体験者の声・留学成果(AUEP)

AUEP
Asia University Exchange Program

AUEP アイコン用
権藤 汐南(GONDO Yuuna)
派遣先:ニュージーランド(アラ・インスティチュート・オブ・カンタベリー)

AUEPに参加した目的 

AUEPに参加した目的は、ニュージーランドの文化に実際に触れることで、価値観を広げ多文化を理解する事です。そして自分の想像力、アイデンティティを向上させることで違う言語、文化背景を持つ人々について考えを深めることも目的の一つです。

現地での授業や生活について


AUEP 本文掲載用①現地の授業内容付近
前期は、Business in Administrationの授業を取りました。この授業では、Microsoft 365のソフトウェアを使用し、その使用方法、それらを使った事務的作業、情報管理、受付作業などを、実践を用いて学びました。WordやExcelはもちろんMYOBなどの会計ソフトウエアの使用方法を一から学び、課題に取り組むというのが主な授業内容です。実践では、コールセンターや受付などの会話を行い、学生同士でフィードバックを通して、お互いの足りない部分などを指摘するような場面もありました。この授業では、基礎的なビジネススキルだけでなく、より海外で働くための実践的な技術を学ぶことが出来ました。後期では、Creativityの授業を取りました。この授業は、美術の授業でした。美術の歴史を通して、それらを自分の背景と絡ませて再解釈をし、作品を作成する授業や、グループワークを通して、世界で起こっている問題に対する自分たちの意見を作品にする授業がありました。この授業を通して、世界の問題や、あらゆる事柄について自分の考えを持ち、表現する力を身に着けることが出来ました。

留学生活を振り返って


AUEP 本文掲載用②留学生活を振り返って付近
留学生活を振り返り記憶に残った活動は、ボランティア活動です。留学生活が半年を過ぎた頃から、Radio Lollipopという団体に参加させてもらいました。この団体は、病院にいる病気の子供たちと一緒に遊ぶことで、彼らが今学校にいけない分、私達スタッフと一緒に楽しく遊ぶことが出来る場所を提供しています。各病室に訪問して、子供たちとお話し、ゲームをします。そしてラジオ局を持っているので、ラジオDJとして子供たちからのリクエスト曲を流すことも私達の活動の一つです。喜んでくれる子供たちを見て、将来、貧困や様々な状況で苦しんでいる子供たちを助けたいという気持ちがより大きくなりました。そして、同時に自分のボキャブラリーの少なさや、授業では周りの人がわかりやすく伝えてくれていたことに気づきました。子供たちは純粋に話しかけてくれますが、状況になれない中で、どのように声をかけてあげるのが正解なのか、日本語ではわかるけど、英語だとなんと伝えていいかわからない場面が多かったからです。このボランティア活動だけでなく、この留学を通して本当に色々な人、考えに出会ったことで、自分がどうやって人生を今後過ごしていきたいのか、多文化を理解すると共に、自分の考えが広く、深くなったと感じます。


留学を経験して

この留学の成果、学んだことはもちろん自分が将来海外で働くための基本的スキルに直結するので、留学で得た決断力、行動力、英語力、すべてを存分に生かしたいと思っています。英語力はこの1年で大きく成長しました。しかし、まだまだ十分ではないのでこれからも勉強を続けていこうと思います。英語力を必要とする日本の企業に就職する予定で、海外の企業で働くことも視野に入れ、この留学で得た経験を活かしていきたいと考えています。それと同時にこの留学が自分にとってとても大きな転機になったからこそ、留学経験で自分自身が成長したこと、壁にぶつかったことなど、私の留学経験を発信していきたいと思います。

AUEP_味村01
味村 文也(MIMURA Fumiya)
派遣先:マレーシア・マラヤ大学
AUEP_味村02
2020年に参加したAUAPが新型コロナワクチンの影響で途中帰国になったため、どうしてもまた留学に行きたいと思い、AUEPへの参加を決意しました。4年次に留学に行くことに関して、同級生よりも就活に出遅れることへの不安もありましたが、学生の内に海外で異文化にふれて視野を広げたいとの思いがありました。

派遣先のマラヤ大学では、社会学、経済学、マレー語などの授業を受けました。授業は基本的に英語で行われますが、マレー系の教員が授業中に母語を話していて内容がわからないなどの困難がありました。その際はマレー系の学生に話しかけて情報を補いましたが、相手がその言語ができるから頼るという理由で仲良くなろうとすることには抵抗がありました。そのため直接先生に質問をしたりもしましたが、教授と英語で会話をするいい機会になったと思います。

寮で朝起きて蛇口をパッとひねると、茶色い水がダーっと流れたときは日本の水道のありがたみを実感しました。一度、美術館のトイレの洗面所で間違えて水道水を飲んでしまった時は、ああ終わったと思いましたが、お腹を壊すことなどはなく済みました。

カルチャーショックを感じたことは道路事情です。マレーシアではバスやタクシーの運転手がクラクションを鳴らすのは日常茶飯事で、バスがドアを開けたまま走行しているときもありました。そして歩行者のために停まることもあまりなかったです。因みに停まってくれる車は大体高級車でした。しかし歩行者も強気で、6車線で車がビュンビュンと走っている道を、スイスイと渡っていて衝撃を受けました。

この留学を通じて一番考え方が変わったことは、英語はあくまで意志伝達の手段であると思うようになったことです。ノンネイティブの人と話しているときに「正しい英語」を話しても通じなかった経験がキッカケです。例えば、”Do you mind…?に対して”No, not at all.”と答えたら相手が困惑するという場面がありました。最初は、「文法通り話しているのに」と思っていましたが、それよりも誤解がないように伝えることの方が重要と考えるようになりました。大学受験や資格の英語学習を通じて、英語は文法通りか、ネイティブ感があるかを重視する考えが自分の中で強まっていたので、価値観の大きな変化になりました。英語ネイティブの国に留学していたらこの考え方の変化はなかったかもしれません。そして訛りのある英語を理解する練習になったことも有益だったと思います。世界にはノンネイティブの方が多いので、これはこれで重要なスキルを得ることができたと思います。

