戻る教職課程に関する情報公開

亜細亜大学における教員養成の理念

亜細亜大学の建学精神は「自助協力」であり、その理念は「国際社会で貢献できる有為な人材の育成」、「人間性重視の教育」、「新しい社会を創り出す創造力あふれる人材の育成」という教育の基本方針に具体化されています。平成28年度には更に各自の「個性値」を伸ばすことを強調し、測定可能なディプロマポリシーの要素として以下の4つの能力を分類しました。
 

  1. 幅広い教養と高度な専門知識・技能を身につけ、創造的に活用できる。
  2. グローバルな視点から世界の諸文化を学び、その多様性を尊重できる。
  3. 他者と協力して、より良い社会の形成に能動的に貢献できる。
  4. 目標を定め、自らのキャリアを形成し、生涯にわたって学びの姿勢を持続できる。


これらの教育理念を生かした教員養成は経営学部、経済学部、法学部、国際関係学部という本学の4つの社会科学系の各学部において展開されますが、各専門分野の専攻によって習得する基本的知識の獲得と教養分野における幅広い学習および体験学習による内発的な動機づけの促進とその態度形成を軸として進めています。

教職課程において特に強調している理念的側面は、2.の「多様性の尊重」、3.の「他者との協力」に関わる個性の伸長の側面であり、これにより学生の「自我の成長」[自助]を促すとともに、良好な対人関係を維持するためのスキル[協力]を発達させ、生徒のみならず、同僚となる教員、さらには保護者との間に確かな信頼関係を築ける教員の育成を図ります。

取得可能な免許状一覧

学 部 中学校一種 高等学校一種
経営学部経営学科 社会科 公民科・商業科
経済学部経済学科 社会科 公民科
法学部法律学科 社会科 公民科
国際関係学部国際関係学科 社会科・英語科 公民科・英語科
大学院 中学校専修 高等学校専修
経済学研究科 社会科 公民科
法学研究科 社会科 公民科

教員養成の目標及び計画

教師になるという人生に関わる計画の遂行には、個々の学生の自我の成長と、特に自分の現状を振り返るメタ認知の発達が重要であり、その基盤の上に亜細亜大学が目標とする「他者と積極的に協力できる」教師像があります。本学の教員養成課程では履修生がこのような能力を有する履修者を育成するため1年次からの計画的なカリキュラムと活動プログラムを用意しています。

1年次に始まる「教職入門」では実務家教員が教師の魅力を伝え、2年次以降からは、履修カルテによる自身の学習の振り返りと自我同一性尺度の自己評価を求め、教師になるために努力している自分を意識させます。また、「教育相談」を本学カウンセリング・センターの臨床心理士が、「生徒・進路指導論」では実際に現場に関わってきた実務家教員が担当するなど、カウンセリング・マインドと自己表現能力の両方を育成する実践的な教育指導を行っています。

3年次からは、介護体験活動の事前事後指導を兼ねた「ボランティア論」、「アジアの風塾」や外部NPOが主催する発達支援教室へのボランティア参加、地域の教育委員会と連携して大学が企画する教育ボランティア活動への参加、等を整備し、小中学生との交流を伴う活動の機会を用意しています。

4年次では教育実習をメインの活動として、教員採用試験に向けた対策指導、履修者相互の交流を意識した合宿形式での教職実践演習を展開しています。

教員養成に係る組織

亜細亜大学における教員養成に係る組織
(課程運営連絡協議会の構成員及び組織図)

課程運営連絡協議会

組織名称 課程運営連絡協議会
組織の目的 教職課程、図書館学課程、社会教育主事課程の運営について全学的な立場で協議・決定する。
責任者 教務委員長
構成員
(役職・人数)
1.教務委員長(1名)、2.各学部教務主任(5名)、3.課程科目担当専任教員(14名)、である。議長(教務委員長)が必要と認めたときは、他の者を出席させることができる。
運営方法 協議事項は、
1.課程関係のカリキュラムに関すること。
2.課程科目の担当教員人事に関すること。
3.課程履修者の修了判定に関すること。
4.教育実習及び介護等体験に関すること。
5.その他日常的な課程運営に関すること。
の5つであり、第1号及び第2号については、学部長会の議を経て決定する。つまり、組織としては教学事項の最高議決機関である学部長会に直属している。

同協議会の執行責任者として、課程主任(1名)、課程主任補佐(1名)が課程専任教員から選出され、所管部署と共同で同協議会決定事項の執行などを行う。
所管 教学センター教学課

