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ランスタッド株式会社 中村 賢司(経営学部 経営学科 2001年度卒業)

“自助協力”という言葉に背中を押され、思いっきりチャレンジした大学生活。 “自助協力”という言葉に背中を押され、思いっきりチャレンジした大学生活。

中村さんにとって、亜細亜大学への入学は「第一希望ではなかった」そうです。不本意な入学先で「自分には何ができるのか」を真剣に悩むようになります。そこで「とにかく何にでも挑戦しよう」という思いで大学生活に取り組み、アメリカへの留学も果たしました。卒業後、就職先の企業派遣制度でMBAを取得し、海外赴任も経験。自分自身の力で掴み取ってきたキャリアの原点を振り返ってみましょう。 中村さんにとって、亜細亜大学への入学は「第一希望ではなかった」そうです。不本意な入学先で「自分には何ができるのか」を真剣に悩むようになります。そこで「とにかく何にでも挑戦しよう」という思いで大学生活に取り組み、アメリカへの留学も果たしました。卒業後、就職先の企業派遣制度でMBAを取得し、海外赴任も経験。自分自身の力で掴み取ってきたキャリアの原点を振り返ってみましょう。

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What made you choose your major? What made you choose your major?

経営学科を選んだワケ 経営学科を選んだワケ

実は、最初は経営学部で何を学ぶのかなどは深く考えていませんでした。しかし、自分の将来のために「とにかく何でも取り組もう」と気持ちをあらため、授業には欠かさず出席。今振り返ってみると、社会人になってMBAを取ることができたのも、経営学部で学んでいた下地があったからだと思います。

中村さんの亜大ハイライト

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What kind of experiences developed you? What kind of experiences developed you?

入学式で知った“自助協力”。この言葉に出会って、人生が変わりました 入学式で知った“自助協力”。この言葉に出会って、人生が変わりました

大学入学直前、中村さんは暗澹たる思いに沈んでいました。第一希望の大学に通らなかったという自責の念に駆られていたからです。暗く沈んだ気持ちのまま入学式の日を迎えた彼が出会ったのは、“自助協力”という言葉でした。

「当時の自分の心に、“自助協力”という言葉がズドンと響きました。自分がしっかりしなければ周りを助けてあげられないと強く感じ、自分は何も知らないのだという思いに打ちのめされました。でも、だからこそ大学生活では『とにかく何でも挑戦しよう』と強く決意することができたんです」。

中学や高校時代、受験勉強にはそれなりに打ち込んでいたという中村さんでしたが、「そもそも何のために勉強するのかを全くわかっていなかった」と振り返ります。自分の強みは何なのか、自分の将来はどうあるべきなのか――大学生活のスタートで、自分自身をはっきりと見つめ直すことができました。

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What kind of experiences developed you? What kind of experiences developed you?

活字嫌いを克服、図書館をフルに活用 活字嫌いを克服、図書館をフルに活用

気持ちをあらため、学部の授業はもちろん卒業要件外の授業でも興味を持ったら積極的に受講していったという中村さん。中でも記憶に残っているのは、少人数の授業で習得した“本の読み方”でした。

「授業の冒頭で、『本を読む習慣がありますか?』と先生に問われました。正直に『ありません』と答えた記憶があるのですが、それに対して『これから知識を修得するにあたって本が読めないと大変です。読み方を教えてあげましょう』と言ってくれたんです。これが、私の“活字嫌い”の克服につながりました」。

小説と専門書の読み方の違い、速読の仕方から古本屋の利用方法まで、とにかく「本を読むこと」についてのありとあらゆるノウハウを、毎回の授業で教わりました。本や雑誌を多読するようになった中村さんは、大学の図書館をフルに活用します。

さらに、英文講読の授業では、興味のある英文の雑誌や本を読むことで世界が開け、英語が自分の血肉となって身につくということを教わります。帰国子女だった中村さんは、英語にある程度の自信がありましたが、それでも「自分にとって英語は“受験勉強の一部”に過ぎなかったのだということに気づかされた」と振り返ります。先生の指導のもと、『エコノミスト』など、ビジネスマン向けのさまざまな英文に積極的に触れることで、英語をさらに自分のものにしていきます。

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What kind of experiences developed you? What kind of experiences developed you?