大学卒業後は在外公館派遣員として、某国大使館に勤務することになりました。
留学で培った適応力や英語力などを活かして、縁の下の力持ちとして、外交に少しでも貢献できるよう尽力していきたいです。
AUEP_清原
清原 思香(KIYOHARA Moka)
派遣先:中国(香港)・香港中文大学新亜書院
AUEP_清原01
清原 思香(KIYOHARA Moka)
法学部 法律学科


  • 平成27年度 AUAPに参加 5か月間アメリカ・ウェスタンワシントン大学に留学
  • 平成29年度 AUEPに参加 約1年間中国(香港)・香港中文大学新亜書院に留学(留学先の合唱団で初の留学生団員として活躍)

AUEPでの目標は?

中国・香港の日本と異なる法慣習、国際ビジネスにおける実務的知識の習得、そして現地社会とアジア地域文化への深い理解という学習目標と、国際的な人脈形成、日本文化の発信・共有という生活目標を掲げ、留学生活に臨みました。

現地では、どのような授業を受けていましたか?

AUEP_清原02
前期は”Chinese Languages, Culture and Language Learning”と”Japan in East Asia Politics”、そして ”Introductory Financial Accounting”という授業を履修しました。

Chinese Languages, Culture and Language Learningでは、言語学という観点から中国・香港の地域文化を学んだり、また各国の留学生とのディスカッションを通じ、国ごとの言語文化の違いを互いに共有しました。
Japan in East Asia Politicsの授業では、大使や国連日本代表を歴任した教授の下、東アジア地域の政治状況の中での日本の在り方について、現地学生や他の国・地域からの留学生と共に議論を行いました。私はクラスで唯一の日本人学生だったことから、常に日本人としての意見や考えを求められたため、自国の世界における立ち位置の在り方について今一度深く考え、アウトプットしていく機会になりました。最終のプレゼンテーションでは、中国の一帯一路政策に対する日本政府の在り方について提案しました。
Introductory Financial Accountingでは、ビジネスパーソンとして理解しておくべき財務会計の基礎を習得することができました。

後期には、前期履修することができなかった中国語(普通話)や、”Introduction of International Business”、 ”Globalization, Cultures and Societies”を履修しました。Putonghua Application of Vocabulary and Grammar I及びPutonghua Oral Skills Practice Iの履修により、中国語(普通話)の基礎を習得することができました。日本帰国後、就職活動が落ち着いてから、中国語の資格取得にチャレンジしました。
Introduction of International Businessでは、国際的なビジネス展開における戦略やフレームワークの基礎知識を習得し、グループプロジェクトやプレゼンによって、より実践的に学ぶことができました。民族多様性に富んだグループでのプロジェクトを通じて、意識や発想の違いによるワーク遂行の難しさとその中で意見をすり合わせていく術を、身をもって学ぶことができました。
Globalization, Cultures and Societiesでは、世界のグローバル化についてそれぞれの文化や社会の視点から、段階やプロセスの違いなど体系的に学びました。授業の発表では「寿司」を取り上げ、異なる食文化の受容について理論に基づき分析を行いました。

授業以外で力を入れて取り組んだことは?

AUEP_清原03
課外活動として主に、大学合唱団への入団、香港・中国本土の学校でのボランティア活動、香港の日本人商工会での学生チームとしてのリサーチ活動、商工会でご縁をいただいた企業の海外法人事業のお手伝いの4つに取り組みました。

大学合唱団では初の留学生団員として、仲間に助けられながら広東語と英語での練習をこなし、2度の演奏会とホテルでのクリスマスパフォーマンス、台湾での演奏旅行を成し遂げました。大好きな合唱で現地コミュニティに飛び込んだことで、現地の生活や社会をより深く学ぶことができたばかりか、台湾の合唱団との交流も実現することができました。この経験を活かし、現在は日本の合唱団で香港・台湾との交流演奏会を企画しています。この活動で得た現地の人々の価値観や文化の知識は授業内での市場リサーチなどに大いに役立ち、改めて海外事業における現地社会の理解の重要性を感じました。

学校ボランティアでは、香港と広州の中学高校をそれぞれ訪問し、全校集会でのゲストトークや英語授業の担当を通じて、今や世界に広く受け入れられた、ポップカルチャーにとどまらない日本文化の魅力の発信、共有を行うことができました。

商工会学生チームでは「香港における日本企業参入リサーチプロジェクト」に配属され、香港政府の方針を探りながら、日本企業が参画できる分野を検討しました。リサーチの結果、香港で深刻化する少子高齢化を根拠にシルバー産業に焦点を当て、現地シルバー関連NGOを統括する香港社会服務聯会(HKCSS)や在香港日本領事館にヒアリングを行い、他の学生チームやライフコミュニケーション部会部会長、副部会長に向けて報告を行いました。このプロジェクトを通じ、香港の抱える社会問題や日本の各産業への知識を深められただけでなく、日本を牽引する企業で活躍される社会人の先輩方や、同じく香港に留学する他大学の学生との縁を築くことができました。

最後に、海外法人事業のお手伝いでは、企業代表のもとで、インバウンド関連や日本食産品の輸出拡大事業における、各企業・自治体とのタイアップ企画の立案に携わりました。代表との話し合いを重ね、現地市場のニーズと各企業のニーズを理解し、保有アセットを生かした企画をいくつも提案する、より実践的なビジネス思考を学ぶことができました。また、日本文化を発信する事業に実際に関わることで、大学入学前から思い描いてきた将来成し遂げたい事のビジョンがより明確になりました。

AUEPでの留学を総括すると?

