2021.03.18

総合

日の出キャンパス強化振興団体主将インタビュー

◇写真左から 
硬式野球部   主将 後藤貴大(経済4年)
サッカー部   主将 縄田海斗(経済4年)
女子陸上競技部 主将 石川美優(国際4年)
硬式庭球部  副主将 目黒志和(経済4年)
陸上競技部   主将 竹井祐貴(法学4年)、
アジア女子ローンテニス部 主将 高橋遥菜(経営4年)

 

Q日の出キャンパスで活動している団体の主将が一同に集まることは中々ありませんが、それぞれ主将同士面識はあるのですか。
 
後藤:トレーニングセンターなどで一緒にトレーニングをしておりますので、面識はありますが、あまり深い話はしたことはないです。
 
竹井:女子陸上部とは多少話をすることはありますが、他団体とは深い関係はないです。
 
石川:主将間との面識はないのですが、日の出キャンパスで一緒に活動しておりますので、他の団体の練習などを見ていて刺激をもらっております。
 
縄田:同じ日の出キャンパス内で活動しておりますので、主将同志の面識はあるのですが、深く話をしたことはないです。
 
目黒:私も深い関わりは主将同士ではないのですが、トレーニングセンターなどで会うので顔はわかっております。
 
高橋:今日このように一同が集まり、はじめて顔合わす人もおりますが、トレーニングセンターなどで認識のある人もおります。
 
Qそれぞれ団体ごとに違うと思いますが、主将になったのはいつのタイミングでどのように決まったのですか。
 
後藤:4年生が引退した後の12月23日の新チームの全体ミーティングで生田監督から指名されました。

竹井:各学年に学年リーダー設けておりまして、年生から学年リーダーを務めていたということで、部員の推薦で主将に選ばれました。
 
石川:私は昨年の1月中旬あたりに岡田監督から主将をやってみないかと言われたので引き受けることになりました。
 
縄田:昨年のリーグ戦の最終戦が終ったタイミングで小島監督から主将をやってみないかと言われて引き受けました。
 
目黒:インカレの終わった月に副主将に就任いたしました。まず同級生で主将・副主将候補を選出され、全部員に伝え、4年生に最終的に決定していただいた。
 
高橋:男子と同様にインカレ終了後、12月頃に先輩やスタッフに薦められて引き受けました。
 
Qこの1年間主将としてチームを引っ張って行くことになりますが、各自が考える主将像みたいなものがあれば教えてください。
 
後藤:第一にチームのことを一番に考えてチームを引っ張っていける、存在感のある主将になりたいと思っています。
 
竹井:私は、主将だからと言って周りに特別なことはする必要ないと思っています。自分自身が生活態度や走りでチームの志気をあげられるような主将になりたいと思っています。
 

石川:私は、生活や競技面の色々な面で引っ張って行ける存在になっていきたいというのは勿論なんですが、学年問わずみんなから信頼を得るためにも、色々な人達とコミュニケーションをたくさんとって行きたいと思っています。
 
縄田:私はサッカーだけに限らず私生活や人としてもチームから信頼される主将になりたいと思っています。
 
目黒:私は、副将としてなんですが、主将は全体をまとめる役割ですが、個人のことに対しては気づかない点も多いと思うので、一歩俯瞰した視点から個々の状況を踏みとってチームをまとめ上げたいと思います。
 
高橋:私はテニスの面で引っ張って行くことは勿論なのですが、選手の9名全員がしっかりとテニスを出来る環境やモチベーションを高く持てる環境を作るためにも選手とのコミュニケーションを大事にして信頼を得られるように心掛けたいです。
 
Qコロナウイルス感染状況から1年が経ち、以前厳しい状況が続いておりますが、現時点でチームとして感染防止にどのように取り組んでおりますか。
 
後藤:寮内には常に次亜塩素酸の噴霧を24時間撒いたり、毎日2回寮内すべての施設の消毒をしております。手洗い・うがい・手差し消毒は勿論ですが、スポーツ振興センターの方々が休日もなく毎日休まずにトレーニングセンターやセミナーハウス、共同で使用するトイレなどを消毒していただいている姿を見ていますと、何が何でも、コロナの感染者を出してはいけないという気持ちになり、チーム内では、コロナに感染しないようにするにはどうすれば良いか徹底的に研究し感染防止に努めております。
 
竹井:夜20時以降の外出や外食の禁止を徹底し、ミーティングの時や寮からキャンパス間の移動などはマスク着用を義務付けております。また、野球部同様、合宿所内の消毒、手洗い・うがい、手差し消毒を徹底させております。後は、常日頃からスポーツ振興センターの方から言われております、一人ひとりがコロナウイルス感染防止に対する意識を高めていくよう常にミーティングで全部員に促しております。
 
