<本日25日の試合結果>
女子シングルス決勝
〇松田 美咲(法4) [3] 7-5,6-2 平田 歩(慶應義塾大学)[1]
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<森コーチのコメント>
本日は、男女シングルス決勝が行われました。
松田美咲、優勝!!
今大会第1シードを撃破して、うれしい2連覇達成です。3年連続決勝進出という縁起の良い大会でした。
昨日の準決勝から試合形式が変わり、ベストオブ3セットマッチになり、より実力通りの結果が反映されるようになりました。松田は、ディフェンッディングチャンピオンとして臨んだ今大会、その重圧を感じさせること無く勝ち進んだようにみえたのは、4年生最後の大会にかける想いが上回ったからかもしせません。
試合は、ファーストセット終盤で手痛いミスで4-5となるも、ひたすら走った松田は、相手のミスを誘い5-5と持ち直し7-5と先取。その後は、盤石とはいきませんでしたが、気落ちした相手の反撃は連続せず流れが変わることはありませんでした。1回戦と準々決勝では、ファイナルセットにもつれ込む接戦をものにしたことも大きかったですが、全国タイトルのかかる決勝戦、自身7度目の挑戦で手にした昨年の優勝が「落ち着き」をもたらしてくれたと思います。
大学4年間、本当によく頑張ってくれました。松田は、2017年大学入学後すぐに1年生で春の関東学生のタイトル獲得。しかしその直後、体調に異変があり1年弱、休養と治療。翌年2018年初めに復帰し、その夏の全日本学生の決勝で惜しくも破れ準優勝。秋の団体戦日本一を決める大学王座でも準優勝。その年の全日本選手権(一般)で学生唯一のベスト4進出。そのすぐ後にタイ,000の国際大会(ITF TOUR)で予選を勝ち上がり準優勝。そして、2019年春先に韓国,000の国際大会(ITF TOUR)で準優勝し、冬の全日本学生室内で念願の優勝で全国タイトル獲得しました。2020年年始にはオーストラリア,000で一つ上ランクの国際大会で世界ランキング100台の選手を破って準優勝しました。「さあ!」と意気込むも新型コロナウィルスパンデミックにより世界的に活動が休止。そんな中、日の出キャンパスにおいて、亜細亜大学とスポーツ振興センターの皆様の献身的な感染予防対策により、活動を続けることが出来た上で、秋口の関東学生と全日本学生に出場することが出来ました。そのお陰もあって、試合勘を取り戻し、学生最後の全日本学生室内において優勝。2連覇を達成することが出来たことは、本当に皆様のお陰だと思っております。
いよいよ、この4月からはグランドスラムを目指しプロとしてキャリアが始まります。また、今年夏に行われる予定の夏季ユニバーシアード(中国:聖都大会)日本代表選出にも大きく前進したと思います。卒業後も引き続き良いニュースを届けてくれるとこを期待して。
最後になりますが、みなさま応援、本当にありがとうございました。
・松田 美咲(法4)からのコメント 「最後の学生大会であり、2連覇のかかったこの大会で優勝することが出来て本当に嬉しいです。いつも応援やサポートをしてくださる方々がいたからこその優勝だと思います。これからも沢山の方に感謝の気持ちを持ち、結果で恩返しができるように頑張ります!!」
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