1年間の留学生活を振り返り楽しかったことは、たくさんの人々との出会いと対話です。日本では出会うことができなかった多種多様な考えを持つ人々に出会い、彼らの価値観や文化観を1つ1つ対話によって紐解いていくことには、何ものにも代えがたい楽しさがありました。一方で苦しかったことは、英語による新分野の学習や、世界中から集まる優秀な学生と対等にやっていくための自己研鑽、日々追われるタスクのマネジメントでした。今まで法律分野の学びが主であったため、ビジネス分野などは新たに基礎知識を独学で学ばなければならず、講義が英語で行われることもあり、大変つらく感じました。また、大学の授業に加え課外活動にも参加したため、限られた時間をやり繰りして全てをこなしていくことは非常に困難でしたが、毎日優先順位を決めて取り組むことでタイムマネジメント力を養えただけでなく、とても充実した8か月の留学生活を送ることができました。
 
以上の留学中の活動を基に成果を統括すると、帰国後目標を上回るTOEICスコアを得点し、英語を更に磨き上げられたこと、そして商工会活動や海外事業のお手伝い、現地のボランティア活動や大学合唱団への入団を通じて、現地社会とアジア地域文化への深い理解や、国際的人脈の形成、国際ビジネスにおける実務的知識の習得という学習目標と、日本文化の発信・共有という生活目標を達成することができたと思います。
 
今回の留学で得た経験や培った知識を活かして、国際ビジネスにおける契約紛争をテーマに卒業研究をまとめ、卒業後は精密部品・電子デバイスメーカーの営業職として、日本の技術力とサービスによる国際社会への貢献に寄与したいと考えます。

留学後の成果~My Before After~

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留学後の成果_清原02
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河野 里咲(KONO Risa)
派遣先:アメリカ・ウェスタンワシントン大学
AUEP_河野01
河野 里咲(KONO Risa)
国際関係学部 多文化コミュニケーション学科


  • 平成27年度 AUAPに参加 アメリカ・ウェスタンワシントン大学に約5か月間留学
  • 平成28年度 AUEPに参加 アメリカ・ウェスタンワシントン大学に約1年間留学

AUEPでの目標は?

私は、4つの目標を立てアメリカへ出発しました。
1つ目は英語力の向上、2つ目は困難乗り越える力をつけること、3つ目は友人とかけがえのない思い出を作ること、4つ目は積極性を身に着けること、の4つです。

どのような授業を受けていましたか?

ウェスタンワシントン大学は3学期制をとっています。1学期は文化人類学、環境学、スペイン語のクラスを履修しました。
 
スペイン語のクラス以外が100人以上で大きな教室で行われるクラスだったため、雰囲気の違いにとても驚いたのを覚えています。大きなクラスでも学生は挙手をすることをためらわず、笑いも飛び交うようなクラスは日本と大きく違うと感じました。
AUEP_河野03
出発前はこの留学期間は長いと思っていましたが、帰国する時には充実していた分、短く感じました。最初の学期は言いたい事を頭の中で英語に変えるために時間がかかり、すべて伝えることをあきらめることもありました。しかし、次第に英語に慣れ、むしろ日本語がたどたどしくなっていくことがうれしかったです。また、周りの友人や知人からアメリカ到着当初よりも英語が上達したと言ってもらえることが励みになり、より一層の努力をするためのモチベーションになりました。
アメリカの授業に慣れることは大変でしたが、日本では経験できないような授業を受講することができました。苦労もありましたが、自分で行くと決めた長期留学であり、苦労を忘れるほどの多くの成果を得て、自分を成長させることができました。

出発前に立てた4つの目標を今振り返ると、すべて達成できたと満足しています。出発前に特に苦手だったスピーキングについては、日本では難しい毎日英語を話すことで、飛躍的に伸びたと実感しています。出発前のTOEIC®は900点まであと一歩という結果で少し悔しさがありましたが、帰国後のTOEIC®では900点を上回ることで、自分の留学の成果を目に見える形で残すことができました。今後は英語を使う機会が減っても、どのように英語力を維持できるかを考えていきたいと思います。

AUEPを目指す過程で、難しいからあきらめようと考えた時もありましたが、あきらめなかったからこそたくさんの経験をし、自分を磨くことができました。また、留学中は自分から積極的に行動しなければ何も始まらない状況でした。今までは周りの人たちがやっていることを覗いながら行動しがちだった性格を、改めることができました。一度やりたいと思ったことは自分に正直に、結果を恐れず積極的にやり抜くように日々心がけたいと思います。 築いた友情関係も絶やすことなく、それぞれ住む場所は違いますが、これからも友人達から刺激を受け続けたいです。留学生活で学んだことを最大限に活かし、引き続き勉学に励み、大学卒業後は、AUEPに参加しようと決めた時と同じ気持ちで、強くやりたいと思う仕事に就きたいと考えています。
1学期目の人類学は、特に人間の起源に集中したクラスでした。また、環境学は自然豊かなワシントン州や特に学校近隣の湖における水不足などについて学びました。一番印象に残っている内容は、学校にある外来植物を取り除きレポートを書くという課題です。いつも通り過ぎるパーキングの裏を見てみるとたくさんの外来植物が生息し、どれも生命力が強くキャンパスのビルを覆う危険性があるということに驚きました。体験型の課題を経験したことはそれまでありませんでしたが、ただ座りレクチャーを通して学ぶよりも深く考えることができたと思います。
 
2学期は文化人類学、環境倫理学、スペイン語を履修しました。亜細亜大学でも多文化コミュニケーション学科の必修授業として文化人類学を履修しましたが、アメリカの考えを中心として学ぶ異文化は、日本の考え方を中心にして学ぶ異文化ととても違っていました。クラス内でメキシコからの違法移民についての本を読みレポートを書く課題があり、ちょうどその頃アメリカ国内は大統領選挙で、メキシコの違法移民問題はとても注目されていました。もともとメキシコについて興味があり、日本でも学んだことがあったため、印象的な課題であり、同時にもっと学びたいという意欲も掻き立てられました。
 
