大学紹介

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亜細亜大学は、東京都「大学等と連携した観光経営人材育成事業」に参画し、2021年から2023年の3年間で「飲食産業とフードツーリズムの更なる成長・発展を支える経営人材の育成」を目的とした講座を開講します。

​〈東京都「大学等と連携した観光経営人材育成事業」について〉
東京都では、観光関連事業者の経営力向上を図り、観光産業の活性化につなげることを目的として、大学等と連携して観光関連事業に従事する者等に向けた新たな教育プログラムの開発等の支援事業を実施しています。
亜細亜大学は 2021 年度に連携大学に選定され、本講座を通じて、フードビジネスの分野において高い企画力・リーダーシップ・コミュニケーション能力を備えた地域の観光促進戦略を考えることができる観光経営人材を育成するプログラム及び教材の開発を行っています。

2021年のテーマ「地域の飲食店の経営改善とインバウンド・観光客対応能力の強化」

資金調達、メニュー開発、顧客満足度の向上、業務の効率化・合理化、人材マネジメントなどについて、経験豊富な実務家による具体的事例を用いた講義をおこないます。
講義を通じてフードビジネスの経営課題解決のための実践的知識を学び、フードビジネスの分野において高い企画力・リーダーシップ・コミュニケーション能力を備えた地域の観光促進戦略を考えることができる観光経営人材を育成するプログラムです。

開催日程、各回のテーマ、講師等

2021年11月30日(火)~ 12月18日(土)
毎週火曜日および土曜日に開講
火曜日 18:30 ~ 20:45、土曜日 13:30 ~ 15:45

期間中に6日間、12講座実施します。
 

(チラシをダウンロードできます)

11月30日(火) ガイダンス
 木﨑 英司教授、那須 一貴教授(亜細亜大学経営学部ホスピタリティ・マネジメント学科)
経営管理と資金繰り
 金澤 利彦氏(きらぼし銀行 調布支店支店長)
12月4日(土) 業務の標準化、効率化、5S、サービス能力向上のポイント
 川口 俊幸氏(株式会社ジェムコ日本経営 バリュー・クリエーション コンサルティング事業部 本部長コンサルタント )
DX を活用した購買改善
 町田 有弘氏(株式会社インフォマート フード事業カスタマーサクセス部 コンサルティングセールス課係長)
12月7日(火) 日本酒とワインによる付加価値の創出
 平出 淑惠氏(株式会社コーポ幸 代表取締役)
ハラールへの対応
 五箇 大成氏(日光軒 代表取締役 両毛ムスリムインバウンド推進協議会 会長)
12月11日(土) SNSを活用した集客
 田中 千晶氏(株式会社BES 代表取締役)
観光客に対応した人材管理・育成施策
 西尾 克幸氏(STARTLINE.inc 代表 キャリアコンサルタント)
12月14日(火) 事業承継
 東條 裕一氏(事業承継センター株式会社 常務取締役 事業承継士、中小企業診断士)
観光に関連した事例研究:JALアグリポート
 鎌形 晶夫(JAL Agriport 株式会社 代表取締役社長)
12月18日(土) 観光客向けメニュー開発
 小倉 朋子氏(株式会社トータルフード 代表取締役)
域内連携による更なる消費の拡大策~フードツーリズムに向けて
 木﨑 英司教授、那須 一貴教授(亜細亜大学経営学部ホスピタリティ・マネジメント学科)
プログラムコーディネーター:木﨑英司教授(亜細亜大学経営学部ホスピタリティ・マネジメント学科)
プログラム実施担当者   :那須一貴教授(亜細亜大学経営学部ホスピタリティ・マネジメント学科)

詳細

主催

経営学部ホスピタリティ・マネジメント学科

受講対象者

観光関連事業(フードビジネス等)に従事(予定を含む)しており、東京都内に在住または在勤している方

受講料

無料

募集期間

2021年11月1日(月)~ 11月20日(土)

