2021.02.28

大会結果

第104回日本陸上競技選手権大会クロスカントリー競走【結果】

  • 亜大のユニホームを着て最後のレースに挑んだ 大城義己君


第104回日本陸上競技選手権大会クロスカントリー競走が開催され、本学から大城義己君4年生が出場しました。大城君にとっては、亜細亜大学のユニホームを着ての最後のレースとなります。また、OBでも安川電機所属の加藤風磨さん、ひらまつ病院所属の藤田啓生さんが出場しました。大城君は4月からトヨタ自動車九州への入社が決定しており、1月~同社の陸上部寮に入寮し1か月あまり実業団の選手と練習をこなして来た成果が出て45位と学生の中では10位に食い込む走りを見せ、卒業後の実業団での活躍を期待させる結果でありました。
 
 
<レースの結果・詳細>
大会名:第104回日本陸上競技選手権大会クロスカントリー競走
種目:シニア男子10km
日時:2021年2月27日(土)15:40スタート 
場所:福岡県 国営海の中道海浜公園クロスカントリーコース
 
<結果>
1位 三浦 龍司(順天堂大学)29分10秒
2位 松枝 博輝(富士通)  29分10秒
3位 今井 篤弥(トヨタ自動車九州)29分16秒
 
20位 加藤 風磨(亜大→安川電機)29分56秒
45位 大城 義己(亜大4年)30分49秒
76位 藤田 啓生(亜大→ひらまつ病院)31分45秒
 
出走者141名
 
<佐藤監督コメント>
今回コロナ禍の中、大会を開催してくださった関係者の方々、出場許可頂きました大学関係者の皆様、本当にありがとうございました。
今大会は、4年生の大城、OBの加藤君(安川電機)、藤田君(ひらまつ病院)の3名が出場致しました。
4年の大城は、4月からトヨタ自動車九州での入社が決まっており、1月末から所属先の合宿所に入り、実業団強豪チームの冬季トレーニングに励んでおります。
今回、トヨタ自動車九州は、4名の選手が20位以内(3位、11位、12位、17位)に入り、健闘しております。
合同トレーニングの成果もあり、大城は45位(学生では10位)でしたが、44位に青山学院の岸本選手、41位の日体大の池田選手ら箱根駅伝2区の区間賞レベルだった選手と僅差の勝負が出来たことは、大学時代実績のない大城にとっては少なからず自信になったのではないかと思います。トヨタ自動車九州の上位に入った選手と同じような練習が出来ているようなので、継続していけば、日本のトップクラスにもなれる可能性を感じさせる学生最後のレースとなりました。
OBの加藤君は途中先頭を走るなど、積極的な走りを見せました。加藤君が尊敬している今季で引退し同社のコーチ就任が決定している世界大会複数入賞実績を持つ中本健太郎氏の後を継ぐ気迫を感じるレース内容でした。
同じくOBの藤田君もいぶし銀の走りで、今後に期待の持てる走りを見せました。特に大学時代より、走りが大きく柔らかくなったことが、今後の飛躍に繋がると感じました。
OBと現役大学生が大会結果を通じて切磋琢磨し、箱根駅伝出場を決定的にする力をつけていきたいと改めて感じた大会となりました。
今後も、OB含めご声援の程、宜しくお願い致します。
 
<大城君コメント>
「コロナ禍で大会を走れたことに感謝しています。今回は自分の納得いく結果にはならなかったですが、一つ一つの積み重ねを大事にしてこれからも頑張っていきます。
応援ありがとうございました。」
 

  • OBの安川電機所属の加藤風磨さん
  • OBのひらまつ病院所属の藤田啓生さん