環境倫理学は1学期に環境学を履修して環境に興味を持ったため、履修することを決めました。地球温暖化や動物実験についての倫理的な考え方を学びました。倫理は1つの答えがあるわけではなく、人によって意見は大きく違うものであり、エッセイを書くことがとても難しかったです。自分の主張を決めてもそれに対する反対の意見が常に存在し、自分の意見を最後まで貫くという難しさと大切さを学びました。
 
3学期は言語学、宗教倫理学、スペイン語を履修しました。言語学では英語の歴史や発音、第二言語の習得やバイリンガリズムなどについて学びました。授業の集大成として第二言語習得をテーマにレポートを書いた際は、英語を学んでいる外国人の立場でレポートを完成させ、教授から評価していただきました。英語の言語学的な視点で学んだことにより、英語に対する興味を今まで以上に持つきっかけになり、学ぶ意欲の向上につながりました。倫理学では特定の宗教について学ぶのではなく、神は存在するのかしないのかという宗教の根本的な意義について考えるクラスでした。
 
3学期通して履修をしていたスペイン語のクラスでは、日本で経験のないスペイン語でのエッセイやプレゼンテーションなどを通じて、スペイン語力を全体的に向上させることができました。クラスメイトの数名は3学期通して同じで、友情関係も築くことができました。

現地での生活を振り返って、どうでしたか?

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日常生活で印象に残っていることは、様々な国からの留学生や現地学生との交流です。
ウェスタンワシントン大学には世界中から多くの留学生が来ており、留学生と現地学生が交流するイベントがとても充実していました。中でも印象に残っている湖のほとりで行われたBBQでは、それぞれの国の文化について話したりして、異文化交流をすることができました。また、他の留学生が日本に対して興味をもっていることに驚きましたが、同時にとてもうれしく、日本の文化について説明をすることが誇らしかったです。このイベントは1学期が始まってすぐに行われたため、緊張や不安がある留学生には、たくさんの人と出会える良いチャンスでした。私はその時に仲良くなったアメリカ人と台湾人の友人と放課後や週末に食事をしたり、アメリカ人の友人の家にホームステイをする貴重な体験もしました。

日本では家族と生活をしているため自分ではやらなくても良いことも多いですが、アメリカでは寮に入り、買い物、洗濯、掃除、炊事などをすべて自分でやらなければいけませんでした。授業などでバタバタと忙しい毎日で、時間を見つけることが難しい時もありましたが、この経験があったからこそ自立する大切さや家族への感謝を改めて実感することができました。このような生活を送る留学生がたくさん自分の周りにいたこともあり、何度かそれぞれの出身国の料理を作って持ち寄るディナーをしたことは、良い思い出になりました。

AUEPでの留学を総括すると?

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出発前はこの留学期間は長いと思っていましたが、帰国する時には充実していた分、短く感じました。最初の学期は言いたい事を頭の中で英語に変えるために時間がかかり、すべて伝えることをあきらめることもありました。しかし、次第に英語に慣れ、むしろ日本語がたどたどしくなっていくことがうれしかったです。また、周りの友人や知人からアメリカ到着当初よりも英語が上達したと言ってもらえることが励みになり、より一層の努力をするためのモチベーションになりました。
アメリカの授業に慣れることは大変でしたが、日本では経験できないような授業を受講することができました。苦労もありましたが、自分で行くと決めた長期留学であり、苦労を忘れるほどの多くの成果を得て、自分を成長させることができました。

出発前に立てた4つの目標を今振り返ると、すべて達成できたと満足しています。出発前に特に苦手だったスピーキングについては、日本では難しい毎日英語を話すことで、飛躍的に伸びたと実感しています。出発前のTOEIC®は900点まであと一歩という結果で少し悔しさがありましたが、帰国後のTOEIC®では900点を上回ることで、自分の留学の成果を目に見える形で残すことができました。今後は英語を使う機会が減っても、どのように英語力を維持できるかを考えていきたいと思います。

AUEPを目指す過程で、難しいからあきらめようと考えた時もありましたが、あきらめなかったからこそたくさんの経験をし、自分を磨くことができました。また、留学中は自分から積極的に行動しなければ何も始まらない状況でした。今までは周りの人たちがやっていることを覗いながら行動しがちだった性格を、改めることができました。一度やりたいと思ったことは自分に正直に、結果を恐れず積極的にやり抜くように日々心がけたいと思います。 築いた友情関係も絶やすことなく、それぞれ住む場所は違いますが、これからも友人達から刺激を受け続けたいです。留学生活で学んだことを最大限に活かし、引き続き勉学に励み、大学卒業後は、AUEPに参加しようと決めた時と同じ気持ちで、強くやりたいと思う仕事に就きたいと考えています。

留学後の成果~My Before After~

留学後の成果_河野01
留学後の成果_河野02
AUEP_多田
多田 恵里花(TADA Erika)
派遣先:中国・華東師範大学
AUEP_多田01
多田 恵里花(TADA Erika)
経済学部 経済学科


  • 平成27年度 AUCPに参加 約5か月間 中国・大連外国語大学に留学(大連の日系ホテルでインターンシップを経験)
  • 平成28年度 AUEPに参加 約1年間 中国・華東師範大学に留学(トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム第7期生としても採用され、留学中に日系ホテルでのインターンシップや日本語教育のボランティア等を経験)

AUEPでの目標は?

