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企画部
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「海外で働いてみたい」「国内の外資系企業で働きたい」――そんな想いや興味があっても、実際に大学生のうちに「多文化な職場」を体験する機会は、それほど多くはありません。
国際関係学科設置「国際インターンシップ」および多文化コミュニケーション学科設置「多文化インターンシップ」は、異文化の中で柔軟に行動する術を実践しつつ、職場体験を行う実習科目です。事前学習を経て、外国の企業(居住は企業宿舎、ホームステイ、ホテル)、または国内の対外部門でおよそ3週間の体験を行います。
2014年度から取り組んでいる「多文化インターンシップ」*では、2019年度に21人の学生がシンガポール、香港、中国、アメリカ、マレーシア、タイ、台湾でインターンシップを行いました。その報告書から、いくつかの実施内容を紹介します。
*「国際インターンシップ」は2016年度入学生から開講。
現地で気がついたこと:
私はこのインターンシップを通して、働く際に必要なこと、自分にできること、できないことについて学ぶことができた。働く際にとくに必要なことは仕事の管理と社員とのコミュニケーションであり、私は自分に与えられた仕事をこなし、社員とコミュニケーションをうまく取ることを学んだ。また自分にできること、できないことを知ることで、どのように仕事をしていくかについて学ぶことができた。
現地で気がついたこと:
求職者に対する成功報酬は、各人の能力に応じてリアルに変わることが分かりました。課題として出されたサイトの閲覧数を増やすための取り組みを通じ、ウェブ広告やブログの閲覧数と求職者が検索するキーワードとは密接に関連しており、求職者にとってのキーワードを見極める重要性を認識しました。
現地で気が付いたこと:
今まで旅行社というものは旅行を提案しそれを提供するという安直なイメージしかなかった。しかし実際はホテルの視察や会場準備などあまり目立たない業務もあることを知れた。それ以外にも事務所での電話のやり取りのように、日本語と中国語とが飛び交う現場に居合わすことで、改めて言語の重要性を痛感した。
現地で気がついたこと:
外国語を使って仕事をする際には、報告、連絡、相談を徹底する必要があるということです。ミスが起きてからでは遅いため、何か疑問に思ったことがあったり、意味が理解できないことがあった際には、積極的に質問しその都度確認することが大切であると学びました。
現地で気がついたこと:
新たに気づいたことはコミュニケーションの大切さです。例えば、新しい業務を始める際は、単に相手の説明を聞くのみならず、こちらからも質問し、向こうの意図をより深く理解することの重要性を学びました。また、現地では ACT(Attitude, Confident, Transparency )という会社の理念を学び 、実践するよう心がけました。この考え方は、将来どの会社に行ったとしても応用可能なものであると感じました。
現地で気がついたこと:
現地では、アメリカ人以外にも様々な人種、文化背景を持つ人々と共に働いた。日本のような島国では色々な国の人と関わる機会は少ないため、このようにグローバルな環境で働く上で、相手のことを思いやり、受け入れることの大切さを学ぶことができた。
現地で気がついたこと:
お客様対応の仕方を学ぶとともに、仕事にはよい人間関係が大事であると気づくことができました。ベジタリアンのお客様にはそれに合った対応をするというように、異文化を理解することで、世界各国からのお客様に合った対応ができると学ぶことができました。タイ語で話すスタッフの間に入ることに苦戦していましたが、仲良くなると質問をしやすく、仕事にも良い影響がでると気づくことができました。
現地で気がついたこと:
台湾にいた2週間で、サービスとはただお客様に提供するだけのものではなく、サービスする側の忍耐力や積極性、どれだけお客様に寄り添えるかということだと感じました。お客様の立場に立ち、お客様とのご縁を感じながら仕事をすることの大切さを学ぶことが出来ました。
〈2021年5月14日更新〉