2025.10.30

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デフリンピックのサッカー日本代表に瀧澤諒斗選手が選出されました

2025年11月15日から26日まで開催される「東京2025デフリンピック」のサッカー日本代表に瀧澤諒斗選手(法4)が選出されました。(※サッカーは11月14日に競技開始)

瀧澤選手のデフリンピックでの活躍を祈念し、10月27日に武蔵野キャンパスで壮行会が開催され、学生と教職員あわせて350人以上が参加しました。

壮行会では永綱憲悟学長や小島徹サッカー部監督からの激励の言葉に続き、瀧澤選手が決意表明の挨拶を行いました。

瀧澤選手は「2月に大怪我をしてしまい、一度はデフリンピックを諦めかけた時期もありました。それでも多くの人たちのサポートのおかげで前へ進むことができました。『感謝』の思いを胸に、亜細亜大学と日本代表の誇りをもって金メダルを目指します」と語りました。

最後は応援指導部による第一学生歌とエールが瀧澤選手へ送られ、大きな拍手のなか壮行会は終了しました。

壮行会終了後、瀧澤選手にお話を伺いました。

瀧澤諒斗選手インタビュー

Q.壮行会を終えて

「挨拶のときは自分で何を話したか覚えていないくらい緊張しました(笑)多くの人が壮行会に来てくれてうれしかった。デフリンピックもいろんな人に見てもらいたいです」

Q.大怪我について

「2月に右膝前十字靭帯断裂の大怪我をして、3月に入院・手術をしました。全治8か月と診断されて、デフリンピックに間に合わないと諦めかけたこともありましたが、多くの人の支えがパワーになって前へ進むことができ、6か月で復帰することができました。絶対に1人ではここまで来れなかったので、『感謝』の思いを強くもっています」

Q.現在の回復状況について

「6月頃にはボールを触り始めて、段階的にプレー時間を長くしてきました。怪我をしたことでこれまで以上に自分の身体について考えるようになり、得たものもたくさんあると感じています」

Q.デフリンピックでの目標について

「チームとしての目標は金メダルです。個人としての目標は、まだ国際大会ではノーゴールなので、ゴールを決めたいです。できることを積み上げていって、良い結果につながれば。(現役選手のうちに)日本でデフリンピックが開催されることは1度きりなので、今は『楽しみ』という感情が大きいです」

Q.今後のVISIONについて

「大学卒業後は、東京パワーテクノロジー株式会社から内定をいただいています。アスリートとしての挑戦を続けながら事務職の仕事をする予定です。将来はデフサッカー選手として世界で活躍し、障がいを持っている子どもたちから憧れられる『夢を持てるロールモデル』になれるよう頑張っていきたいです」

デフサッカー日本代表23人は、11月6日から合宿に入り、そのままデフリンピックへと進みます。

なお、代表選手には本学サッカー部卒業生の林滉大選手(2019年経済学部卒)も選出されています。瀧澤選手や林選手をはじめ、デフサッカー日本代表へのご声援をよろしくお願いいたします。