アジア夢カレッジでの中国留学とその留学期間に行ったインターンシップの経験から、今の私では足りない部分がたくさんあると感じ、「もっと勉強し多くのことを経験したい」という思いから、私は交換・派遣留学生制度(AUEP)に挑戦することを決めました。
 
留学前期は、留学先である華東師範大学において中国語のレベルを高めると同時に、日本語学部や学外の日本語教室など日本語教育の現場を理解すること。後期はインターンシップを踏まえ、学部に入り、本科生と国際ビジネスついて中国語で学ぶ。」ということを目標に留学に臨みました。

現地では、どのような授業を受けていましたか?

AUEP_多田02
前期は留学生と中国語を学ぶコースに入り中国語の勉強に力を入れました。到着後にクラス分けの試験でクラスを振り分けられたため、授業の内容は自分に合っていたと思いますが、クラスメイトの語学レベルが高かったことが印象に残っています。5年以上中国語を勉強しているクラスメイトが多く、先生も語学ができる人しか当てない中で、私は全く当てられないという状況は本当に厳しかったです。そのため、最初は課題が出ると自分でやった後に中国人に添削してもらい、それからではないと提出できなかったり、クラスメイトと話すのも内心ドキドキしたりと、正直授業が怖かったです。

しかし、頑張りと慣れもあり、中間試験後にはクラスメイトと毎日一緒に過ごし、旅行に行くほどクラスに溶け込めるようになり、先生からもクラスで1番当てられる存在になりました。クラスメイトに「最近エリカばっかりあてられるよね。」と言われた時の嬉しさは今でも鮮明に覚えています。この前期の授業では、中国語を話すことに自信を持つことの大切さを学びました。

後期は経済学部に入り、国際ビジネス談判や国際マーケティングを学びました。日本で学んだことのない分野の授業内容だったため、中国語でわからないところはYouTubeやインターネットを活用し、日本語で復習し、何とか授業についていくことができました。また、日本の大学の授業とは違い、グループワークやプレゼンテーションが多かったことが印象的です。

さらに、自分が外国人留学生ということもあり、日本についてプレゼンテーションをする機会がたくさんありました。100人近くの中国人学生を前に、1人で中国語を使い20分間話し続けました。最初は聞くに堪えないような状態だったと思いますが、何度もプレゼンテーションを経験することによって次第に慣れていきました。この経験は、自信がつく良いきっかけになったと思います。

授業以外で力を入れて取り組んだことは?

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インターンシップと日本語教育のボランティアです。中国の春節休暇を利用して、ホテルニッコー上海にて1か月間インターンシップを行いました。ニッコーホテル上海でのインターンシップだけでなく、その1か月間はオークラガーデンホテル上海でお仕事をされている方々と何度もお話させていただく機会や、無錫と蘇州のニッコーホテルを見学させていただく機会など、普段経験のできないことをたくさん経験させていただきました。

また、前期、後期と授業以外の時間は、上海大学の日本語学部の授業に参加し、外国人はどうやって日本語を学んでいるのかということを学生の立場から学びました。後期は、外部の日本語教室にて実際に生徒を持ち、日本語を教える経験をさせていただきました。自分が当たり前のように話している日本語が説明できないもどかしさを感じながらも、それでも私の説明を一所懸命に聞いてくれる学生のためにと頑張りました。「あいうえお」の読み書きから一緒に始めた学生が、最後にはひらがなとカタカナ全ての読み書きができるようになり、簡単な会話ができるようになりました。その成長に私自身も励まされ、授業を頑張るきっかけにもなりました。

AUEPでの留学を総括すると?

今振り返ってみると、このように留学前からやりたかったこと、現地でやりたいと思ったことを欲張ってできた1年だと思います。外国人の友人と「楽しむときは楽しむ」、学生として中国語や経済学部の勉強を「頑張る時は頑張る」、インターンシップや授業で辛いことがあっても前向きに乗り越えるなど、幅広く全力で取り組めました。
 
今後はこの2回の留学で関心を持つようになった「日本語教育」と「日本の企業」を繋げるため、「高度外国人材への日本での就職支援」ということをテーマに活動していく予定です。その活動の1つとしてこれから国際交流基金が実施している「日本語パートナーズ」というプログラムを利用し、インドネシアの日本語教育現場で8カ月間活動をしてきます。自分が亜細亜大学と世界中の人々に成長させてもらった恩返しとして、社会に貢献できる人材になれたらと強く思っています。

留学後の成果~My Before After~

留学後の成果_多田01
HSK(漢語水平考試)5級 → 6級
AUEP_小倉
小倉 風野(OGURA Fuya)
派遣先:インドネシア・インドネシア大学
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小倉 風野(OGURA Fuya)
国際関係学部 多文化コミュニケーション学科

  • 平成26年度 AUAPに参加 アメリカ・サンディエゴ州立大学に約5か月間留学
  • 平成28年度 AUEPに参加 インドネシア・インドネシア大学に約1年間留学

AUEPでの目標は?

インドネシアでの留学の目標は、大きく分けて2つありました。1つはインドネシア語能力の向上、2つ目は多文化共生社会という観点から日本に必要になるアイデア、習慣、価値観をインドネシアから知ることでした。実際に長期間現地で生活することで、その地域社会やそこでの人間関係を知ることができました。また、そのコミュニティの一員になることで現地住民の価値観を知ることができ、今後の日本とインドネシアの関係発展に貢献できると考えていました。

どのような授業を受けていましたか?