課程スタッフ会議

組織名称 課程スタッフ会議
組織の目的 課程運営連絡協議会での決定事項を事務機構と連携して執行するとともに、課程運営に関する計画案を協議して課程運営連絡協議会に提案する。
責任者 課程主任
構成員
(役職・人数)
1.教務委員長(1名)、2.課程主任(1名)、3.課程主任補佐(1名)、4.課程科目担当専任教員(5名)、5.教学課長・課長補佐(各1名)・課程担当職員(2名)
運営方法 ほぼ月1回程度の頻度で、課程運営連絡協議会の協議事項に関する事前検討を行う。課程主任が議長となり、合議制で審議・決定する。他に、課程予算案の協議、課程ガイダンスの運営、課程履修生の学習状況等も審議する。
所管 教学センター教学課

教員養成に係る取組

授業科目

教職課程として開講している授業科目の一覧を公開しています。

亜細亜大学教員情報

氏名 学部 担当科目
板垣 文彦 経営学部教授 教育心理学
大久保 俊輝 国際関係学部特任教授 特別活動論、生徒・進路指導論
三浦 朋子 法学部准教授 教職入門、社会科教育法、社会科・公民科教育法、
教育方法学
池亀 直子 国際関係学部准教授 教育原理、教育社会学

※教科に関する科目の担当者及び非常勤講師については上記リンクの「教職課程の手引」(PDF)をご覧ください。

教育の質の向上に係る取組

本学の教職課程では、教職を履修する学生が教師として必要な力をさらに伸ばすために、次のような取組を行っています。

(1)実務家教員による授業

複数の教職科目では、現職教員やこれまで教育現場で活躍されてきた方々を招き、最新の教育課題や現場での取組などを話していただきます。自分たちが学んだ理論や見方を現場の実際と照らし合わせて考えることで、教育の役割や教師の仕事について、より具体的に学ぶことが可能です。

(2) 課題図書の指定

教職科目では課題図書を指定し、関連知識を増やしたり、思考を深める手助けとなるように活用しています。

(3) アジアの風塾

本学では教育を実践的に学ぶ観点から、大学内に「アジアの風塾」という小学生対象の無料の勉強室を開室しています。「アジアの風塾」は大学近隣の4つの小学校に参加を募り、地域の子どもたちが放課後大学に来て学ぶ画期的な試みです。塾の運営は教職課程を履修する3・4年生が中心になって行い、子どもたちとの接し方や学習指導の方法などを考える場ともなっています。

(4) 4年生後期必修科目「教職実践演習」

本科目は教職履修の総まとめ科目として、4年生の後期に必修となっています。またこの科目の本学独自の特徴は、通常15回の授業のうち7回分を1泊2日の合宿で集中的に行うことです。授業はすべてが講義形式ではなくグループ演習やロールプレイング等を取り入れ、これまで学んできたことを振り返りながら、真剣に教師という仕事と向き合うことになります。

(5) 明星大学通信教育部との教育業務提携

本学では、明星大学通信教育部と教育業務提携を結ぶことにより、これまで取得できなかった「小学校教諭二種免許状」、「高等学校教諭一種免許状(地理歴史)」、「特別支援学校教諭一種免許状」が、卒業と同時に、取得できるようになりました(平成29年度開始)。
この教育業務提携は、亜細亜大学に在学し、教職課程を履修している学生が対象です。希望者は選考を経た後、明星大学通信教育部の科目等履修生として登録され、免許状取得に必要な科目を受講することになります。したがって、受講学生には高い意欲と多くの努力が求められます。

(6) 教育ボランティアの充実

本学では、学生が教員として必要となる基礎的な知識と指導力を身に付け、学校や教師・子どもへのいっそうの理解を深めるために、ボランティア活動を推進している。平成30年度からは「教育ボランティア」という教職選択科目を設置し、より活動に参加しやすくする環境整備と活動支援を行っている。ボランティアの実施例としては、武蔵野市内の小中学校での学校インターンシップ、NPO団体等が行う学習支援、東久留米市内の児童館でのイベント企画・運営など、大学と自治体、地域の方々との連携のもとに、活動の幅を広げている。(募集情報は、亜大ポータル等にて配信中)

(7) 教採道場

平成30年度から個々の教員となる資質・力量を引き出し、磨き、鍛えるために週3回昼の時間を活用して基礎訓練(挨拶訓練、論文演習、面接演習、過去問解説、漢字検定、漢字書き方練習、個人別学習目標設定、デジタル教科書演習、電子黒板演習など)を行っている。短時間の継続した積み重ねにより意識改革行動改革が図られ、その成果として教員採用実績につながっている。

データ編

Get Adobe Reader
PDFファイルをご覧いただくためには、Adobe社のAdobe Reader(無料)が必要です。Adobe Readerをお持ちでない場合は、Adobe社のホームページからダウンロードしてください。
〈2019年7月10日更新〉