石川:寮内だと食事の時に前半・後半に分けて密にならないように食事をとったり、20時以降の外出の禁止や体育会のガイドラインがしっかり守られているかミーティングなどでチェックしたりして感染防止に取り組んでおります。

縄田:サッカー部では手洗い・うがい、手差し消毒は勿論なんですが、20時以降の外出・外食禁止と公共交通機関の利用を必要最小限に控え、寮内でのマスク着用や私語を控えるなど気をつけております。後は、スポーツ振興センター課長から定期的にミーティングで話される注意事項を部員全員に共有して徹底しております。
 
目黒:私たちテニス部は検温であったり行動記録の登録やドアノブの2時間おきの消毒であったり部室棟では換気をしたうえで、一人ひとりが自覚を持って感染防止に取り組んでおります。

高橋:私たちテニス部は唯一電車を使って日の出キャンパスに通っているので、しっかりと手洗い・うがい、手差し消毒を徹底して毎日の行動記録や検温を徹底させ20時には帰宅しております。
 
Q緊急事態宣言中ではありますが、現在の活動状況を教えてください。
 
後藤:感染対策を充分におこないながら、オープン戦や通常通り練習を行っております。
 
竹井:例年、行っていた敷地外での集団ロードを控えて、キャンパス内で出来る練習を工夫しながら、例年以上に厳しい練習を行っております。
 
石川:私たちは対策を充分に行ったうえで、キャンパス外ではマスクを着用した上で走ったりしております。
 
縄田:緊急事態宣言中も宣言後も大学の理解とスポーツ振興センターの方々の感染防止の徹底のお陰で、普段どおり試合、練習が行われております。

目黒:大学のご理解のうえ普通どおり練習は出来ているのですが、人数と時間を区切って、密にならないよう工夫して練習しております。
 
高橋:私たちも緊急事態宣言中の中でもスポーツ振興センターの方々の感染防止の徹底のお陰で、練習が普段通り出来ていますが、部室の中などは密にならないように常に気を付けております。
 

Q昨年のシーズンを振り返ってどのような1年でありましたか。
 
後藤:秋のリーグ戦では、リーグ優勝することが出来たのですが、明治神宮野球大会が中止となり、チームの目標であった日本一を取れなかったので、今年は日本一を取りに行きます。
 
竹井:昨年の1年間はコロナ禍で集合が出来なかったり思うような練習が出来ず、少しチームがバラバラになりかけましたが、昨年の後半からは、パトリックランニングコーチが就任されたこともあり、チームの弱点であったスピード面の強化練習も出来るようになり、チームの雰囲気も元に戻って来たのが良かった。
 
石川:昨年の上半期はコロナ禍の影響で思うように集合が出来なかったことで各自の練習が多かったですが、各自の練習が多かったことで、一人ひとりが考えた練習が出来たことにより、一人ひとりの意識が高まったと思います。
 
縄田:私たちは昨シーズン東京都2部リーグを無敗優勝することが出来、今年からは東京都21部リーグで優勝を目指しがんばり、関東2部リーグ進出を目指してがんばります。
 
目黒:昨年前半は大会が中止になってしまって、一人ひとりのモチベーションを保つことが難しかったと思うのですが、その中、自宅で出来るトレーニングであったり、テニスに対する知識を蓄えた上で緊急事態宣言後の練習では、そのようなことを生かして練習が出来ていたのだと思います。インカレなどでは、例年より良い成績を残せたので良かったと思います。

高橋:昨年はコロナ禍の影響で前半の目標にしていた試合が無くなってしまったことできつい年でありました。その中でも団体での全日本王座で日本一のなれる可能性が高く目指していただけに中止となったことで、非常につらい年でありました。
 
Q新チームとなり数カ月が経ちますが、今年のチームの雰囲気はどうですか。
 
後藤:4年生中心にまとまりがあり、4年生一人ひとりが引っ張って行く気持ちが強く、明るく元気のあるチームだと思います。
 
竹井:陸上部は、これまで以上に上下関係の嫌な縛りを無くして、良い意味で上下関係の緩い良いチームが出来ていると思いますので、1年生などもやりやすい環境の中で、積極的に練習ができている関係、チームにも勢いが出て来ております。
 
石川:女子陸上部も良い意味で学年問わず仲良く出来ております。毎年、後輩たちに良い選手が入部してくるので、先輩たちも良い刺激をもらいながら練習に取り組めております。
 
縄田:サッカー部は1年生~4年生まで先輩・後輩、問わず仲良くやっているのは良いのですが、プレー中など選手間同士で刺激しあう厳しさが少し足りないので、その辺を今後の課題として改善していきたいと思っております。
 
目黒:私たちは今2年生が一人しかいないのですが、逆にそれが、1年生と3年生で2つ下の学年と話す機会が今までなかったですが、1年生と話す機会も増え、部内での交流が深まって来たことで非常に雰囲気が良くなってきております。
 
