2021.08.29

総合

秦由加子氏メダル獲得は逃したが、見事6位入賞

2020東京パラリンピック に、2003年度本学国際関係学部・国際関係学科を卒業いたしました秦由加子(はた・ゆかこ)さん(キヤノンマーケティングジャパン・マーズフラッグ・ブリヂストン所属)が、28日早朝、東京・お台場海浜公園で行われた  運動機能障害PTS2(障害者トライアスロン)に出場し、6位入賞を果たしました。
 熱帯夜となった都心は、早朝から強い日差しで気温が上昇。そんな中、秦さんは、女子の運動機能障害PTS2というクラスで、1時間28分4秒で6位と好成績をおさめました。
 16年には、リオデジャネイロ・パラリンピックに初出場し、日本選手最高の6位という実績があります。
 秦さんは、「1つでも上の順位をと思っていましたが、世界は強かったです。一緒に戦った選手たちに感謝したいです」などと、話していました。
 「練習の成果がしっかり発揮できたと思います」と、得意なスイムではトップに立ちました。その後も、順位は落としましたが、世界の強豪相手に、ずっと上位争いを展開してくれました。
 秦さんは日本代表という日の丸を背負っての大きなプレッシャーを抱えながら練習の成果を充分に発揮していただき、日本国民をはじめ本学関係者 にしっかりと存在感を示すなど、たくましい姿は、応援していた人々を、本当に誇らしい気持ちと大きな夢を与えてくれました。本当にお疲れさまでした。感動をありがとうございます!という言葉を心から送りたいと思いました。
 今回、秦さんの取材を担当してくれたマスコミの方から「亜細亜大学のスポーツの強さがわかったような気がします。卒業しているにも関わらず大学全体でパラリンピアンを応援しようという姿勢は本当に素晴らしい大学だと感じました」とうれしいお言葉をいただきました。

今回、観戦いただいた方は感じたと思います。あれだけの障害を抱えながら、あきらめず努力をすることで、これだけの成果をあげられるのだと本当に勉強になる1日でありました。