2020.11.09

トピックス

日本体育大学との親善試合を行いました

東都大学野球秋季リーグを制した本学と首都大学野球秋季リーグを制した日本体育大学との親善試合が11月7日、日本体育大学の健志台キャンパス硬式野球場で行われました。

本学は、先発に巨人からドラフト1位指名を受けた平内龍太君(経済4)が登板。4回から楽天4位指名の内間拓馬君(法4)が、7回からは秋季リーグ戦で最優秀防御率を獲得した青山美夏人君(法2)と猛打を繰り広げ、日体大打線を寄せつけず4対1で勝利しました。

熱戦となったグラウンドの外では、新型コロナウイルス感染症防止策を講じたうえで、両校の応援指導部・応援団、チアガール、吹奏楽団が選手たちへ熱い声援を送り、公式戦同様に両校の応援合戦が繰り広げられました。

この親善試合は「これまでの4年間、野球部員ら学生たちに声援を送り続けた応援団や吹奏楽団の4年生に華やかな引退の場を設けたい」という日本体育大学からの打診で実現したものです。様々な場で活動を制限せざるを得なかった彼らの引退に華を添える試合となりました。

  • △日体大の選手団(写真右)△日体大の選手団(写真右)
  • △亜大の選手団△亜大の選手団

<生田監督のコメント>
当初、このチームは2部落ちも覚悟するほどの弱いチームであったが、4年生が本当に1つにまとまり、自分自身のやるべきことを地道に努力してきた結果、本当に強いではなく良いチームへと成長してくれた。下級生も4年生の姿を見て成長してくれた。今年は新型コロナウイルス感染症の影響で神宮大会も中止となり、このまま終わりにさせては4年生が可哀そうであるだけに、各地区のチャンピオンにお願いして後2試合ぐらい親善試合と称して試合をさせてあげ、4年生を送り出してあげたいと思っている。

<矢野主将コメント>
コロナの影響で春季リーグ戦も全日本大学選手権大会も中止と聞かされた時は本当に悔しかったです。秋の日本一を目指そうとチームの目標を切り替え、必死でリーグ戦を戦って優勝の可能性が見えて来た矢先、明治神宮大会の中止を聞かされた時はショックを受けました。そのような中で、生田監督や西村さんが各地区の優勝した大学に声をかけ、4年生のために試合を組んでいただけることに本当に感謝しております。本日の試合でも「ASIA」のユニホームを着て試合が出来ることが楽しくてしょうがないです。

<平内のコメント>
正式に引退となっても退寮はせず、下級生とともに練習を続けていきます。僕はトレーニングで良くなったので、今後も全身・体幹のトレーニングをしっかり継続していきたいです。4年間、本当に良い仲間とめぐり会えました。ドラフト指名の夜には寮の同部屋の後輩3人が、デコレーションケーキと宅配ピザで祝ってくれました。うれしかったです。みんなのために、これからも頑張ります。

<内間のコメント>
中大戦と本日の日体大と自分なりいいピッチングが出来たと思います。高校時代無名であった自分を拾ってくれて、遠い世界と思っていたプロに指名されるまでに育ててくれた生田監督に本当に感謝しております。
プロに入ったら、沖縄県のスターである、あこがれの東浜さんと先発で投げ合えるようになり、沖縄県、亜細亜大学OB対決と注目されることが、沖縄県や亜細亜大学への恩返しだと思いますので、実現できるように頑張ります。