私が参加したインドネシア語コースは、外国人専用のプログラムだったので、その学生はみな外国人でした。レベルは初級、中級、上級の3つに分かれています。初級は、話すことがメインのクラスで、グループを作ってクラスの前で話したりと会話をする機会がとても多くありました。そのため、今までにインドネシア語を学んだことがない学生でも、このクラスを卒業するころには、現地住民とインドネシア語で話すことができるレベルにはなります。ちなみに、私は初級クラスが終わる頃には、市場で値段交渉をしたりと、私生活の中で言語による不便はほとんどなくなりました。
 
中級クラスは、文法と語彙がメインのクラスです。新聞や論文などで使われるフォーマルな表現や様々な言い回しを用い、エッセイなどを書いたりします。インドネシア語の表現や言い回しがとても豊かになり、文章に深みが出ます。私の時は、インドネシア以外の国についての観光や市販の薬品を紹介するというものでした。また、履歴書の書き方や、プレゼンテーションの際に使うフォーマルな言い回しなども身に着けることができるので、インドネシアで働く、またはインドネシア語を仕事で使う際に必要なフォーマルなインドネシア語を知ることができます。
 
上級クラスは、卒業論文を書くことに重点が置かれています。卒業論文には、フォーマルな形式のものと、インフォーマルな形式の二つあり、学生はどちらかを選ぶことができます。フォーマルな形式の卒業論文では、フォーマルなインドネシア語だけを用いて、論文を作成します。論文は学生それぞれが自分の好きなテーマを考え、そのテーマについて文献やインタビュー、アンケート調査などから情報、データを集め、研究します。インフォーマルな形式の卒業論文では、会話表現などでも使われるインフォーマルなインドネシア語を用いて、与えられたトピックについて自分の考えを語るというものです。トピックはインドネシアの映画や人物、神話などがありました。雑誌の記事のように読者に自分の考えを伝え、内容に興味を持ってもらうように書くため、想像力と表現力が重要です。また、上級クラスでは、インドネシア語の授業とは別に、インドネシアの文化や歴史、政治に関する授業もあります。

現地での生活を振り返って、どうでしたか?

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大学の授業以外の活動では、私は部活動にも励みました。インドネシア大学のハンドボール部に所属し、週末は朝7時から大学内にあるコートでハンドボールの練習をしていました。チームスポーツにはコミュニケーションが重要になるので、現地の学生と交流を深めるのには部活動が一番良いと思い、積極的に参加しました。
インドネシア大学で学ぶインドネシア語は上級クラスを除くとほとんどがニュースや新聞などで使われる、フォーマルなインドネシア語だけなので、インドネシア人と話す際にこのインドネシア語を使うと硬い表現になってしまい、彼らはそれを変に感じてしまうことがあります。しかし、部活動を通して現地の学生と話すことで、インフォーマルなインドネシア語を教えてもらったり、試したりすることができました。そのおかげで、会話力はかなり上達しました。

それ以外にも、近隣住民の方々との交流も積極的にしていました。インドネシアでは、個人より集団に重きを置く文化があるため、そのような小さなコミュニティの中で人間関係を構築し、彼らの考えや価値観などを知ることができました。このような文化が根付いているおかげで、常に周囲の人間がお互いを気に仕掛け、助け合うのが習慣化されていて、とても心が温まる環境でした。私が暮らしていた地域では私が日本で感じたことのない、近隣住民からの愛というものを感じることができました。インドネシアに来てすぐの時、外国人用の滞在許可書を取得するのに近所の町内会や市役所、警察などいくつかの機関へ書類の作成を頼まなければなりませんでした。しかし当時、私は現地住民が話すインドネシア語がほとんど聞き取れなかっただけでなく、その場所すらわからなかったので、一人ではどうすることもできませんでした。そんな時に、私の住んでいたシェアハウスのオーナーの奥さんに必要な書類について話したら、その行かなければならない機関の場所まで連れて行ってくれ、そこで私の代わりに係りの方に説明してくれたり、必要な手続きなども手伝ってくれました。また、そのオーナーの奥さんは他の近所の方々にも私のことを話していたらしく、彼らも何かあるとすぐに手を差し伸べてくれました。インドネシア語が上達してきたころには、放課後や週末の朝に、近所の方々とコーヒーを飲みながら世間話をするのが習慣になりました。日本では近隣住民との関わりは一切なかったので、近所の人とコーヒーを飲みながら世間話をするという普通のことでも、私にとってはとても楽しく、貴重な時間でした。

AUEPでの留学を総括すると?

AUEP_小倉03
この約1年間の留学を終え、目的であったインドネシア語の能力はとても上達しました。特にほとんどゼロに近かった会話力が、現地の人からもインドネシア人だと勘違いされる時があったくらい上達しました。また、同じコミュニティの中に宗教や民族、人種といったさまざまな違いがあっても、お互いが認め合っているからこそ、インドネシアの多文化共生が成り立っているのだと分かりました。日本とインドネシアは同じ島国ですが、外から来るものに対するインドネシアの寛容さは日本にはない、と感じました。日本人一人ひとりの寛容さが、外国人人口が増加する日本の多文化共生社会にとって必要不可欠であるように思います。

インドネシアでの留学生活で私のインドネシア、インドネシア人に対する考え方が大きく変わり、国際人としてとても成長することができました。卒業後は、独立行政法人国際交流基金が行っている日本語教育プログラム「日本語パートナーズ」の派遣員として、インドネシアの高校に派遣されます。現地では、日本語のALTとして、日本語だけでなく、日本人や日本文化がどういったものなのかを発信し、多くのインドネシア人に日本への興味、関心を持ってもらえるよう頑張っていきたいと思います。これからもこういった活動を通して、かけがえのない思い出と経験をくれたインドネシアに、恩返ししていきたいです。

留学後の成果~My Before After~

留学後の成果_小倉01
AUEP_関口
関口 桃(SEKIGUCHI Momo)
派遣先:台湾・淡江大学
AUEP_関口01
関口 桃(SEKIGUCHI Momo)
国際関係学部 多文化コミュニケーション学科


  • 平成26年度 AUCPに参加 5か月間 中国・大連外国語大学に留学
  • 平成27年度 AUEPに参加 約1年間 台湾・淡江大学に留学

AUEPに参加した目的は?

