小学校入学と同時に剣道を始めた池谷さん。道場や部活動に所属し練習に励んできましたが、なかなか芽が出ず伸び悩んでいたと言います。
転機になったのは、高校2年生のとき。当時の部活動の先生の助言で、長年続けていた構え方を変更しました。また、この頃からメンタル面の強化にも取り組みました。「試合のときにいつも緊張してしまい、実力が出せずにいたので、どうしたら普段通りのパフォーマンスができるのかを考えました。1カ月前から試合に向けて気持ちを作り始め、本番でベストを尽くせるように努力しました」。
それからめきめきと成績を上げた池谷さんは、高校3年生のときの大会で東京都で2位、関東大会で3位に入賞し優秀賞を受賞するまでに成長しました。