2018.05.29

トピックス

関東オープンテニス選手権大会で女子シングルス優勝

第92回関東オープンテニス選手権大会が5月21日~27日に昭和の森テニスセンターで行われ、女子シングルスで松田美咲さん(法2)が優勝しました。 この大会でのシングルス優勝は、現役学生としては亜細亜大学史上初の快挙です。

松田さんは予選2試合を勝ちあがり、プロも含めた64名が出場した本戦において、5試合を勝ち抜き頂点に立ちました。決勝戦は序盤に大きくリードを奪う展開に。しかし、「決勝戦ならではの雰囲気と対戦相手の気迫に押されてしまった」ことで、相手に追いつかれてしまいます。

序盤の優勢から一転、苦しい展開になりますが、「高校や大学の仲間などたくさんの人が応援に来てくれていて、その声援で自分のペースを取り戻せた」という松田さんは、第1セットを6-4で奪うと、続く第2セットも6-0で圧倒。見事に優勝を果たしました。

昨年5月、1年生ながら関東学生テニストーナメント大会の女子シングルスで優勝し、華々しく大学でのテニスをスタートさせた松田さん。

しかし、その後病気を患い入院生活を余儀なくされることに。半年近くテニスから遠ざかりますが、その間も目標を持ちながらイメージトレーニングを欠かすことはありませんでした。「11月に練習復帰しましたが、最初はメニューの半分もこなせませんでした。その後も定期的に通院したり、様子をみながら練習を続けて、ようやく3月頃から完全復帰できました。でもしばらくテニスから離れたことで初心に戻れたと思います。久しぶりに公式戦に出場したときは、とにかく『テニスが楽しい』と思えました」

今大会の優勝で、松田さんは10月に行われる全日本テニス選手権大会の出場権を獲得。「日本のトップクラス選手も出場する大会なので、勝ちにこだわって一つでも上に勝ちあがることを意識したい」と抱負を語りました。