募集定員

50名程度
※応募者多数の場合は応募書類に基づき受講者を決定します。

開催場所

オンライン

申し込み

定員となりましたので、申し込みは2021年11月20日で締め切りました。

お問い合わせ

亜細亜大学 経営学部 観光経営人材育成講座事務局
Mail:tkyfood@asia-u.ac.jp

(電話でのお問い合わせ・お申し込みは受け付けていません。)

開催された各講座の振り返り(学生コラム)

第11回 観光客向けメニュー開発

第11回は株式会社トータルフードの小倉朋子様の講義でした。

今回の講義を受けて、流行は偶然に起こるものではなく、流行には必ず理由があるのだと感じました。パンケーキがなぜ流行したのかについての分析が非常に興味深く、理由としては、写真映えすることに加えて個性が出やすいこと、甘いものからしょっぱいものまで種類が多いこと等が挙げられます。さらに驚いたことは、パンケーキは誰もが知っているため、商品イメージを想像しやすく、安心感があることも流行の理由になっていたことです。その他に昨年流行したものとして、フルーツサンドやマリトッツォが挙げられます。これらは、ボリュームがあり、食べることに後ろめたさを抱くこともありますが、それを食べることによって得られる快感が後ろめたさを上回るため流行につながったと知りました。このように、食の流行には様々な理由があることも、改めて講義を通して学ぶことができました。

また美味しいと感じる時は、味覚よりも視覚からの情報が大きく影響し、日本の伝統色で穀物や野菜など使うマクロビのような一見質素に見える料理でも、食器や色合い、盛り付けを変えるだけで美味しさが向上されるようです。お客様がSNS等で事前にお店をチェックしてから訪れるケースも多いため、視覚的効果が料理への興味や訪問機会を促進していることがわかりました。

美味しいものを提供するのは当たり前の時代です。料理提供の背景にある“ストーリー”を用いることも、新たな価値を加えることがお客様の心に響くメニューに繋がるのだと思いました。ストーリーとは、このメニューがどのような過程で作られたのかを意味します。お客様に納得していただけるようなストーリーを作ることでメニューに対する興味や理解が深まり、メニューだけではなくお店全体を応援していただけるような、お客様の心に響く環境を作れるのではないでしょうか。

満腹よりも満足していただくことでお客様の心を満たし、再び「あれを食べたい」と思われるようにすることが、総合的に幅広く、お客様に喜びを与えられるメニューを作る要因になると考えました。流行が変化しても、人々の感動する心は変わりません。これからもさまざまな人の心に響き、愛され続けていくようなメニューが生まれればよいと思いました。

第12回 域内連携による更なる消費の拡大策~フードツーリズムに向けて

観光経営人材育成講座を受ける前は、飲食産業はとにかくおいしい料理を作ることが繁盛に繋がると非常に安易な考えを持っていました。しかし、これまでの全12回の講義を通して、飲食産業はおいしい料理を作り提供するだけではなく、集客・収益目的の品を考えるメニュー作りや、宣伝媒体としてどのSNSをどのタイミングでどのくらいの頻度で活用するかというマーケティング目線、お店を長く残していくための人材育成や事業承継の必要性を学びました。さまざまな場面で活躍されている講師の方々のお話を聞きましたが、美味しいことは当たり前であり、それに加えてどのような方法、または要素を用いてお店の価値を高めていくのかが重要であると学びました。

フードツーリズムにおいて最も大切なことは、お客様と共に価値を創出する仕組みを作ることだと考えました。日本酒を世界に広めたい、SNSを活用して集客したい、お店を存続したい等、これらは全てそこにお客様が存在していなければ成り立ちません。お店側からお客様の心に残りやすいメッセージや価値を伝えて、お客様との関係を密にすることで、お客様もお店も、そして地域全体も幸せになり豊かになるフードツーリズムのカタチを創っていけると思いました。

全体の講義を通して、飲食産業はトラベルやパッセンジャー、ウエディングなど様々な業界と関わりあっていることを、実際の事例から再認識しました。今後の大学生活においても、自分の興味がある分野だけに留まらず、総合的に幅広い業界を学んでいきたいです。

経営学部 ホスピタリティ・マネジメント学科2年 大熊・山内

<2022年1月13日更新>