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都市ソリューション論

都市の課題解決策(ソリューション)のさまざまな事例における、公共性、国際性、持続可能性などの評価を行い、都市のデザインの基本的な考え方を学ぶ科目です。都市に顕在化している課題を解決する場合、様々な制約条件を考慮しながら、ソリューションを探索することになりますが、この複雑なプロセスを理解するための基礎的な講義が中心です。都市の歴史、都市と人間、都市と社会、都市と自然など、多角的に様々な事例を通して都市とその問題を捉え、その上で、生活者としての目線、俯瞰的な視点で現状の都市の実態を把握し、課題解決策へ向けて、その意義と各学生の目標の指針となる内容です。

教員からの授業紹介

担当教員:松岡 拓公雄

授業では毎回、簡単なレポートを提出させ、そのレポートを毎回採点して返しています。その中で学生の考えや知りたいことを問い、一人一人対応しています。レポートを介して学生とのコミュニケーションがはかれています。この授業では分かりやすい写真や画像などを多く使い、パワーポイントを使って授業を行っています。様々な都市問題の中で、自分が興味あるものを中心に、都市とは何か、都市のデザインとは何か、都市の問題とは何かを理解し、各自の都市の課題解決策(ソリューション)のテーマを設定できるようになることを目標としています。問題を正確に抽出する能力を身につけ、解決に向けて何をしたら良いのか、そのプロセスやコンテンツの組み合わせなどを研究するようになってほしいと考えています。

授業計画

第1回 受講にあたって・世界都市 第2回 都市の定義・変容する都市
第3回 今ある都市の問題・アニメや映画にみる都市 第4回 都市の事例・都市の表と裏
第5回 都市の変容・都市と自然 第6回 都市のデザイン・都市+木
第7回 都市計画とは何か・都市の世界遺産 第8回 都市形成の歴史
第9回 都市空間と建築、時間・都市の交通 第10回 都市と地域・都市と熱
第11回 アジアの都市シンガポールの場合 第12回 都市の再生・東京
第13回 コンパクトシティ・スマートシティ再生 第14回 未来の都市のイメージを描く
第15回 都市ソリューション論に関する展望・札幌の場合

都市社会学

都市社会学の社会学領域での位置づけを理解させる科目であり、治安や犯罪と都市化の関係や都市化と社会階層の関係、都市化と家族・コミュニティの関係、都市と産業の関係、国家と都市との関係といった問題を解説します。

教員からの授業紹介

担当教員:有末 賢

都市と都市化についての基礎知識を習得し、現代都市についての問題点を把握することを目的としています。都市社会学の学説・理論から出発し、日本の都市と都市社会学、世界の都市化と発展途上地域の都市問題などを学習します。
学生たちには、都市創造学部において「幸せな都市を造ろう」という意欲とともに、「都市が人を作る」という反面をも理解してほしいと願っています。少人数による対面的授業ではありませんが、自分の意見をきっちり言えるように指導をしています。

授業計画

第1回 受講にあたって 第2回 都市の定義について
第3回 シカゴ学派の人間生態学 第4回 新都市社会学の挑戦
第5回 日本の都市と都市化 第6回 日本のコミュニティ論
第7回 世界の都市と都市化 第8回 先進資本主義諸国の都市
第9回 インナーシティ問題とジェントリフィケーション 第10回 郊外化と中心部の衰退
第11回 まちづくり運動の検証 第12回 発展途上地域の都市問題
第13回 スラム・スクォター・シャンティタウン 第14回 中国の都市・農村問題
第15回 都市社会学Ⅰ(社会学の中での都市社会学)に関する展望

〈2018年7月9日更新〉