ワシントン州に5ヶ月の留学へ。将来のキャリア形成を考えるように ワシントン州に5ヶ月の留学へ。将来のキャリア形成を考えるように

2年生の後期には、亜細亜大学アメリカプログラム(AUAP)を利用してワシントン州のセントラルワシントン大学へ。

「現地の学生との会話で、初めてインターンシップのことを知りました。その当時、まだ日本ではインターンシップが一般的ではなかったんです。彼らは親の援助に頼らず自分の地位を獲得したいというガッツがありましたが、それに比べて自分は何の不自由もなく親の援助で大学に行き留学に来ていると……そのギャップに衝撃を受けました。そして、自分の将来のキャリア形成について、真剣に考えるようになりました」。

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What kind of work did you do after graduating? What kind of work did you do after graduating?

合同説明会で出会った機械メーカーに就職。30代でMBAも取得しました 合同説明会で出会った機械メーカーに就職。30代でMBAも取得しました

留学から帰ってきた中村さんは、すぐに就職課(現:キャリア支援課)に「インターンシップに参加できないか」と相談に行きます。ちょうど就職課では企業の合同説明会を開催する計画がスタートした頃で、中村さんは説明会の学生アシスタントとなりました。

「合同説明会の準備を手伝うことで、他の学生よりも前倒しで就職活動の準備を進めることができたと思います。当時は就職氷河期と呼ばれる厳しい時期でしたが、幸いゴールデンウィーク前には希望する会社の内定をもらうことができました」。

新卒で入社した機械メーカーは、その業界では国内トップシェアを誇り、海外展開も積極的に行っていました。中村さんは国内での営業を経て、企業派遣でシンガポールにあるナンヤンビジネススクールで学び、MBAを取得。日本に戻り経営企画業務を経験した後、シンガポールやマレーシアに赴任。現地で営業チームを率いるなど、先頭に立って取引先を開拓していきました。

「亜細亜大学を出て、シンガポールでMBAを取得し、アジアを舞台に仕事をすることになるなんて、面白いご縁だなと思いますね。異国の地でも亜大の卒業生に出会うことも多く、感慨深いものがあります」。

現在、中村さんは新天地で新たな仕事にたずさわっています。世界屈指の外資系総合人材サービス会社でのヘッドハンティング業務です。東京を拠点に、新たなキャリアを積んでいきたいと考えているそうです。

pictureINTERVIEW
INTERVIEW
  • Q1

    学生時代を振り返って思うことはありますか? 学生時代を振り返って
    思うことはありますか?

    アットホームな環境の大学なので、物事にじっくり取り組むことができました。サークルの仲間にも恵まれました。優しい先輩が落ち込んでいた私の心をほぐしてくれた気がします。社会人になってからも、当時の先輩を思い出し、営業成績の上がらない部下や後輩にも優しく、“べき論”では話をしないようにしています。“正しいだけの人間ではなく、優しい人間でありたい”という思いが、いつも根底にあります。

  • Q1

    受験生へのメッセージをお願いします! 受験生へのメッセージを
    お願いします!

    最近は亜大の授業に講師として呼ばれることもあり、自分のキャリアについて、学生のみなさんにお話をする機会があります。そこでは「君たちがここでどんなに輝いていたとしても、社会に出たら見向きもされない。そういう現実を忘れないでほしい」と率直に話しています。つまり、大学をただ卒業するだけではダメで、自分がどうなりたいかをしっかり考える必要があるということ。厳しい言い方になるかもしれませんが、夢見るだけで行動しなければ何にもなりません。ぜひみなさんには頑張ってチャレンジする精神を忘れず、自分の未来を貪欲に切り開いていってほしいと思います。

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