<12月5日(日)の結果>
女子シングルス予選1回戦
〇齋藤瑠奈(経営2) 6-0.6-3 今川さくら(2年/松山大学)
<森コーチのコメント>
この日は、女子シングルス予選1回戦が行われました。
本学からは、齋藤瑠奈(経営2) が出場。出だしでしっかりとしたプレーが出来たことで終始落ち着いてプレーが出来ました。しかし、途中無駄なミスもあり、状況判断が上手くいかなかったこともあります。試合後には、この日に出た課題のバックハンドのスライスからネットプレーなど第3局面の練習を行いました。
一方、女子ダブルスでは安井愛乃・児山心美(経済4・国関2)
が大学の違う二子の姉妹との対戦。試合自体は、
かなり内容のある試合でしたが、
要所で息の合ったプレーをされて流れを掴みきることが出来ません
でした。特にネットでのポーチをかなり決められてしまい、
逆に相手に勢いが出てしまう結果となりました。
<12月7日(水)の結果>
女子シングルス1回戦
〇中島美夢(法4) 6-1.4-6.6-2 渡邉優夢(2年/早稲田大学)
◉吉川ひかる(国関3) 3-6.6-3.6-6(2-4)ret 吉田華菜子(3年/明治大学)
◉沼野菜海(国関2) 5-7.1-6 中村天音(4年/関西大学)
◉齋藤瑠奈(経営2) 2-6.1-6 照井妃奈(3年/筑波大学)
◉冨永 栞(経営2) 2-6.2-6 宮田萌芳(1年/早稲田大学)
<森コーチのコメント>
この日から男女の本戦が始まりました。今回シングルスでは4名が本戦ストレートイン、1名が予選を通過しました。
予選通過者の齋藤はインターハイチャンピオンとしての経験を持つ相手に対し自分の実力以上の力を出そうとしてしまい完全に相手のペースで試合を進められてしまい完敗。
11:00に試合に入った中島は、セカンドセット序盤まで終始試合を支配しましたが、チャンスを取り切れずに気持ちのバランスを崩してセットオール。ファイナルセットはなんとか持ち直してベスト16の2回戦へ進出しました。
次に吉川の試合は、ファイナルセット0-4から5-4と巻き返し15-40と2つのマッチポイントがありましたが取りきれずにタイブレークにもつれる接戦。タイブレークも1-4のポイントでロングラリーを制した後、過呼吸と脱水症状によりメディカルタイムアウトでトレーナーにプレー続行不可能と判断され棄権負け。あと1ポイントが取りきれませんでした。
冨永は、ファーストセットの出しでペースを掴めず、相手の調子の上がる中気持ちの整理がつきませんでした。尻上がりに調子を上げた相手と対照的に焦る冨永は、チャンスボールも決め損ねるなど今日の試合はほぼ完敗でした。
沼野においては、最終試合となり16:40に試合開始。ファーストセット5-4の40-30とセットポイントを握るも勝負を焦ってミス。そこから、相手が心理的にも持ち直してしまい焦る沼野のミスを誘われます。セカンドセットもチャンスはあるものの冷静な判断が出来ず、インドアの埃などによるアレルギーで若干の息苦しさの中、沼野は戦いましたが惜敗しました。
1日を通して、厳しい敗戦が多くありました。最後の砦となった中島には、本大会1ヶ月前に足首の捻挫が完治せず、欠場した亜大エース山﨑郁美(法3)の分まで奮起して欲しいと思います。
<12月8日(木)の結果>
女子シングルス2回戦
◉中島美夢(法4) 3-6.2-6 金子さら紗(1年/早稲田大学)
女子ダブルス1回戦
〇吉川ひかる・冨永 栞(国関3・経営2) 6-1.6-0 福居詩織・山口瑞希(4年・3年/関西学院大学)
<森コーチのコメント>
この日は、全日本学生室内テニス選手権大会の単複でベスト8入りを賭けた試合が行われました。
本学の中島美夢(法4)がシングルスで、吉川ひかる・冨永 栞(国関3・経営2)がダブルスでの挑戦。
中島は、早稲田の1年生と激しい打ち合いの中、序盤にリードを許します。1-2の0-30とブレイクバックのチャンス、前に出られるチャンスにプレッシャーをかけきれず、相手のミスを待ってしまいチャンスを逸します。そこから、両サイドに打ちわけながら逆を突く相手に対して、流れを引き戻すことが出来ませんでした。ほんの一瞬の駆け引きで掴むことの出来なかった敗戦でした。
ダブルスでは、序盤から積極的なプレーの精度が良く一気に流れを掴みました。相手も上級生ということで駆け引きがありましたが、流れを維持することで完勝することが出来ました。
<12月9日(金)の結果>
女子ダブルス準々決勝
◉吉川ひかる・冨永 栞(国関3・経営2) 4-6.4-6 石川琴実・金子さら紗(4年・1年/早稲田大学)
<森コーチのコメント>
大会終盤、女子ダブルスで全国ベスト4を目指して戦いました。
吉川ひかる・冨永 栞(国関3・経営2) の対戦相手のひとり石川選手は、インターハイ・インカレともに優勝経験を持ち、もうひとり金子選手も全日本ジュニアチャンピオン・インターハイ準優勝のペアと、ダブルススペシャリストのチーム。ネットプレーが非常に上手く、何度もチャンスを握ち、ブレークポイントを握りますが、しっかりとかわされ流れを作ることが出来ず。両セット、ゲーム終盤に少しの隙を突かれて、ブレイクを許してしまいました。このあたりの駆け引き、チャンスでの思い切りをまざまざと見せつけられた対戦でした。
しかしながら、堂々と渡り合った吉川・冨永ペアも十分に勝機があり、紙一重でベスト4進出とはならず。全国優勝は持ち越しの宿題となりました。
そして、新たな課題も見つかりましたので、しっかりと克服し次の試合に向けて準備をしていきたいと思います。
応援ありがとうございました。