自分だけの#

#「人を幸せにする街づくり」が、
わたしのミッション

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#亜大のキャリア
髙元亮甫
株式会社ファミリーマート
都市創造学部 都市創造学科2019年度3月卒業
2023年1月撮影
勤め先はどちらですか?

コンビニバイトと
亜大での学びや経験が
「街づくり」への思いに

コンビニエンスストアを展開する株式会社ファミリーマートに就職して4年目です。学生時代のコンビニでのアルバイトと都市創造学科での学びが「街づくり」への思いを膨らませ、今では「人を幸せにする街づくり」が“人生のミッション”になっています。
学生時代のアルバイトは、家の近所にあったコンビニエンスストアのファミリーマートでした。多いときは週4日で出勤していました。
アルバイトという立場であっても日ごろの業務やサービスについて『こうしたほうが効率的ではないか』『こうすればお客さんがもっと便利になる』と考えるようになりました。それが店のためになり、お客様のためになり、街づくりにもつながっていくと実感していました。
亜大での学びは?

都市創造学部
都市創造学科を
選んだワケ

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中学・高校と米国への短期留学を経験し、大学でも留学を希望していたので、留学が必修なのと学科開設当時の「人を幸せにする街づくり」というコンセプトやカリキュラムにとても興味があり、都市創造学科を選びました。
2年次の専門科目「スマートシティ開発の実務」では、国内外の実例をとり上げながら街が豊かになる過程や要因を分析し、新しいアイデアも考案。最先端の街づくりの舞台裏を垣間見ることができました。
ゼミの専攻は、スマートシティをテーマに選びました。
ゼミでは、ドローンを使った新しいサービスを考える授業もありました。実際にドローンの活用を検討している企業の担当者に来てもらい、私たちの提案をプレゼンしました。企業側のフィードバックはとても勉強になりましたし、ここで養われた発想力やプレゼンスキルは、社会人になってからもフル活用しています。
卒業論文テーマは「コンビニ廃止論」。スマートシティを見据えたコンビニのあり方を模索した内容で、採用面接でも披露しました。
学生生活はどうでしたか?

学友会での経験が
多角的視点や
プレゼン力を育てる

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学友会の活動にも4年間みっちり関わりました。新入生研修「出会いの広場」で出会った先輩方を見て、自分も後輩をサポートしたいと新入生研修委員会に入り、2・3年次は体育祭実行委員会、4年次には中央執行委員会の委員長を務めました。
中央執行委員会の大きな仕事は、学生がよりよい大学生活を送るための企画提案です。予算は学生が出してくれた学友会費ですから、全学生に還元できるよう、学生が抱える課題や大学環境を多方面から分析し、ニーズを考えていきます。
当時、私たちが考案したのは、キャンパス内にキッチンカーを呼び込むことと、掲示板に代わるデジタルサイネージの設置。学生の食に関わるサービスや情報獲得に関わる重要な提案に関わりました。数千万円規模の事業もあるため、実現するには大学側との交渉の場「連絡協議会」で承認を得なくてはなりません。他大学の現地調査やシミュレーションなど念入りに資料を作成し、学長をはじめ大学の法人部局がそろう会議室でプレゼンをしました。導入時の負担額や管理方法、費用対効果などシビアな質問へも答える緊張の連続でしたが、振り返ればとても貴重な経験で、自信にもなりました。2案とも無事に実現できて良かったです。
できるだけ偏りなく、多くの学生が求めるものを多角的にとらえる視点は、顧客のニーズを幅広く反映させていくコンビニ事業にも活かされています。
留学や海外での就業体験は?

中国・上海への留学
海外での就業体験で広がった
グローバルな視野

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都市創造学科では、主にアジア圏への約6ヶ月間にわたる留学と就業体験が必修となっています。
1年次から学ぶ第二外国語に沿って中国・韓国・タイ・ベトナム・インドネシアなどの大学で約5ヶ月学び、それから現地企業などで約3週間の就業体験に参加します。
私の留学先は上海の華東師範大学でした。上海は国際色豊かな街で、多くの国の人と交流したい思いで、寮では他国留学生とルームメイトになりました。ロシアとカザフスタンからの留学生が2ヶ月ずつ同室になり、中国語と英語で会話しました。彼らと夜通し話すこともあり、予想以上に会話力は上達したと思います(笑)。
一緒に街に繰り出して、さまざまな国の若者ともすぐに仲良くなれました。そのせいか今では知らない人でも躊躇せず話しかけられるようになりました。職場で飛び交う早口の中国語には正直ついていけませんでしたが、『依頼されたことはすぐやる』ことだけは守りました。社会人になった今もモットーにしています。

就業体験先の不動産会社は、中国に帰化した日本人1人を除き全員が中国人でした。
社員に依頼されてパンフレットの一部を日本語に訳したり物件見学に同行したりする中で、中国ならではの企業文化も目の当たりに体験することができました。また、仕事の流れがすごくスピーディで、ある意味、当時の中国の勢いのようなものも肌で感じることができました。
就業体験中には「自分たちだけで物件を見学する」という課題も与えられ、中国語での電話アポイントは苦労しましたが、度胸もつきました。帰国後も中国語の勉強を続けています。
コンビニには中国からのお客様が多いのはもちろん、勤務先のファミリーマートには中国人社員だけではなく、中国人の店長さんもいます。中国語で挨拶すると喜ばれますし、日本語の表現では伝わりにくいニュアンスを中国語で説明すると理解が深まります。最近では観光地区の店舗から頼まれ、中国語の店内POPも作成しています。
就活と現在のお仕事について

コンビニ事業を通して
未来の街づくりに
取り組む

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就活で採用試験を受けたのはファミリーマートだけでした。
入社2年目から渋谷地区の店長を経験し、3年目からはスーパーバイザーとして都内6店舗を巡回しながら運営管理などについて助言・指導する立場です。
何より大事にしているのは、人とのコミュニケーションです。店では世間話をしながら現場の課題を聞き、対策や改善案を考える日々です。店ごとに『どんなお客様がどんな商品を何の決済手段で購入したか』といった分析をもとに『この時間帯にどんな商品展開をしたら新しいお客様に来てもらえるか』などの戦略を検討します。参考資料にはビッグデータも含まれています。
大学3年次に『ビッグデータ活用法』を履修した当時は『それ何?』からのスタートでしたが、授業で学んだ知識のおかげでスムーズに理解できました。ファミリーマートでは、店舗前に電気自動車の充電スペースを設けたり、デジタルサイネージや無人決済店舗の導入を進めたりしています。まさにスマートシティ、未来の街づくりに向けて取り組んでいるのだと実感しています。
今後の目標を教えてください

『人を幸せにする街づくり』のため
コンビニの可能性を
広げたい

コンビニ事業に関わるようになり、大学生の頃に考え始めた『人を幸せにする街づくり』が“人生のミッション”になりつつあると実感しています。これからも社会インフラを支えるコンビニの可能性を広げるような仕事をしていきたいと思っています。
さまざまなコンビニの取組みが社会全体の未来に結びついていくことが理想です。その実現のためにも、会社が挑戦する新規事業に積極的に関わっていきたいと考えています。そして将来は子会社がある中国でも仕事をしてみたいですね。

亜大を目指す
高校生・受験生へ

受験生へのメッセージ

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私にとって亜細亜大学で新しいことを学べたことは大きな財産です。委員会活動では組織内のコミュニケーション能力をはじめ、準備力や交渉力も鍛えられました。そして一番有意義だった経験は留学です。留学は、どの国であっても日本を出た時点で、間違いなく視野が広がり考え方が変わります。皆さんもぜひ挑戦してください。
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