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《結果発表》第4回 亜細亜大学高校生アジアフォトコンテスト
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亜細亜大学では7月8日から9月23日にかけて、高校生を対象に、アジア地域の文化や習慣を身近で発見してもらう文化企画として『わたしが見つけたアジア』をテーマに4回目となる写真コンテストを実施しました。個人および写真部などから110件の応募をいただくことができました。ご応募いただいた皆様、当企画をご紹介いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。
この写真コンテストでは、海外渡航によるリアルな交流だけでなく、メディアコンテンツの発達により国や言語を超えた文化交流が盛んになって久しい今日において、高校生がイメージする“アジア”を見つめました。
■審査員長
■特別審査員(2名)
・亜細亜大学写真部学生
■審査員(3名)
・関口 主樹 インターナショナルセンター事務員

===《 総 評 》===
フォトコンテストは今回で4回目を迎えます。今回も多くの作品をいただきました。ありがとうございました。いずれも力作ばかり。みなさんのアジアへの多様な好奇心、そしてそれを写真に収めようとする行動力に本当に感心しました。変化が激しいアジアを被写体にすることは、未知なるものへの挑戦かもしれない。そう思いました。写真から、そのような熱い思いがあふれ出ています(笑)。次回も大いに期待しています。
(審査員長 大泉 啓一郎)
フォトコンテストは今回で4回目を迎えます。今回も多くの作品をいただきました。ありがとうございました。いずれも力作ばかり。みなさんのアジアへの多様な好奇心、そしてそれを写真に収めようとする行動力に本当に感心しました。変化が激しいアジアを被写体にすることは、未知なるものへの挑戦かもしれない。そう思いました。写真から、そのような熱い思いがあふれ出ています(笑)。次回も大いに期待しています。
(審査員長 大泉 啓一郎)
最優秀賞 1名
「歴史の注記」/張 展寧さん(新潟・私立開志国際高等学校)【組写真】



光は何千年もの自然と歴史を記録している
いつの時代も、私たちは変わらず愛に生きるだろう。
講評
1枚目の少女の強いまなざしは見る者を魅了する。2枚目の真剣に石をつかむ子どもの姿は非常にほほえましい。そして、3枚目も子どもの写真かと期待していると、紫の花と石像という意外な写真が出てくる。「歴史の注記」というタイトルは、小動物や子ども、石、花といった小さなものへ目を向けることが、歴史を理解および記録する上で重要だという意味だろうか、と考えさせられた作品である。
(審査員 高山陽子)
1枚目の少女の強いまなざしは見る者を魅了する。2枚目の真剣に石をつかむ子どもの姿は非常にほほえましい。そして、3枚目も子どもの写真かと期待していると、紫の花と石像という意外な写真が出てくる。「歴史の注記」というタイトルは、小動物や子ども、石、花といった小さなものへ目を向けることが、歴史を理解および記録する上で重要だという意味だろうか、と考えさせられた作品である。
(審査員 高山陽子)
優秀賞 2名
「貧困と経済成長」/結城 亜悠海さん(東京・私立江戸川女子高等学校)【組写真】


講評
「貧困と経済成長」と題される組み写真の視線は、どちらも貧困、労働者の側にある。通勤時間帯を思わせるモノクロの1枚は、アジアによく見られる混線した電線の下で、信号待ちしているトラックの荷台に乗った労働者が遠くの建設中のビルを見ている。静的に佇むスラムと橋の向こうの高層ビル街を切り取ったもう1枚は、黄昏時の光線や微妙に傾いた川の構図とも相まって、経済成長とその不安定さ、成長から取り残された人々といったアジア経済の光と影を凝縮している。
川は過去から未来へという時の流れを象徴すると同時に、一度渡ると後戻りできない決断も意味する。アジアの成長は止まることはなく、こうした光景も20年後には過去のものとなっているかもしれない。
(審査員 水野明日香)
「貧困と経済成長」と題される組み写真の視線は、どちらも貧困、労働者の側にある。通勤時間帯を思わせるモノクロの1枚は、アジアによく見られる混線した電線の下で、信号待ちしているトラックの荷台に乗った労働者が遠くの建設中のビルを見ている。静的に佇むスラムと橋の向こうの高層ビル街を切り取ったもう1枚は、黄昏時の光線や微妙に傾いた川の構図とも相まって、経済成長とその不安定さ、成長から取り残された人々といったアジア経済の光と影を凝縮している。
川は過去から未来へという時の流れを象徴すると同時に、一度渡ると後戻りできない決断も意味する。アジアの成長は止まることはなく、こうした光景も20年後には過去のものとなっているかもしれない。
(審査員 水野明日香)
「旧市街の路地」/松原 正弥さん(岐阜・私立帝京大学可児高等学校)【単写真】

講評
何気ない東南アジアの路地の一風景。しかし、そこに生きる人々や街の日常が美しくそのままに切り抜かれている所が大好きで推させて頂きました
(写真部学生 )
何気ない東南アジアの路地の一風景。しかし、そこに生きる人々や街の日常が美しくそのままに切り抜かれている所が大好きで推させて頂きました
(写真部学生 )
特別審査員賞 1名
「いつまでも」/中治 璃乃さん(埼玉・私立埼玉栄高等学校)【単写真】

講評
『いつまでも』というタイトルが古き良き駄菓子屋の風景に向けている様でもあり子供たち同士の関係性に向けている様でもありダブルミーニングに受け取れました。写真も子供たちの楽しそうな様子に心を動かしてシャッターを切ったのが伝わってきます。こういう駄菓子屋が日本にあった記録という意味でも、そこに子供たちが集まっていた記憶の意味でも価値のある1枚です。次回は是非声をかけて撮ってみてください。そこに中治さんの存在が感じられるとより写真に深みが増すと思います。
(特別審査員 須田卓馬)
『いつまでも』というタイトルが古き良き駄菓子屋の風景に向けている様でもあり子供たち同士の関係性に向けている様でもありダブルミーニングに受け取れました。写真も子供たちの楽しそうな様子に心を動かしてシャッターを切ったのが伝わってきます。こういう駄菓子屋が日本にあった記録という意味でも、そこに子供たちが集まっていた記憶の意味でも価値のある1枚です。次回は是非声をかけて撮ってみてください。そこに中治さんの存在が感じられるとより写真に深みが増すと思います。
(特別審査員 須田卓馬)
亜大賞 10名
(順不同)

「乱雑な調和」/佐藤 幸さん(マレーシア・Kingsley International School)組写真3枚



「一枚目…奇奇怪怪 二枚目…流動」/木村 徳眞さん(千葉・私立桜林高等学校)組写真2枚


「続く」/井上 依美沙さん(愛知・私立名古屋国際高等学校)単写真

「行く先は」/稲葉 煌さん(埼玉・国立筑波大学附属坂戸高等学校)組写真2枚


「日本の象徴を背にアジア各国へ飛び立つ」/山根 蓮さん(千葉・私立あずさ第一高等学校)単写真

「異国の地で風を切る」/小林 崚太郎さん(東京・私立日本学園高等学校)組写真2枚


「香港の裏道渋滞」/青山 実央さん(千葉・県立船橋東高等学校)単写真

「空と田圃」/藤井 理紗子さん(大阪・私立関西大学高等部)単写真

「遅い夜の始まり」/柴山 愛理さん(東京・私立東京農業大学第一高等学校)単写真

「母のプライド」/木村 創さん(東京・私立日本大学第三高等学校)単写真
お問い合わせ
亜細亜大学 企画部経営企画課kikaku@asia-u.ac.jp

〈2024年11月1日更新〉