高橋:私たちは最上級生が二人しかいないため、後輩からの協力がないとなりたたない中、後輩も自由に意見を言える環境が出来ているため良い雰囲気になっております。
 

Qチームの中での今年のスローガンみたいなものはありますか。
 
後藤:チームのスローガンは「全力疾走」です。歴代の先輩から引き継がれている「全力疾走」を自分達のチームの中でアレンジして、何事にも全力疾走で取り組むことをチームのスローガンに掲げております。
 
竹井:私たちの陸上部の今年のチームスローガンは「凡事徹底」です。これはあたりまえのことをあたりまえに積み重ねることで走りにも繋がって行くと思うのですが、一人ひとりがあたりまえことを積み重ねて行くことで、チーム力アップに繋がって行くと思いチームスローガンに掲げました。
 
石川:私たちの今年のチームスローガンは「一人一躍」で一人一役というのは、お分かりと思いますが、レギュラーの者もいれば、サポーター役の人もいる中で、誰か一人かけてもチームとして機能しないため、部員全員が与えられた役割を責任持って果たすことでチームとして機能するという意味で「一人一躍」をチームスローガンに掲げました。
 
縄田:私たちサッカー部はまだチームスローガンは出来ていないのですが、これからリーグ戦に向けて考えて行こうと思っております。
 
目黒:私たちテニス部は「誠実な人になる」をチームスローガンに掲げております。
誠実な人と言っても物事にまじめに取り組めるとか責任感があるとか色々な意味があると思うのですが、学生から社会人になって行く中で大学生の内に基本的なことを身に着けて社会出て行こうという意味で「誠実な人になる」をチームスローガンに掲げました。
 
高橋:私たちテニス部は「競争心」ということをスローガンに掲げております。これは、コロナ禍の影響で試合が無くなってしまったりしている中で、全員で強くなるということが大事になって来ると思い「競争心」ということをスローガンに掲げました。
 
Q女子陸上競技部を除く、他の団体は主力であった選手が卒業で抜ける形となりますが、その点はどう感じておりますか。
 
後藤:周囲の方々は、矢野さん、平内さん、内間さんのドラフト組と4番打者の虎谷さんが抜けた穴は大きいと心配されている方も多いと思いますが、投手でも野手でも優秀な選手がたくさん下に控えております。主力が抜けたことで多くの者にチャンスが回ってきます。このチャンスを勝ち取った者が試合に出るようになりますが、矢野さん、平内さん、内間さん、虎谷さん以上の力を付けない限り亜細亜大学ではレギュラーになれません。既にその穴を埋める候補は出て来ておりますので、全く心配はしておりません。
 
竹井:実業団に行った先輩だったり、常に練習で前を引っ張って行ってくれた先輩たちがいなくなってしまいましたが、昨年、一昨年と強化を続けて来た1年生・2年生と私たちの年代とそれぞれの学年が過去の先輩たちの良い面を引き継いでおり、力も充分つけておりますので、新年生にも優秀な選手が入部してくるので、昨年以上のチームが間違えなく出来ると思っております。
 
縄田:特別変化はないのですが、練習を自分達だけでやって見て、改めて先輩たちは偉大であったなと気づかされました。
 
目黒:男子テニス部はプロになる3名が抜けてしまうということで、大きいとは思うのですけど昨年インカレでは、3年生が4年生と変わらないような結果を残すことが出来たので、着実に力はつけていると思うのでそんなに心配はしていないです。
 
高橋:全国大会連覇した松田美咲選手という絶対的エースが卒業してしまうということは、チームに大きな穴が出来てしまうと思うのですが、それ以上に今回、チームスローガンとしている「競争心」を全員が心に刻み、チームないで常に競い合いレベルアップを図り、全員で向上していきたいです。
 
Q昨年と今年のチームの違いは何かありますか。
 
後藤:昨年のチームに比べて今年のチームはすごく明るくて4年生のまとまりが強いです。
 
竹井:今年から1年生に任せていた、掃除や雑用を無くして、学年問わず分担して全員で行うことで、今まで練習に集中出来なかった1年生が、練習に集中できる環境を作ってあげることがチーム力アップにも繋がって行くと思うので、改善していきます。
 
石川:今年で、学年の部員が揃うので今まで以上に、全国に近づけるチームになっていけると思うので、今年は私たち4年生も最終学年になりますので、これまで以上に全国出場を意識して達成できるように練習を積んでいきたいと思います。
 
縄田:サッカー部は昨年4年生主体でチームが出来上がっていたのですが、今年は4年生が抜けてしまってチームを一から築かないといけないため、後輩も含め全員がサッカーに向き合うことが大事だと思っております。
 
