海外研修制度

INDEX
 
自分の感性で多文化に触れ、そこから学問の持つ楽しさをつかみます。
プログラムの実施に向け、本学の教職員が細かな現地調査や幅広いヒューマンネットワークを構築しています。

多文化フィールドスタディー

2~4年次の夏季休暇中の1週間程度を利用し、同行の担当教員の指導の下、海外で現地調査を行います。事前調べと調査後の口頭発表を通して問題発見能力とプレゼンテーション能力を身につけます。ふだんとは異なる生活環境においてもめげずに心と身体の健康を維持する現地適応能力を育成します。
多文化フィールドスタディー01
多文化フィールドスタディー02

主なフィールドワークのテーマ

韓国 K-POPのグローバル化に関する韓国人の意識/韓国における無人コンビニの現状
中国 訪中外国人に対する中国人の意識/996問題~中国IT業界における長時間労働~
フィリピン フィリピンの言語事情/フィリピンと日本の宗教観
ベトナム 外国人観光客や旅行会社でのインタビュー調査
インドネシア 繁栄する首都・観光地の人々の働き方を学ぶ

体験者の声


【韓国】

伊藤01
語学留学とは違った体験
伊藤 紋奈/ITO Ayana
伊藤01
私は、今回のフィールドワークに参加する前に、AUGPの留学プログラムで、語学留学のために一度韓国を訪れていました。最初は、その語学留学の延長として、多文化フィールドスタディーを受講することを決めましたが、実際には現地の方に声をかけて自らコミュニケーションを取ったり、文化や習慣の違いも踏まえながら、どのようにすれば快くアンケートに協力をしてもらえるかを考えたりするなど、語学留学の時とは全く違う韓国生活を送ることができました。語学留学とはまた一味違う韓国での生活を送り、現地の方とたくさんのコミュニケーションを図ることで語学力を向上させることもでき、韓国という国に触れながら自分を成長させることができたと感じています。

派遣先国:韓国
派遣期間:2023年8月4日~8月10日
竹厚02
フィールドワークの厳しさ、他言語の難しさ
竹厚 陽凪/TAKEKO Hina
竹厚01
私は、初めての渡韓で、韓国語も上手に話せるわけではないなかアンケート調査を行うという点にハードルを感じていました。しかし、実際にアンケート調査を開始すると、言いたいことをうまく伝えられなかったり、少しの会話ができなかったりと言語が伝わらないもどかしさを感じた一方で、どう声をかけて、いかにアンケートに協力してもらうかを考える方がハードルが高かったと感じました。アンケート調査の結果をまとめる際にも、年齢や性別が偏ってしまっていたり、対象者の特徴をメモしていなかったりと、かなり反省点が浮き出てきたため、集計の際にも現地調査とはまた違ったフィールドワークの難しさを感じました。

派遣先国:韓国
派遣期間:2023年8月4日〜8月10日
中澤02
観察調査をしてみて
中澤 彩香/NAKAZAWA Saika
中澤01
韓国では日本よりもたくさんのバリアフリー施設(車椅子のタイヤ専用の空気入れや手話通訳付きのテレビ放送など)があり、障害者や高齢者に対しての配慮が行き届き障壁が少なく、日本よりバリアフリーが進んでいることがわかりました。現在日本では、韓国ブームで、カルチャーや音楽などを取り入れていますが、こうした側面の良い部分も積極的に取り入れていけば、日本の社会もより過ごしやくなるのではないかと感じることができました。
今回私は韓国語を履修せず、言葉がわからない状態で調査を行いましたが、仲間や先生に助けられながら調査の目標が達成できたので良かったです。

