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グローバル化が進む現代の世界は、さまざまな課題に直面しています。異なる言語や文化、政治・経済などの背景を持つ人々が、どのように共存していくかを考えるのが国際関係学部の学びです。国際関係学科では、政治的・経済的な国際協調や平和構築の促進のために一人ひとりができることを考えるための多彩な科目群を設置しています。多文化コミュニケーション学科では、文化や宗教の多様性を学び、多文化共生社会の構築に貢献するための幅広い科目群を用意しています。

国際関係学科の授業風景

国際平和のために何ができるのか。さまざまな歴史的・政治的・法的・経済的背景を持った人々が理解し合うために何が必要か。地球環境を守りながら経済発展を遂げるためには国際社会はどのように協力していくべきか。国際法、国際政治、国際経済、開発協力など、多様な科目を通して多角的な視点から国際関係についての学びを深めます。日本と世界のより良い未来を考え、国際協力と国際競争に強い真のアジア/グローバル人材を育成することが学科の目標です。

 

多文化コミュニケーション学科の授業風景

世界中のさまざまな文化背景を持った人々が本当の意味で共存するには、互いの文化への深い理解が必要です。多文化コミュニケーション学科では、社会学、観光学、言語学、文化人類学など、幅広い国際教養科目を学びます。言語面では英語に加え、韓国語、中国語、インドネシア語、ヒンディー語、アラビア語のうち1言語を選択。さらに3つのエリアで展開する専門研究科目で、現場体験を重視した国内外でのフィールドワークにも挑戦します。

 

特徴的な学びやプログラム

国際関係学部2学科の比較

  国際関係学科 多文化コミュニケーション学科
キャッチフレーズ 激動する世界の構図をつかむ 国境を超える文化や様々な社会の特徴を、現地体験を通して学ぶ
主な学習課題 国際社会の現状と課題解決(紛争と平和、民主主義、貿易、ビジネス、海外援助、国際機関など)

「国際経済ビジネス」「グローバル・ガバナンス」「開発協力」の3コース制
言語(英語とアジア諸言語)と多様な文化・人びとの相互理解のあり方

「多文化社会協力」「観光多文化」「多文化多言語」の3エリア
中心的学問 国際政治学、国際法学、国際経済学、国際協力、英語(第2外国語は13言語から選択) 文化人類学、比較社会学、観光学、英語および地域言語
代表的進路 民間企業(貿易関連企業ほか) 民間企業(貿易関連企業ほか)
製造業(海外部門ほか) 観光業(旅行会社・ホテルほか)
国際機関職員* 航空会社ほか
中学・高校教員(英語または社会) 地方公務員
大学院進学
留学・海外体験 短期・長期を問わず在学中に1回以上(アメリカ・その他) 強く推奨(アメリカ・マレーシア・その他)
アジア地域短期研修 自由選択 アジア地域短期研修 強く推奨
TOEIC®目標:600点以上 TOEIC®目標:600点以上

*大学卒業後、さらに資格等が必要な場合もあります。

〈2022年5月18日更新〉