目黒:4年生は個性が強く、我が強い人が多く、個人の成績が団体に反映されるという考え方の方が多く、チームで何かすると言うことはあまりなかったのですが、今年は、組織として行動しているのだから皆で何かを成し遂げようと言う帰属意識の強い後輩も含め多いのでそのようなところが昨年のチームと今年のチーム違いかなと思います。
 
高橋:私たちの一つ上の学年は、9名もいて、私たちの学年は2名しかおらず、人数の差が大きく反映されているが、2名しかいないから出来ないと言うことはあってはならないので、そうならないためにも後輩の力も借りながら総力で頑張っていかなければいけないと思います。
 
Qそれぞれの競技において一番大切だと思うことは何ですか。 

後藤:団体競技なので、人を思う気持ちが大切だと思います。誰にでも必ず失敗はあると思いますので、失敗を他の選手がどうカバーして最小限に防いでいくかが野球にとって大事であり、皆で助け合っていくチームワークが一番大切だと思います。 

竹井:陸上(長距離)で大事なことは気持ちで負けないと言うことだと思います。陸上は常に一人で走る競技ですので、気持ちが折れてしまうとその時点で脱落してしまうので、気持ちが一番大事じゃないかと思います。
 
石川:陸上競技(長距離)はごまかしがきかないスポーツだと思うので、練習を積んだ分、結果に帰ってくるので、練習と努力が一番大切だと思う。
 
縄田:練習で技術を磨くのも大事であるが、日頃、いい加減な生活を送っていると必ずプレーもいい加減になってくるので、活動以外の過ごし方が大事になってくると思います。
 
目黒:組織力が大事だと思います。最後はチームが一丸となれるようなチームワーク重要だと思います。
 
高橋:どのスポーツも同じだと思いますが、負けないという負けん気の強さとうまくなりたいという向上心がないと勝負の世界では生きていけないと思うので、スポーツ選手にとって一番大事なことは、負けん気の強さと、成長しようという向上心だと思います。
 
Q各団体の監督についてお聞きします。 監督はどのような方ですか。
 
後藤:常に選手のことを1番に考えてくれる監督。勝ちに対する執念がすごい。
 
竹井:陸上に熱心でとにかく陸上が大好きな監督。
 
石川:ストイックで一人ひとりのことを常に良く見ててくれ、考えてくれる。
 
縄田:選手一人ひとりとこまめにコミュニケーションをとってくれ、選手思いな監督。
 
目黒:テニスに全人生を捧げている人。
 
高橋:選手のことを常に見ていただき、テニスが大好きで、選手の能力を最大限引き出してくれる。
 
Q日頃から監督に言われていることはどのようなことですか。

後藤:大学スポーツは4年生が頑張らないと強い・良いチームは出来ない。

竹井:一人一人が常に高い目標もって、目標を達成するために挑戦しようと言う意欲がなければ成長はない。
 
Q各団体、今年のチーム目標を教えてください。
 
後藤:何が何でも日本一奪還です。
 
竹井:長年出場していない、箱根駅伝に今年は必ず出場します。
 
石川:全日本大学女子駅伝出場と富士山駅伝の出場です。
 
縄田:1年間で関東大学サッカー2部まで昇格することです。
 
目黒:大学テニス王座出場を目指します。
 
高橋:大学テニス王座に出場して、日本一をとることです。
 
Q最後に亜大スポーツファンの皆様にメッセージをお願いします。
 
後藤:大学関係者をはじめ、野球部以外の先輩方やファンと多くの方々が球場に足をお運びいただきたくさんの激励をいただいております。私たちが出来ることは、応援してくださる皆様に日本一を勝ち取ることが一番の恩返しだと思います。チームスローガンである「全力疾走」で亜細亜大学の学生であることを誇りに思い頑張りますので今年も応援よろしくお願いいたします。
 
竹井:感動を与えられるようなチームを作り、たくさんの方々に支えられて今があります、応援していただいている皆様へ私たちが出来ることは、箱根駅伝に出場して是非恩返しをしたいと思います。がんばりますので今年1年間応援よろしくお願いします。
 
石川:私たちの最大の目標である、全日本大学女子駅伝と富士山駅伝の大大会に出場出来るようにがんばります。女子陸上競技部への熱い応援よろしくお願いいたします。
 
縄田:まだまだコロナ禍が続き、世の中は大変な状況が続きますが、われわれが少しでも良い成績を残し明るい話題を提供出来ればと思っております。今年、1年間全力で頑張りますので、応援よろしくお願いします。
 
目黒:多くの方々が亜細亜大学の全日本王座日本一を待ち望んでいると思います。今年こそは皆様の期待に応えるよう、日本一目指してがんばりますので応援よろしくお願いします。
 
高橋:コロナ禍の厳しい状況が続きますが、テニスをはじめスポーツで皆様に元気が与えられるよう今年1年頑張って参りますので、応援よろしくお願いいたします。