第8回現代教養特講「海外ルーツの子どもの現状と課題ー共生社会実現に向けて、今私たちができること」が行われました
社会連携
2022.12.02

第8回現代教養特講「海外ルーツの子どもの現状と課題ー共生社会実現に向けて、今私たちができること」が行われました

亜細亜大学SDGs宣言
01第8回現代教養特講
武蔵野市寄付講座「現代教養特講」の第8回講義が12月2日に行われました。
特定非営利活動法人青少年自立支援センターの田中宝紀氏(国際関係学部国際関係学科・2007年卒業)を迎え「海外ルーツの子どもの現状と課題ー共生社会実現に向けて、今私たちができること」をテーマに講義が行われました。

<田中氏の講義から>
海外ルーツの子どもとは、自身の国籍に関わらず両親またはそのどちらか一方が外国出身者である子どもを指し、現在日本の公立学校にはおよそ11万人ほど在籍しているとされています。その中には、日本語が不得手であり日本語指導を必要としているにも関わらず、満足な指導が受けられていない子どもが多数います。そういった子どもたちの不登校や進学率の低さ、進路の未決定などが問題となっており、これらの問題は可視化されづらい現状にあります。可視化されづらい理由として、言語的ハンディキャップを背負った状態だと適切に現状や不満を伝えることが出来ず、行政から不満を持った人がいないとされ、改善につながらない点にあります。
言語的ハンディキャップ以外にも、様々な差別に苦しむ子どもも多く、明らかな差別発言以外にも「お箸上手だね」「日本人に見えるから大丈夫だよ」などといった、悪意の無い無意識の差別や偏見を受ける事例も多くあります。
田中氏は最後に「無意識での差別や、様々なハンディキャップを背負った人々の現状などは非常に気づきにくいものですが、今日の講義内容を少しでも覚えていていただけたら、日常での小さな意識を変えることが出来ますし、変わっていってくれると思っています」と語りました。

02第8回現代教養特講
<2022年12月02日 15時43分>
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