派遣先国:韓国
派遣期間:2023年8月4日〜8月10日
中村02
韓国は価値観が変化したことで少子化した
中村 匠/NAKAMURA Takumi
中村01
フィールドワークの結果から、結婚を望む若者は多いが、子どもを望む若者は半分ほどであること、さらに結婚すると新たに家を持つべきだと考えていることがわかりました。また、結婚や出産をするか否かは完全に本人の選択であると全世代が認識していることがわかりました。男性の育児参加率は増えていますが、依然として少なく、そのための支援は企業によって異なっています。大学受験などの競争の激しさと、それによるストレスが多いことは多くの人が認識しており、それが少子化の原因の一つになっていると考えました。

派遣先国:韓国
派遣期間:2023年8月4日〜8月10日
【フィリピン】

清原01
私の知らなかったフィリピン
清原 羚/KIYOHARA Rei
清原01
フィリピンのマニラは以前訪れたことがありましたが、今回は授業でマニラ以外を訪問し、現地の人々と交流をしたことにより、新たなフィリピンの一面を知ることができました。また、知っていたつもりのフィリピンが、多様性のある社会だったことを学びました。

派遣先国:フィリピン
派遣期間:2023年9月6日〜9月14日
小池01
現地交流から見えてくるフィリピン
小池 若葉/KOIKE Wakaba
小池01
同世代のフィリピン人大学生と様々なことについて話しあう機会があり、現地の生活状況を実際に自分の目で確認できたことは、貴重な体験となりました。日本とフィリピンの文化・社会の違いに気づくことも多かったですが、これらの違いを意識しつつも、一人ひとりが置かれた環境のなかで幸せに暮らすことの大切さを感じました。

派遣先国:フィリピン
派遣期間:2023年9月6日〜9月14日
齋藤02
異文化環境での感情 ~心を動かされたフィリピン~
齋藤 明花/SAITO Akika
齋藤01
発展途上国の現実を自分の目で見てみたいと思い参加しました。確かに生活水準には日本とフィリピンの差があると感じました。しかし、現地での体験は、参加前に抱いていたネガティブなイメージとは異なることが多かったです。また、フィリピンの人々が日本に対する強い関心を持っていることを感じ、自分もフィリピンのことをもっと知りたいと思いました。いろいろと感情が動く経験が詰まった9日間でした。

派遣先国:フィリピン
派遣期間:2023年9月6日〜9月14日
寒河江02
異国の実情を知る方法
寒河江 美羽/SAGAE Miu
寒河江01
訪問前はストリートチルドレンをはじめ貧困問題、治安の悪さなどのイメージがありましたが、現地の人との交流を通じて、そのイメージが変わりました。文化の違いを知るために、自文化や自分が属する社会との比較を行ってきましたが、その土地に住む人々の幸せには、それぞれの形があることにも気づきました。今後は、より多くの人々と積極的に関わり、様々な国や文化について深く知りたいと感じました。

派遣先国:フィリピン
派遣期間:2023年9月6日〜9月14日

海外派遣の成果公表

令和6年度多文化フィールドスタディー

フィールドワーク実践論(アメリカ)

半期留学終了後に1週間程度、アメリカ・ロサンゼルスに滞在して、同行する担当教員の指導を受けながら現地調査を行います。留学で培った英語力を実践的に活用します。

主なテーマ 日系人の歴史/エスニックタウン調査
多文化フィールドワーク実践論01
多文化フィールドワーク実践論02
|STUDENT’S VOICE|
語学力UP
に本気!
Fさん
国際関係学部 多文化コミュニケーション学科 2年
#英語を駆使して営業
培った英語力でお客様を喜ばせる営業職になりたい
【多文化フィールドスタディー】ではベトナムでフィールドワークをしました。現地の方々や他学年の学生と交流するにつれて、新たな知識や視点がどんどん身につきました。【英語Ⅸ】では先生がすぐ疑問に答えてくださり、語学力の向上を日々実感。将来は英語力を活かせる職業に就き、真心でお客さまを幸せにしたいと思います。
〈2024年8月8日更新〉

Department of Multicultural Communication
当サイトではCookieを使用します。Cookieの使用に関する詳細は 「クッキーポリシー」 をご覧ください。
同意する
拒否する