2020.12.28

総合

亜細亜大学吹奏楽団第56回定期演奏会

昨日、12月27日(日)、武蔵野市民文化会館にて「亜細亜大学吹奏楽団第56回定期演奏会」が開催されました。
今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、毎年恒例の7月のサマーコンサート、8月の夏季強化合宿、8月の吹奏楽コンクールと次々と大きなイベントが中止となり、4年生にとっては亜細亜大学吹奏楽団員として今年最初で最後の演奏会となりますが、本学吹奏楽団の演奏会を待ちかねていたOB・OG、父母、地域の亜大吹奏楽団ファン等多くの方々が本日ご来場されました。
今回の定期演奏会は1部はクラシックステージ、2部はポップスステージが行われました。
1部はホルスト作曲の吹奏楽のための第一組曲など、2部はジャパニーズグラフィティⅫや青春の輝きなどを演奏されましたが、新型コロナウイルスの影響で3月から9月までの半年間の活動休止のブランクをものともしない演奏に多くの来場者は、吹奏楽及び亜細亜大学吹奏楽団のすばらしさを改めて実感した1日となりました。
また、新型コロナウイルス感染予防対策を講じながらの開催となりましたが、団員(学生)一人ひとりの意識の高さと細かいところまで行き届いた対策の徹底ぶり等が自然になされている姿を目の当たりにし、吹奏楽団スタッフの学生に対する日頃からの指導の賜物であると実感しました。
 
<プログラム>
 
1部「クラシックステージ」
 
ハンティンドン・セレブレーション   作曲;P.スパーク
 
万 霊 節              作曲:R.シュトラウス/編曲:A.O.デイヴィス
 
吹奏楽のための第一組曲        作曲:G.ホルスト/校訂:伊藤康英
 
2部 「ポップスステージ」
 
銀河鉄道999・宇宙戦艦ヤマト
( ジャパニーズ・グラフィティⅫ)   編曲:星出尚志
 
コンパス・オブ・ユア・ハート      作曲:A.メンケン/編曲:鈴木英史
 
青春の輝き               作曲:R.カーペンター他/編曲:森田一浩
 
Selections from Cats          作曲:A.ロイド=ウェバー/編曲:J.エドモンソン
 
 
<常任指揮者 大澤健一先生コメント>
本日無事にコンサートを終えることができました。これは偏に大学関係者の皆様のご理解とご協力のお陰でございます。深く感謝致します。
コロナウィルス感染予防を徹底し出演者、お客様、関係者の安全を最優先に行いました。ソーシャルディスタンスを保ち通常の半数の客席でしたが、暖かな拍手に包まれ、多くのご来場の皆様に喜んでいただけたコンサートになりました。
多くの困難を乗り越えてきた団員は、ほんとうに貴重な経験をさせて頂きました。
楽団の絆も深くなったように思います。
これからも、感染予防を徹底して新たなる活動を継続していく所存です。
 
<4年生(6名)から演奏会終わっての感想>
 
◇石川慶悟君
4年間の集大成として最後に定期演奏会を開催できたことをとても感謝しております。
昨年は主将として、皆をまとめていきましたが、今年は役職を3年生に引き継ぎ、私たちはより広い視野で周りを見る事ができたのでより定期演奏会に力を込める事ができました。
本当に4年間この亜細亜大学吹奏楽団で活動できたことを誇りに思います。
今年度はここで幕を閉じましたが、新たにスタートを切る亜細亜大学吹奏楽団をこれからも、何卒よろしくお願い致します。
 
◇山田健司君
4年間活動させていただきありがとうございました。
亜細亜大学吹奏楽団では副将と演奏会責任者を兼任させていただきました。部活内でのコミュニケーションやファミリーコンサートなどお越しいただいたお客様に楽しんでいただけるよう、企画して参りました。
このような状況の中でも活動させて頂くことができ、演奏会を無事行わせていただくことができました。
本当にありがとうございました。
 
◇角田芽衣理さん
吹奏楽団では、本業のオーボエに加えクラリネットを兼任したことや、ステージドリルでダンスの振付を担当したりなど、様々な経験をさせて頂きました。
この3年間は最高の思い出です。
本当にありがとうございました。
 
◇須崎麻衣さん
コロナ禍の中でも、沢山の方の応援のおかげで、定期演奏会を開催することができ、無事に終えることができたことが何より嬉しいです。4年間ありがとうございました。
 
◇星野杏香さん
4年間亜細亜大学吹奏楽団で様々な活動ができて楽しかったです。
演奏はもちろんですが、活動する中でステージドリルではドラムメジャーを経験したり、外部の方とやり取りをする渉外などこれからの社会に役立つような貴重な経験もさせていただきました。ありがとうございました。
 
◇丸山涼音さん
定期演奏会ではサックスソロを吹かせて頂いたり学生指揮者の集大成として1曲指揮を振ったりと貴重な経験をさせて頂きました。4年間大変なことも沢山ありましたがとても楽しかったです。
ありがとうございました。
 
<卒業生(OG)(今回の演奏会の司会)よりコメント>
 今回、当団体では初となる、コロナ禍での演奏会開催が決まり、嬉しい気持ちと心配な気持ちがありました。ですが、久しぶりに元気な姿で見ることのできた後輩達や卒業生に顔を合わせて会うことのができ、本当によい機会を貰えたなと、終演後改めて感じました。例年とは違う段取りではあったものの、後輩達の念入りな準備や対策、またそれを理解しようとする卒業生達の姿勢により、お客様にも大きな拍手を頂き定期演奏会を終える事が出来ました。
多くの方が、不安な気持ちや焦る気持ちを持ちながらも必死に準備した結果、私自身や学生達、またお客様とも楽しい時間を共に出来たことに感動しました。今後、先も見えない中ではありますが、今日のような日の事を忘れず、今後も頑張っていこうという勇気をもらいました。
本当にありがとうございました。