2021.02.28

大会結果

第76回びわ湖毎日マラソン大会【結果】

  • 河村君ラスト3㎞
  • 中川君(先頭、緑のユニフォーム)

 

第76回びわ湖毎日マラソン大会が開催され、本学からは、河村悠君(法学部3年)、学生最後の引退レースとして、千田悠人君(法学部4年)、中川侑斗君(経営学部4年)、OBから、濱崎達規(33歳・なんじぃAC所属)、村川恵太(27歳・東彼杵郡陸協所属)の本学関係者5名が出場いたしました。
今回の大会で最後となるびわ湖毎日マラソン大会に華を添えるかのように、実業団のトップランナーが数多く参加し、スタートから日本新記録が期待されるほどハイスピードレースとなりました。上位42名の選手が2時間10分を切るハイレベルな戦いとなり、鈴木健吾選手(富士通)が、大迫傑選手(ナイキ)の持っている日本記録を33秒も更新しての優勝を飾りました。
そのハイレベルなレース展開の中、河村君は昨年1月に開催された箱根駅伝で思うような走りを出来なかった悔しさを払拭するため、今大会に照準を合わせ挑みました結果、73位でゴールし、箱根駅伝で活躍した選手も多数出場している中、学生出場選手1位と大健闘いたしました。
 
<上位10名と亜大関係者の結果・詳細>
 
1位 鈴木健吾(25歳) (神大→富士通)    2時間04分56秒 日本新記録
2位 土方英和(23歳) (国学院大→Honda)2時間06分26秒 自己新記録
3位 細谷恭平(25歳) (中央学院大→黒崎播磨)2時間06分35秒 自己新記録
4位 井上大仁(28歳) (山梨学院大→三菱重工)2時間06分47秒
5位 小椋裕介(27歳) (青山学院大→ヤクルト)2時間06分51秒 自己新記録
6位 大六野秀畝(28歳)(明治大→旭化成)   2時間07分12秒 自己新記録
7位 サイモン・カリウキ(24歳)  (日本薬科大→戸上電機製作所)2時間07分18分 自己新記録
8位 菊池賢人(30歳) (明治大→コニカミノルタ)  2時間07分20秒 自己新記録
9位  聞谷賢人 (26歳)  (順大→トヨタ紡織)  2時間07分26秒 自己新記録
10位 川内優輝(33歳)(学習院大→AD損保)  2時間07分27秒 自己新記録
 
以下亜大関係者
58位  濱崎達規 (33歳)  (亜大→なんじぃAC) 2時間12分02秒
73位  河村 悠 (21歳)(亜大3年法学部)     2時間13分11秒 亜大歴代新記録・初マラソン
258位   千田悠人 (21歳)(亜大4年法学部)     2時間25分32秒 初マラソン
299位   村川恵太 (27歳)  (亜大→ 東彼杵郡陸協) 2時間29分40秒
314位 中川侑斗 (22歳) (亜大4年経営学部)        2時間33分08秒 初マラソン
 
完走者335人
 
<佐藤監督コメント>
河村は、箱根駅伝後の目標レースをこのびわ湖毎日マラソンに設定して、今まで以上に走り込みをしてまいりました。
就職活動も兼ね、地元の実業団チームのご協力もあり、一緒にマラソン練習をさせてもらい、そのお陰で自信に溢れた状態でスタートラインにつくことが出来ました。
自分のレベルに合った第2集団でレースを進め、15KMまでを約1KM3分ペースで走り、想定より速いペースでレースを進めました。少しペースが速いと判断し、15KM以降は、自分のペースに切り替え、後半の失速を最小限にとどめる走りが出来ました。目標は2時間14分台でしたが、直前の練習では、2時間12分台で走れる状態まで仕上げました。
亜大記録は、1997年3月2日の日本学生選手権で菅野邦彰さんが出した2時間15分53秒。その更新も視野に入れてスタート致しました。
結果は、2時間13分11秒で、ほぼ目標達成となる走りでした。また、亜大記録も更新し、今大会学生の中では、トップでの走りとなりました。
又、4年生の千田と中川も引退後もコツコツと練習を続け、初マラソンを完走し、有終の美を飾りました。亜大OB2名も出場し、それぞれがベストを尽くした大会となり、最後のびわ湖毎日マラソンに花を添える形となりました。
今回の河村の走りにチームが刺激を受け、走り込みやレベルの高いレースへのアプローチなど多くの選手がより積極的に取り組める雰囲気にして、レベルアップを図り、箱根駅伝予選会突破につなげていきたいと思います。今後ともご声援よろしくお願い致します。
 
<河村悠君のコメント>
今回びわ湖毎日マラソンを走らせて頂き、結果は2時間13分11秒で順位は総合73位、学生1位でした。目標設定が2時間15分切りだったこともあり、順位も含めてレース前の意気込みにあった「結果にこだわる」を達成できたかなと思います。走ってみて準備、判断力の多寡がマラソンでは顕著に出る面白い競技だなと感じました。この良い結果に結びついた過程を良く分析し、これからの記録更新やチームへの貢献の助けにしていきたいです。
 

  • 千田君ラスト1㎞(ゼッケン442)