留学目的の一つに語学力の上達があった。約1年という長期の留学で語学力がアップすることは当たり前に求められることだが、その能力を使って現地の大学で専門的な科目を学び知識を得るというのが、私の最大の目標であった。

現地では、どのような授業を受けていましたか?

学びたい専門科目は、台湾の歴史であった。日本統治時代の台湾について詳しく学習する機会がなかなか無いため、ぜひ歴史学科で勉強したいと思った。そのためにまず留学前から台湾の歴史を自分なりに基本的知識として、本などを読みながら習得した。
 
前期は、現地の授業に慣れるためにある程度の知識がある日本史を専攻したが、授業は全て中国語で行われ、試験ももちろん中国語で行われるため苦労した。しかし日本史の先生が熱心な方で、留学生の私にも分かりやすくパワーポイントや映像を使って説明してくださったお陰で、頭に入りやすかった。
 
後期は本格的に台湾史を勉強したいと思い、試験が難しいと言われている授業に敢えて挑戦することにした。やはり歴史的専門用語が多く、ついていくのに精一杯な上、試験の点数がどのぐらい取れるか自信が無かったが、出席点なども考慮されなんとか合格することができた。試験は筆記で行われるが、中間テストより期末テストのほうがスラスラと書くことができ、それだけ中国語や台湾史の知識を習得して上達したのだと実感した。

現地での生活を振り返って、どうでしたか?

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留学生活で一番得たものは、かけがえのない多くの仲間である。私は大学内にある、外国人留学生が多く住んでいる寮に暮らしていた。留学前に部屋割表が発表されたのだが、4人部屋のルームメイトは台湾人、フランス人、韓国人で、日本人は私1人だった。彼女たちと初対面では緊張したが、みんなの性格の良さが伝わってきて、この子たちとこれから1年一緒に楽しく生活していける!と直感で思い、安心した。しかし現地での生活がスタートして間もない頃は、やはり言語の壁に苦戦した。
私の場合、その頃は英語も中国語も中途半端なレベルだったため、寮や授業の手続きなど細かいことについてきちんと説明することが難しく、ジェスチャーを使って必死に伝えたのは今でも鮮明に覚えている。

この留学生活の最初から最後まで共に過ごした4人。お別れのときは本当に寂しくて離れたくない気持ちが強かったが、また再会できると信じてそれぞれの夢に向かってみんな頑張ろう!と明るく別れることができた。ルームメイト以外にも台湾人や他の国から来た留学生と、毎日ロビーでお話したりご飯を食べたり、週末はみんなで出掛けたりと、私にとってここでの寮生活の一瞬一瞬は、一生忘れることのできないかけがえのない時間となった。

特に寮に住む台湾人には、毎日助けてもらうばかりであった。中国語などの授業で分からないところや、困ったときにすぐに頼れる存在で、時には台湾人が企画してみんなで週末出掛けたりするなど、彼らのおかげで台湾のことをますます好きになった。

AUEP中に挑戦したインターンシップ

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留学中は学校での授業にももちろん力を注いだが、インターンシップにも力を同じぐらい注いだ。亜細亜大学出身の台湾人の方が台北市内で経営されているホテルを紹介していただき、そこで約半年間社員の方と働かせていいただいた。
試験などが近づき、忙しくなると月に3回程のときもあったが、朝5時に起床し午後3時まで働き、そこから夜6時に中国語の授業が始まるという生活をしていた。
ハードに感じるときもあったが、自分から挑戦したことだからこそ最後までやり遂げようと決め、無事に終了することができた。頑張った分、達成感が大きかった。ホテルで出会うお客様との人脈づくりもでき、インターンシップを通して得られるものは大きかった。

AUEPを総括すると?

留学を振り返ってみると、様々な「挑戦」によって私の留学生活が実りあるものとなった。その一つのきっかけが語学力の応用である。特に長期留学となると、中国語を学ぶのではなく、中国語で学ぶことが目的であり重要と気づき、そこから私の挑戦の選択肢が広がった。留学先でしか体験できないことに自ら挑戦したことで得られた経験すべてが、今の私の強みとなっている。

留学後の成果~My Before After~

留学後の成果_関口01
語学スコアの変化

中国語検定 HSK(漢語水平考試)
AUCP参加前 3級
AUCP参加後 3級 5級
AUEP参加後 2級 6級
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池上 茉優(IKEGAMI Mayu)
派遣先:韓国・東西大学校
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池上 茉優(IKEGAMI Mayu)
法学部法律学科


  • 平成25年度 AUGPに参加 約3週間 韓国・慶熙大学校に留学
  • 平成27年度 AUEPに参加 約1年間 韓国・東西大学校に留学

AUEPでの目標は?

大学で勉強した韓国語をもっと向上させること、そして今一番興味関心がある韓国という国で異文化体験をすることによって理解を深め、多様な価値観を知り、自分自身の世界を広げることが目標でした。現地では特に苦手意識の強い会話力を向上させ、また、異文化理解の面では韓国人学生や他の国から来ている留学生と交流をして自分の価値観をいい意味で変化させ、多様な視点で物事を考えられるようになりたいと思い留学しました。

現地ではどのような授業を受けていましたか?

