総合
2024.03.23
都市創造学部都市創造学科の学生募集停止について
※このニュースは、2024年3月に配信したものです。
令和6年3月23日
都市創造学部都市創造学科の学生募集停止について
亜細亜大学
学長 永綱 憲悟
都市創造学部
学部長 岡村 久和
この度、亜細亜大学の全般改革の一環として、都市創造学部都市創造学科を改組転換し、同学科の教育研究内容をもとに、それをさらに発展させた社会学部現代社会学科を開設する構想を立てました。これに基づき、社会学部現代社会学科の設置を文部科学省大学設置室に令和6年度中に届け出ることといたしました。
これに伴い、令和7年度より、都市創造学部都市創造学科の学生募集を停止する決定を行いました。
この改組転換と学生募集停止の背景及び今後の対応につきまして、以下にご説明させていただきます。
1.募集停止の背景
(1)都市創造学部のこれまでの成果
まず平成28年(2016年)に開設された都市創造学部が、これまで経営学および都市社会学の観点で社会を考察し、都市の課題解決を担う実践型人材を輩出してきたことを確認しておきたいと思います。具体的には、この間累計550名以上の卒業生を送り出し、民間企業また公的部門ほかで働く多様な人材を生みだし、大きな社会的役割を果たしてきました。こうした成果につき、この場をお借りして、同学部の卒業生、在学生、保護者の皆様ほか関係各位にあらためて感謝を表明したいと思います。
(2)新型感染症拡大以降の社会変化
ついで2020年の新型感染症拡大以降の社会変化について述べさせていただきます。感染症の拡大とそれに続くエネルギー価格高騰、円安という状況の中で、全員留学と海外インターンシップを一つの軸とする都市創造学部の教育理念実施が、残念ながら、一定の壁にぶつかるという事態が生じてきたという事実がございます。
同時に社会全般をみますと、感染症拡大を一つの契機として、デジタル化が急速に進展し、とりわけAIやVRなどの技術が飛躍的に発展し、仕事や余暇の在り方も大きく変化する状況となっています。あわせて、コロナ禍で実感した隔離や孤独のつらさから、ポスト・コロナ禍では、「つながり」や「支え合い」への関心が深まっていると指摘されています。
(3)足元の社会への再注目
以上に述べた所から、これまで都市創造学部において蓄積された現場(フィールド)志向および課題解決型の教育手法、都市や地域への関心を維持しつつ、同学部が重視してきた国際都市の課題解決という視点を転換し、むしろ足元の地域社会の在り方、また我が国における仕事、生活、消費の態様変化をあらためて分析し、広く社会課題の解決を担う実践型人材の育成を求めることが時宜を得るものとなっていると考えました。
ここに、都市創造学部の改組転換により、社会学の知識と手法を基軸とし、ICTの基礎理解を踏まえて、現代社会の諸課題にアプローチする社会学部現代社会学科設置を構想するに至った次第です。これに伴い、令和7年度より、都市創造学部都市創造学科の新規学生募集を停止することといたしました。
2.今後の対応
(1)都市創造学部の存続と学部教育の継続
以上のように、都市創造学部は社会学部へと発展的に移行することになりますが、令和6年度までに都市創造学部に入学された学生の皆様の教育は、最後のお一人が卒業されるまで、これまで通り手厚い対応に努めます。また開講科目、卒業要件、履修方法などの基本について、従来からの変更はありません。また、必修の留学につきましても、国際情勢の急変等がない限り、予定通り実施いたします。
(2)都市創造学部の廃止とその後
上記の通り、学部学生の方が全員卒業するまで、都市創造学部は存続します。そして学部学生が一人もいなくなった時点で文部科学省に都市創造学部廃止の届出を行います。しかしながら、卒業された方々に対する卒業証明書の発行などは、従来通り、永続的に維持されます。むろん、学位については、「学士(都市創造学)」を称することに何の問題もなく、履歴書等においても「亜細亜大学都市創造学部卒業」と記載いただくこととなります。
(3)社会学部現代社会学科(構想中)の内容について
社会学部現代社会学科の内容につきましては、現在詳細を構想中であり、令和7年度開設を予定しております。詳細は令和6年度4月下旬以降に公表予定ですが、構想の骨格については別掲(URL https://www.asia-u.ac.jp/academics/sociology/)をご参照ください。
以上、本決定へのご理解とご支援を賜りますよう、何とぞ、よろしくお願い申し上げます。
<2024年3月23日 09時00分>