戻る卒業生からのメッセージ(原 智彦)

原 智彦

HARA Tomohiko

 

(株)力の源ホールディングス

平成6(1994年)年度 国際関係学部卒業

中学生のときに、国際交流事業でにっぽん丸クルーズに参加したことが海外に目を向けるようになったきっかけです。大人びた外見やふるまいをする同年代のオーストラリア人に圧倒され、「ショック」の一言でした。

そんな原体験があったので、AUAPでウェスタンワシントン大学に留学したときは、ものすごく緊張していました。留学費用を無駄にしないようにがんばろう。一日も早くこの文化になじまないと、あっという間に留学期間が終わってしまうと焦りさえ感じていたのです。

日本人とは一切つるまないと決め、初日からアクセル全開でつたない英語で話しかけました。すると「お前のような学生は初めてだ」と喜ばれ、受け入れてもらうことができたのです。コミュニケーションは言葉だけではない。こちらから働きかければ、必ず相手は返してくれると体感し、日本にいるよりも居心地がいいと感じるほど幸せな留学体験でした。

卒業後は日本やアメリカの広告代理店を経て、現在は「博多一風堂」で採用責任者として働いています。新しい環境に飛び込むのは勇気がいるものですが、留学で身につけた“躊躇しない”精神が背中を押してくれています。

異国を知るということは、異なる文化や価値観を知るということ。「博多一風堂」は早くから海外に目を向け、現在は世界12か国に店舗展開しています。それだけに多様なバックグラウンドを持ったお客様が来店されます。そういうお客様に受け入れてもらえるよう、それまで培ってきたマーケティング手法を生かし、「博多一風堂」というブランドの魅力をわかりやすく伝え、よりカッコよく見せていくことに取り組んでいます。

たくさんラーメン店があるなかで、「一風堂はちょっと違うぞ」と思ってもらいたい。そしてそんな一風堂が大好きな人に働いてもらいたい。「ここで働いてよかった」と誇れる会社を創造することをミッションに、世界の人たちを喜ばせる仕事の面白さを世界中に伝えていきたいと思っています。

 

※肩書は執筆当時のものです。

〈2017年4月1日更新〉