2021.08.26

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陸上競技部(男子)第一次全体妙高高原強化合宿無事終了

昨年はコロナの影響により、合宿が中止となり(他大学はほとんど合宿を実施)涙を流す選手もいた中、今一つモチベーションがあがらないまま、公式試合を向かえたが、練習と気持ちは正直なもので、個人個人のタイムがあがっても、チームとしてもう一つ満足の行く結果を残せませんでした。今年もコロナ感染状況が昨年より日々厳しくなる中、選手にとっては、合宿が実施されるか不安の中での日頃の練習が続いたが、大学から合宿実施の許可が出たことを知らせると、学生の目の色が変わるのがはっきりわかるぐらい目が輝いた。その後、練習を見学する度に同じチームとは思えないぐらいチームの雰囲気がかわり、パトリック・佐々木・田幸コーチの厳しい練習にも必死について行く姿は今年こそはと感じるほど、選手一人ひとりが限界に挑戦する姿がヒシヒシと感じました。そんな良い雰囲気の中、8月5日~25日という約3週間に渡る第一次全体強化合宿が行われ、昨日、無事に終了した報告を受けている言葉には自信に満ち溢れておりました。佐藤監督からの第一次合宿を終えての今年のチームの手ごたえについてコメントをいただきましたのでお聞きください。
 
<佐藤監督合宿を終えての手ごたえと、コメント>
赤倉温泉の地で、香嶽楼をキャンプ地にし、約3週間の強化合宿を無事に終了することが出来ました。
昨年は、コロナウィルスの影響で合宿が禁止となり、日の出キャンパスを拠点に強化したことを思い出しながら、今年は、コロナウィルスの影響もある中、感染対策を行いながら、山の起伏、牧場の芝、他大学と同じ場所でのトラック練習、ロード練習など、充実した合宿を行うことが出来ました。
今回の合宿では、20km走、25km走、30km走、10-15kのインターバルトレーニングや変化走など当初の予定していたトレーニングをほぼパーフェクトに近い形で消化することが出来ました。
また朝の集団走も調子のよい選手からA~Eチームにレベルに分けて実施するなどし、チーム力を上げることやペースを学生の判断で決めさせ、どんな状況でもベストのパフォーマンスが発揮できるよう個人で工夫して自分自身で克服するよう精神的にも鍛えました。
ポイント練習では、集団走の練習や余力のあるものは、ラストをペースアップさせ、エースクラスの育成にも力を注ぎました。
その結果、故障者も例年より少なく3週間の中で多くの学生が実力アップに成功することが出来ました。
最後の30kmでは、4年生が7名、3年生が8名、2年生が5名、1年生が2名、選抜2次合宿にアピールする走りを見せました。
今後、約1週間を回復期間にあて、その後の5000mタイムトライル、25km走、400m*10の練習を日の出キャンパスで行い、力のある選手22名が第二次選抜合宿に参加させる予定です。その後、漏れた13名と選抜22名の中の下位7名を3次短期合宿で競り合わせ、最終選抜合宿22名を選んでいきます。
コロナ対策を行いつつ、箱根駅伝予選会突破に向けて強化していきます。ご声援よろしくお願い致します。
 
竹井主将のコメント
香嶽楼さんのおいしい食事と妙高高原の起伏や恵まれた練習環境で、普段できない強化を行うことが出来ました。
 
佐々木コーチのコメント
・長期合宿で故障の心配もあったが、予定通りのスケジュールを多くの学生が消化し、レベルアップに繋がったと思います。
 
田幸外部コーチのコメント
・3週間の合宿で故障の心配もあったが、本当によく頑張ったと思います。