2022.05.23

大会結果

第101回関東学生陸上競技対校選手権大会4日目

<第101回関東学生陸上競技対校選手権大会 結果>
・5月22日(日)
・国立競技場
 
・女子1部3000mSC決勝
12位 髙橋華瑠亜(国際1年・宮城県仙台育英高出身) 10'59"91 自己新※U20日本選手権標準記録突破 
 
・女子1部5000m決勝
16位 髙橋朱穂(経営2年・本庄第一高出身)  16'44"39
30位 金井美凪海(国際2年・錦城学園高出身)  17'18"35
34位 広瀬はるか(国際4年・本庄第一高出身)  17'26"99
 
関東インカレも最終日となりました。
女子陸上部が出場する種目は3000mSC決勝と5000m決勝の2種目となります。
 
3000mSC決勝には1年生の髙橋華瑠亜(国際1年)が出場しました。
3000mSCは、高さ76.2cmの障害(男子は91.4㎝)を28回、水濠のある障害を7回越えながら3000mを走る種目となっております。
髙橋(華)は高校時代から2000mSCを行なっていた経験があったため、この種目にエントリーしました。
スタートしてすぐに大東文化大の吉村玲美選手が1人飛び出しましたが、髙橋(華)は落ち着いて集団の中で展開していき、最初の障害もスムーズに飛ぶことができ、そのままレースの流れに乗る事ができました。
髙橋(華)にとってはハイペースで進んでいきましたが、その中でも必死に食らいつき、きつくなってからも大きくタイムを崩すことなく自己ベストを約7秒更新する10'59"91でゴールとなりました。
エントリー時のタイムでは17人中17番目でしたので力的には最下位でもおかしくありませんでしたが、関東インカレという大舞台で現状の力を出し切って自己ベストを更新する走りをしてくれました。
今回のタイムはU20日本選手権3000mSCの標準記録も突破となりました。
 
5000m決勝には先日10000mを走った金井美凪海(国際2年)と髙橋朱穂(経営2年)に加え、昨年12月の富士山女子駅伝で1区 区間6位で走った広瀬はるか(国際4年)の3名が参加しました。広瀬はまだ脚の状態が万全ではなく、練習を積んでいる段階なのでペースを決めての出場となりました。金井・髙橋(朱)も10000mの疲労を抱えながら如何に粘れるかを目標として出場しました。
レースがスタートしてすぐに縦長の集団になり、ハイペースでレースが進んでいきましたが、金井・髙橋(朱)は物怖じせずに果敢についていきました。流石に10000mを走った疲労が残っており、3000m以降は苦しい走りとなりましたが、持ち前の粘り強さで最後の最後まで全力を出し切ってくれました。
広瀬も設定タイム通りに走ってくれました。脚に不安がある中でのレースでしたが、現状を把握出来たことに加えて、設定通りに走れたことで良い練習になりました。この経験が必ずこの先のレースで結果として現れてくると思います
 
本日で第101回関東インカレが終了となりました。
3年ぶりの有観客で実施された関東インカレは観客の方やチームメイトからの拍手での応援を浴びながら国立競技場を走るという貴重な経験をさせて頂きました。
女子陸上部が復活して5年目になりますが、1~4年目までは2種目2名までしか走らせることができませんでしたが、今年は4種目に7名の選手が国立の舞台を走ることができました。少しずつですがチームの層も上がってきているかと思います。
ただ関東インカレはあくまでも通過点です。今年の目標は杜の都駅伝と富士山女子駅伝の2つの駅伝に出場することが最大の目標なので、目標達成できるようチーム全体で努力を続けていきます。
 
また、今回関東インカレに参加するにあたって本学女子陸上部から山浦舞(法3年塚越かれん(経営3年)九津見美花(国際1年)菅原桜(経営1年)出口歩果(経済1年)の5名が補助員として大会開催のサポートをしてくれました。この5名は朝早くから夜遅くまで補助員としての役割を全うしてくれました。走る選手だけでは大会は開催されません。様々な方々のサポートのおかげで大会が開催されます。そのことを決して忘れずにこれからも感謝の気持ちを持って走っていきます。補助員の5名も間近でレベルの高い走りを見れたことによって「来年は関東インカレを絶対に走る!」というやる気に繋がる経験が出来たと思います。
 
チームとしてはこれからが勝負となります。
チーム一丸となって目標達成に向けて努力して参ります。
 
今後とも女子陸上部へのご声援のほど宜しくお願い致します。