大学紹介

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近年、大学を取り巻く環境のめまぐるしい変化の中で、大学教育に対する社会からの期待はますます大きくなっています。そのような中で、FD(ファカルティ・ディベロップメント)―教員が授業内容・方法を改善し向上させるための組織的な取り組み―は、欠かせないものとなっています。

また、大学がその使命を十全に果たすためには、その運営についても一層の高度化を図ることが必要であることを踏まえ、教員、学長等の大学執行部、事務職員、技術職員が大学等の運営に必要な知識・技能を身に付け、能力・資質を向上させるための研修としてSD(スタッフ・ディベロップメント)の機会を設けます。

本学では、FD・SD活動を全学的に推進するために学長を委員長とした全学FD・SD委員会を設置し、一年間を通して様々な取り組みをしています。また、各学部、研究科では、それぞれ活動方針を定め、特色ある活動をしています。なお、これらのFD・SD活動に関する情報を共有し活動を深めていくために、亜細亜大学「FD・SDレター」を年2発行しています。

令和3年度全学FD・SD活動

1.令和3年度全学FD・SD活動方針の取り組み

令和3年度全学FD・SD活動方針は、令和2年度に引き続き「学修成果の可視化」をテーマとしました。学修者自身が学修成果を自覚し、成長の糧となるような教育体制の構築を検討しつつ、その実現ため、教職員一人ひとりのFD・SD活動への積極的な参画を促し、テーマ実現の意義を再認識する取り組みに注力しました。

2.研究倫理研修会の位置づけ変更について

令和3年2月1日付で文部科学省が発出した「研究機関における公的研究費の管理・監査ガイドライン(実施基準)の改正について(通知)」に則して、令和3年12月1日より「研究活動における不正防止に向けた新たな体制」を構築しました。同日施行された「研究活動における不正防止委員会規程」に基づき、FD・SD研修会の一環として実施していた「研究倫理研修会」は、「全学FD・SD委員会」から「研究活動における不正防止委員会」に移管されました。

3.シラバス項目の見直し検討について

シラバス項目の見直しを図るべく、令和4年度予算獲得、令和5年度(令和4年度中)シラバス執筆から新項目によるシラバスの検討に入りました。 そのための情報収集として、第2回FD・SD研修会に佐藤浩章氏(大阪大学准教授)に「『教学マネジメント指針』と外部評価に対応したシラバスの書き方」と題してオンラインにて講演いただきました。大阪大学の取組事例の報告に留まらず、大学業界全体のトレンドに関する情報提供がありました。

4.総務部との共催によるFD・SD研修会の開催について

本学顧問弁護士を講師に招き、大学として取り組むべき課題である「個人情報の保護」を題材としたFD・SD研修会を初めて全学FD・SD委員会及び総務部との共催で開催しました。

研修会

令和3年度全学FD・SD活動報告(詳細)

令和3年度において、これまで全学専任教職員を対象とした学内研究会を以下のとおり開催いたしました。

第1回
4/1(木)

新任教員オリエンテーション(FD・SD関連)

第2回
4/28(水)

第1回全学FD・SD委員会

第3回
5/10(月)~5/17(月)

第1回FD・SD研修会(研究倫理研修会)
開催方法:オンデマンド動画視聴方式
講師:吉田勝久氏(ロバスト・ジャパン株式会社)

第4回
6/30(水)

FD・SDレター第41号発行

第5回
7/5(月)~7/22(木)
学生による授業アンケート(春学期)実施

第6回
8/23(月)

第2回FD・SD研修会
「教学マネジメント指針」と外部評価に対応したシラバスの書き方
講師:佐藤浩章氏(大阪大学准教授)
第7回
9/24(金)
第3回FD・SD研修会「個人情報の保護研修会」
講師:本学顧問弁護士
第8回
10月28日(水)
第3回全学FD・SD委員会

第9回
11月30日(火)

FD・SDレター第42号発行

第10回
12/21(火)

第4回FD・SD研修会(グループ活動報告会)Zoom
発表者:経営学科、ホスピタリティ・マネジメント学科、経済学部

第11回
12/23(木)

第4回FD・SD研修会(グループ活動報告会)Zoom
発表者:法学部、国際関係学科、多文化コミュニケーション学科、都市創造学部

第12回
1/8(金)~1/23(土)

学生による授業アンケート(秋学期)実施

第13回
3/17(水)

第5回全学FD・SD委員会

第14回
3/31(水)

FD・SDレター第43号発行

授業改善のための学生アンケート

平成19年から、春学期と秋学期に各1回、全学で「授業改善のための学生アンケート」調査を実施しています。これは授業に対する学生の理解度や意見などを知り、よりよい授業作りに生かすことを目的として行っています。

学生による授業アンケート集計結果

◆令和4年度
◆令和3年度
◆令和2年度

〈2023年3月27日更新〉