業科目に長期休暇期間(春季、夏季)中の就業体験実習が組み込まれているもので、講義と実習の評価により、単位が認定されます。
授業では、「講義ー事前研修ー実習ー振り返り」を一貫して行いますので、働くことへの理解が深まります。授業科目によっては、海外で就業体験を経験することができます。

*注意*
授業科目によっては、履修条件や実習日数が異なります。シラバスを確認のうえ、履修してください。
実習前には、5日前までに必ず「インターンシップ保険」に加入してください(加入窓口:教学センター)。

②公募型インターンシップ等(自己開拓タイプ)

学生自身が、就業体験先企業・団体を探し、直接応募するもので、単位は認定されません。企業のホームページや就職情報サイトなどで情報を収集し、応募要領に従って、必要書類を提出します。
企業・団体によっては、選考のうえ受入れの可否を決めることもあります。
各企業、団体から大学に届いた情報は、キャリアセンターで見ることができます。

*注意*
大学経由でないと応募ができない場合があります(官公庁など)。その際はキャリアセンターまでご相談ください。
実習前には、必ず「インターンシップ保険」に加入してください(加入窓口:キャリアセンター)。

〈2023年4月4日更新〉