2021.05.21

大会結果

第100回関東学生陸上競技対校選手権大会(関東インカレ・男子)1日目【結果】


第100回関東学生陸上競技対校選手権大会男子が開催された。
通称、関東インカレは、4日間行われる中、本日、男子初日は1部・2部の10,000mが行われ、本学、陸上競技部から、チームのエース河村 悠(法学部4年)が出場しました。関東インカレの10,000mは、各校のエース級が出場するため、現時点での各校エース級との力を試す良い機会となる。河村も10,000mを28分前半で走る力を持っているだけに各校のトップ選手にどこまで食らいついて行くか楽しみなレースとなった。
結果、43名中27位とまずまずの成績であったと思うが、本人にとっては、後半に盛り返して挽回しただけに、中盤での失速が残念であったと思う。また、タイムとしても自己タイムよりはるかに遅いタイムでのゴールだけに悔しい思いが強いと思うが、この悔しさを次につなげてもらいたい。
関東インカレ2部の男子10000m結果・詳細は下記のとおりとなった。
 
<関東インカレ1日目結果・詳細>
1位 イェゴン ヴィンセント(3)東国大(埼玉)27分30秒24(NGR PB) NGR=大会新記録、PB=自己新記録
2位 フィリップ ムルワ(3)  創価大(東京)  27分56秒11
3位 唐澤 拓海(2)         駒大(埼玉)28分05秒76
4位 鈴木 聖人(4)                      明大(茨城)28分09秒24(PB)
5位 藤木 宏太(4)                      國學院大(北海道)28分10秒30(PB)
6位 近藤幸太郎(3)      青学大(愛知) 28分12秒49
7位 手嶋 杏丞(4)      明大(宮崎)28分13秒70(PB)
8位 ジョセフ ラジニ(3)   拓大(東京)28分15秒21
9位 ワンジク チャールズ カマウ(2)武蔵野学院大(埼玉)28分34秒09
10位 丹所 健(3)       東国大(神奈川)28分35秒60(PB)
11位 ノア キプリモ(3)            日薬大(埼玉)28分46秒25
12位 嶋津 雄大(4)      創価大(東京)28分49秒96
13位 佐藤 一世(2)                   青学大(千葉)28分50秒56(PB)
 
27位 河村 悠(4)       亜大(愛知)29分37秒24
(43人中)
 
<佐藤監督コメント>
 緊急事態宣言の中、無観客での大会開催となりました。
 関東インカレ1部、2部の男子10000mが行われ、優勝は1部、2部共に留学生でした。
1部は流経大の新入生ディランゴが28分01秒80の自己新で優勝、2部は東国大3年のヴィンセントが27分30秒24の大会新、自己新とレベルの高さを見せつけました。
 日本人トップは、1部が東海大の石原翔太郎(2)が28分05秒91の自己新で全体の2位、2部は駒大の唐澤拓海(2)が28分05秒76で全体3位と1部、2部ともにハイレベルなレースとなりました。1部は28分台で17位、2部は28分台で21位と1部も2部もレベルが変わらない、むしろ2部の方がレベルが高い印象さえ感じます。自己新率を見ても1部で10人、2部で13人と大舞台で結果を出す比率もほぼ互角となっています
 予選会で競うチームも複数人が好走していますので、今のチーム力を打破すべく、スタッフ増員となり、チーム全体にも活気あふれる練習が出来ており、これからどんどん練習を積んで行き着実な強化を図って参ります。
 
 
<佐々木コーチ コメント>
関東インカレ2部10000mに出場した河村はスタート後、先頭に立ち、その後は少しずつ順位を下げ5000mを14分43秒で通過しました。そこから河村の集団はなかなかペースが上がらず1周72秒を超えてしまうペースで推移しました。残り3000mからは少しずつペースを上げ最後の1000mを2分48秒で上げてくることができただけに中盤のペースダウンの所がもったいない走りだったと思います。
河村自身も今回のレースで課題が見つかったと思うので今後のレースで克服していけるように一緒に考えていきたいと思います。
 
<河村選手(法4)のコメント>
関東インカレ10000mを走らせて頂きました法学部4年河村悠です。結果は、29分37秒24で27位でした。
レースまでの練習の流れを監督、コーチと協議した練習をこなし、体調万全、自信を持ってスタートラインに立つことが出来ました。
しかし今回のような振るわない結果になってしまったのは、選手権という「記録」ではなく「勝負」の面が強い記録会とは違うレースの組み立ての難しさ、良い流れに乗る機会を逃がしてしまった自身の「気づき」の能力の不足が原因と感じました。
このような勝負に勝ってこそ本物の強い選手であり後輩の手本になれると考えています。次の勝負のレースでは勝てる選手になれるように精進していきたと思います。応援ありがとうございました。