東西大学校の外国語学部日本語学科に所属し、昼間は韓国人学生たちと授業を受け、夜間には学部に所属する外国人留学生のための語学堂(韓国語コース)に通いながら韓国語の勉強をしました。
 
前期の学部授業では1年生の漢字、2年生の漢字と語彙、3年生の講読の授業を履修しました。日本語学科の授業なので、例えば漢字の授業では韓国人は韓国語から日本語の漢字を覚え、日本人は日本語から韓国語の単語を覚えるといった内容で授業を受けました。また3年生の講読の授業は日本で発売されている偉人の名言に関する本の内容を日本語から韓国語に訳し、またその偉人についてまとめ、人物と内容の韓国語訳を発表するという授業で発表にもチャレンジしました。日本の大学での授業では発表する機会がほとんどなかったのでとても準備に時間もかかり、緊張もしましたが、よい経験になりました。
 
前期の語学堂の授業は韓国語で韓国の文化の理解を深めることはもちろん、別の国から来ている留学生とともに韓国語を通してお互いの国の理解を深めるような授業でした。ここで様々な国の友達ができ、お互いの国について様々なことを韓国語で教え合ったりして知らない面を知ることができたことがとても面白かったです。
 
後期の学部授業では、2年生の漢字と語彙、講読、3年生の講読、小説の授業を履修しました。2年生の講読は翻訳する上での基本的な文法なども勉強し、3年生の講読の授業などに役立てることが出来ました。また、1番難しかったのは小説の授業で、日本文学を日本語から韓国語に訳すというものだったのですが、日本語の昔の言葉づかい、日本語ではなんとなくニュアンスが分かるけれど韓国語では何というのかさっぱりわからないということが多く、韓国人の友達に質問をたくさんし、教えてもらったりと友達にとても助けられました。
 
後期の語学堂では、前期にはなかった発表や、作文の授業、また1回ごとの授業に必ずグループワークがあり、話すというところに重点が置かれた授業でした。
 
学部授業では周りは韓国人学生ばかりなので、韓国語がわからないときはすぐに聞ける環境でしたが、日本語でもコミュニケーションがとれるため、韓国語がまだまだな私はそれに甘えてしまったところも当初はありました。しかし、お互いがお互いのために韓国語で話したり、日本語で話したりと考慮し合いながら勉強ができるようになってからはとても良い環境で勉強をすることが出来たのではないかと思います。また、語学堂の授業は逆に日本語を全く使うことがないので自分の韓国語の実力がわかり、もっと勉強しなくてはという気持ちにさせられました。

現地での生活を振り返ってどうでしたか?

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大学の授業以外では、まず友達のお手伝いとして日本語ディベート大会に出場するチームのお手伝いや日本語スピーチ大会に出る友達のお手伝いなどをしました。特にディベート大会に出場するチームのお手伝いは長期的にかかわり、学校の終わった放課後や夏休みに毎日学校へ行って、ディベートで使う資料を一緒に探したりと準備を一緒にしてきました。
ディベートの主題が日本についてのことだったので友達からたくさん質問されたりもしたのですが、わからないことも多く、私も一緒に学んでいることが多かったと思います。

ディベート大会はすべて日本語で行われるため、日本人でも難しい内容をすぐに日本語で答弁しなくてはならないので、大会の予備戦や大会を見るたびに本当に感心させられました。留学中にこうやって一つのことに長期的にかかわることが出来てよい思い出にもなったし、自分ももっと頑張らなくてはというモチベーションの維持にもつながりました。

学外では韓日交流会という団体のイベントに参加したりもして、学校外でも韓国人と関わることもできました。韓国は大学生といっても年齢が本当に様々なので色々な年齢の方とお話が出来たり、友達伝いで先輩の社会人の方とも知り合う機会があったりと、たくさんの方とお話しできたことは貴重な時間だったと思います。

また、友達のお家に招待してもらったり、ご家族との交流などを通して韓国での家族の暖かさを身に染みて感じることが出来たこともよい思い出です。
この留学では、本当に様々な年代の様々な人と関わりました。学内での韓国人学生、他校の韓国人学生、先生、大学を卒業した社会人の先輩、留学生、他校に留学している日本人留学生、釜山に住む日本人の方々、友達の家族やおばあちゃん、親戚の方、食堂のおばさんなど本当に多くの方々と接し、ほとんどの人が私のことを暖かく迎え入れてくれて、会ったその後も気にかけてくれ、情が深い暖かい人たちなんだなあと韓国人を知るきっかけにもなりました。そしてたくさんの友達もでき、学校以外でも一緒に釜山市内外の観光、交流会の参加などたくさんの思い出も作ることができ、本当に良かったです。
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AUEPでの留学を総括すると?

この約1年間の留学を振り返ってみると、留学当初は韓国語を使うのが不安であまり積極的に韓国語を使うことが出来ませんでした。自分が話す韓国語に自信が持てなかったからです。
しかし、留学を終えた今、自信を持って話せるかというと必ずしもそうではありません。それでも話してみよう、間違えてもいいんだと思えたのは周りの韓国人の友達のおかげだったと思います。彼らはなかなかうまくできない日本語を頑張って話し、時に指摘されても素直に受け入れどんどん上達していきました。そんな姿を見て私もこうならなくちゃと気づかされました。できないのは当たり前で、でも一生懸命話せば相手もきちんと聞いてくれるということがわかり、それからは行動面でも積極的になっていくことができたと思います。
 
語学面での学習成果については自分が留学前に思っていた会話力をとにかくつけるという目標に近づくことはできましたが、達成したとは思いません。しかし、留学をしたことで勉強意欲が高まり、もっと上を目指して続けて勉強を頑張りたいなと思うようになりました。
 
AUEPでは、自分が思っていた以上にたくさんのことを学べたと思います。毎日が充実していてとても楽しかったです。韓国人の友達に「最初来たときよりすごく変わったね。」と言われたことが何度もありました。それはきっと良い面も悪い面もあるのかもしれませんが、充実していた証拠かなと思います。そして国が違うのにこんなにも仲良く、深くつきあってくれる友達ができとても嬉しかったです。私を通して日本に留学してみたいと思ってくれた子もいて、お互いにいい関係を築けたことは一生の宝になりました。
様々なことがあった留学でしたが、人間的にも成長できた留学でした。こうやって無事に留学を終えられたことはたくさんの方々が支えてくださったおかげだと思います。本当に感謝したいと思います。ありがとうございました。

留学後の成果~My Before After~

留学後の成果_池上01
〈2024年6月21日更新〉
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